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「Crusader Kings III」開発日記#63――1.4.0「Azure」パッチノート

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#63が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.4.0「Azure」パッチノートについて。1.4「Azure」パッチリリース時の開発日記です。

前回:開発日記#62――解き放たれたMonarch’s Journey


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開発日記

開発日記#63は、1.4.0「Azure」パッチノートについて。

  • 前回の開発日記からすべてが順調に進んだので、約束したとおり本日パッチをリリースする(注:記事執筆時点で既にリリース済み)。このパッチには新機能、新イベント、バランスの改善、AIの改善、Modに関する改善コミュニティから報告されたバグの修正が含まれている。
  • これまで「Azure」パッチについて述べてきたことを思い出すためには、以下の開発日記をチェックしてほしい。

#55――Modに関する改良

#57――波乱に富んだ夏

#58――特性の伸長

#59――ファンタスティック・プリセットとセーブの場所

#60――戦争のコスト

#62――解き放たれたMonarch’s Journey

チェンジログ

  • 過去の開発日記で述べられたものに加えて、主要な変更点をいくつかご紹介する。

派閥の振る舞い

  • Azureでは派閥の振る舞いを変更し、領主の体験において派閥がより現実的でより影響の大きいものになるようにした。新たな振る舞いに対するみなさんからのフィードバックを楽しみにしている。私たちの意図はCK3の体験を中世の領主の政治的ジレンマに満ちた複雑な人生に集中させることだ。

バグ修正

  • 私たちはフォーラムで報告された問題の修正に注力しているため、バグに関する投稿とみなさんがもっとも重要と思うものへの反応で引き続き私たちを手助けしていただきたい。これは修正の優先順位付けの助けになる。

マルチプレイオープンベータ

  • 本日のリリース後すぐに、アップデートされたマルチプレイのオープンベータをSteamで行う予定だ。このオープンベータはAzureと同じ機能を持つが、ネットワークの安定性の改善が含まれており、そのテストにはみなさんのご協力が必要だ。詳細はオープンベータ専用のサブフォーラムで確認できる。
  • 次の数週間はRoyal Courtの詳細をお伝えする。Royal Courtはグラフィックがリッチな拡張へと成長している。

以下ではパッチノートの主な機能に関する部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。

  • ゲームルールのプリセットを作成できるようになった。最後の設定が今後のゲームでもデフォルトで使用される。
  • キャラクター検索のプリセットが作成できるようになった。ただし、動的なオブジェクト(カスタム教派(Faiths)、家系(Dynasties)、家(Houses))は保存されない。
  • 常備軍(Men at arms)を徴募兵(levies)とは別に召集できるようになった。
  • ゲーム開始時に収入に応じて適切な数の常備軍を持っているようになった。領地を得ると、新たに領地を得た領主も常備軍を持つ。
  • holdingsの動的な守備兵が導入された。攻城戦に勝利すると守備兵は最小値に設定され、最大になるまで毎月守備兵が補充される。補充率はholdingをアップグレードすることで改善される。
  • Monarch’s Journeyの見た目に関するアイテムをすべてのプレイヤーに開放した。
  • 新たなライフスタイルイベントを追加。
    • Learning:Scholarshipにひとつ。
    • Martial:Strategyにひとつ。
    • Martial:Authorityに連鎖イベントをひとつ。
  • 子供向けアクティビティ「Meet Peers」を追加。子供たちが他の子供たちとの関係を築き、予期せぬ状況から学ぶことがある。子供時代を多様にする多くのイベントがあり、自分の運命を左右できる。
  • 一部の特性で新たな行動と決断(decisions)を利用できる。
    • 気まぐれ(Arbitrary):威信(prestige)を支払い、圧政度(Tyranny)を獲得することでフック(hook)を取り除くことができる。
    • 嘘つき(Deceitful):ストレスレベル1を超えているとき、進行中の敵対的策略(hostile schemes)を改善する決断を行える。
    • 勤勉(Diligent):ストレスと引き換えに首都の開発度(development)を上昇させる決断を行える。
    • 寛大(Forgiving):フックを消費してストレスを減らし、評価を得る。
    • せっかち(Impatient):ストレスレベル1を超えているとき、進行中のすべての策略を直ちに進捗させる決断を行える。
    • 執念深い(Vengeful):パークをアンロックすることなしに宿敵に対するフックを捏造する決断を行える。
    • 激情家(Wrathful):刑罰を強制するために犯罪者と決闘できる。
    • 短気(Irritable):ストレスレベル1を超えているとき、望む相手と決闘できる。これによって畏怖(Dread)と圧政度を得る。
なお、アップデート後も以前のバージョンで遊びたい場合はSteamのライブラリからタイトルを右クリック→プロパティ→ベータからプルダウンメニューでバージョンを切り替えることができます。

1.3.1のセーブデータを1.4.0でロードすると守備兵がゼロになったままになるという問題があるようです(コメントにて教えていただきました。ありがとうございます)。これについては既に調査中であるとのこと。


次回:開発日記#64――文化は永遠

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コメント

  1. 旧バージョンのセーブデータをロードすると要塞の守備隊が0で固定されるバグが発生しているようです。

    • 記事に追記しました。ありがとうございます。

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