「Stellaris」開発日記#223――3.1「レム」アップデートのリリース日とパッチノート

「Stellaris」の開発日記#223が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は3.1「レム」アップデートのリリース日とパッチノートについて。3.1「レム」リリース前の開発日記です。

前回：開発日記#221――バランスとプレイしやすさの改善

開発日記#222は「レム」アップデートでのMod開発に関する内容についての記事となっていますが、当サイトでは記事にしてご紹介していません。

開発日記

開発日記#223は、3.1「レム」アップデートのリリース日とパッチノートについて。

• SF作家スタニスワフ・レムにちなんで名付けられた3.1「レム」アップデートが9月14日にリリースされることをお知らせでき、私たちはうれしく思う。このパッチはスタニスワフ・レム生誕100周年を記念して「レム」と名付けた。
• これはthe Custodianチームによる最初のリリースであり、the Custodianチームのリリースがどのようなものであるかについて作業し、反復し、定義していくときに興味深い経験となるに違いない。将来の期待に向けて、今回のリリースについてもう少し詳しく述べておきたい。
• 今回のアップデートは膨大な量のチェンジログからもわかるように、長い期間作業してきたものだが、the Custodianチームによる今後のアップデートはこれほど内容のあるものにはならない可能性が高い。私たちが達成しようとしているのは（the Custodianイニシアティブについて最初にアナウンスしたときに述べたように）より小さなリリースをより頻繁に行うことだ。したがって、私たちが最初のリリースを行った今、次のリリースは約3か月後を目標としている。期間が短いということはリリースも小さなものになるということだ。
• しかし、私（注：StellarisプロデューサーのObidobi氏）これを喜ばしいことだと考えている。リリース間隔が6か月もないということは、それだけ早くなにかを行うことができ、コミュニティからのフィードバックにもより対応しやすくなる。

• 3.1「レム」の機能に関する動画はこちら。
• チームは今回のリリースに心血を注いでおり、今後もそうしていくことをお約束する。3.1のパッチノートは以下のとおり。

以下では主な機能に関する部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。各項目で関連する開発日記があるものにはリンクをつけています。

• 過去のDLCの改良
  • Plantoids Species Pack
    • 国是「美しい開花（Idyllic Bloom）」を追加。Plantoids・Fungoidsで利用でき、ガイア型惑星に変化させることができる。
    • Plantoid・Fungoid向けの種族特性「光栄養（Phototrophic）」「放射線栄養（Radiotrophic）」「出芽（Budding）」を追加。
    • すべての政体向けの国是「触媒処理（Catalytic Processing）」を追加。
    • あらかじめ作成されている帝国「Maweer Caretakers」は「Inward Perfection」の代わりに「美しい開花」を使用する。
    • Plantoids Species PackがあるとNu-Baolに特性「光栄養」が付与される。
    • Plantoids Species PackがあるとNivlacに特性「放射線栄養」が付与される。
  • Humanoids Species Pack
    • 国是「優れた創造者（Masterful Crafters）」「快楽追求者（Pleasure Seekers）」、起源「クローンの軍隊（Clone Army）」を追加。
  • Synthetic Dawn
    • 独善的な奉仕機械（Rogue Servitors）はアセンションパーク「アーコロジー計画」を取得できるようになり、また遺物惑星をエキュメノポリスに復元できるようになった。
    • 独善的な奉仕機械が所有するエキュメノポリスはバイオトロフィーが居住する聖域アーコロジー（Sanctuary Arcologies）を持つようになった。
  • Apocalypse
    • 伝統ツリー「不屈（Unyielding）」を追加。
  • MegaCorp
    • 暴力的カルト（Subversive Cults）は繁栄の神殿（the Temple of Prosperity）を利用できなくなり、かわりに反体制の殿堂（Subversive Shrine）を設立できる。
  • Ancient Relics
    • Ancient Relics向けに3つの新たな発掘地点を追加。
  • Lithoids Species Pack
    • 特定のLithoid帝国向けにアノマリー連鎖イベント「the Rock Brain」を拡張。
  • Necroids Species Pack
    • 国是「Reanimated Armies」は「Reanimators」と名称が変わり、その帝国は特に生物のリヴァイアサン（Biological Leviathans）を生き返らせることができるようになった。
    • 集合意識でも起源「Necrophage」が利用できるようになった。
  • Nemesis
    • 伝統ツリー「策略（Subterfuge）」を追加。
• 選択可能な伝統
  • 伝統インターフェースを見直し、伝統ツリーを選択制にした。帝国は7つ以上の伝統ツリーにアクセスできるようになった（有効化できる伝統ツリーは依然として7つのまま）。
  • 伝統ツリー「適応（Adaptability）」「同期（Synchronicity）」「汎用性（Versatility）」は置き換えられるものではなく独立のものとなった。
  • 伝統ツリー「外交（Diplomacy）」と「適応」は相互排他ではなく、ほぼすべての帝国で利用できるものになった。
  • 新たな伝統ツリー「商業（Mercantile）」をベースゲームに追加。
• その他
  • アルファケンタウリの星系レイアウトをより科学的に正確なものに更新。
  • 星系「the Sea of Consciousness」のビジュアルを更新。
  • 特定のモジュールを必要とする星系基地建造物の建設を、必要とするモジュールの完成前にキューに入れることができるようにした（Offworld Trading Companyのように）。
  • 食糧を食べる宇宙生まれ（Void Dwellers）の帝国は100の備蓄を持った状態でスタートする。
  • ベースゲームに2つの新たな発掘地点を追加。

次回：開発日記#224――「レム」は出た、次はなに？

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