今回からの面白そうなゲームまとめは「あのゲームは今……」ということで、これまでこのシリーズで取り上げてきたゲームがその後どうなったのかをご紹介していきます。今回は「Kickstarterで面白そうなゲームまとめ 2015年6月28日号」「Steam Greenlightで面白そうなゲームまとめ 6月29日号」「同7月21日号」で取り上げたゲームのその後について。
Kickstarterで面白そうなゲームまとめ 2015年6月28日号
記念すべきシリーズ最初の記事では、PCゲームから「Galaxy Heist」「Diluvion」の2本、ボードゲームから「DEAL」「Spheres of Influence」の2本の計4タイトルを紹介しました。
各タイトルの内容については元記事をご覧ください。
Galaxy Heist
スペースコンバットシム+FPSというゲーム。記事にしてから1か月後にはファンディングに失敗していたことを追記しましたが、公式サイトを見るとまだ開発が続けられているようです。少なくともYouTubeには2016年11月に動画がアップされています。
ただ、Steam Greenlightのページは2015年6月以降更新されていないようですし、発売される見通しは高くなさそうですね……。
Diluvion
潜水艦で海中を探検するというゲーム。2015年7月に目標額の126%を集めてファンディングに成功したということは追記していましたが、その後順調に開発され、2017年2月3日に無事Steamで発売されています。評価は記事執筆時点で「ほぼ好評」、日本語のレビューもついています。
最初に記事にしたときはファンディングが終わったら1年くらいで出るんじゃないかと思いましたが、意外にも今年に入ってからのリリースだったのですね。
DEAL
ドラッグの流通を通じて最も尊敬されるマフィアのボスを目指すボードゲームです。記事にした時点で既にファンディングに成功していました。公式サイトはこちら。
既に発売されており、公式サイトのショップページから購入すると本体50ユーロ+日本までの送料27ユーロ=計77ユーロ(記事執筆時点のレート1ユーロ=117.20円で約9,025円)で購入できるとのこと。台湾までなら送料は13ユーロなのに日本まではその倍という……。
Spheres of Influence
世界を股にかけた戦略シミュレーションボードゲームです。こちらも2015年7月時点でファンディングに成功し、無事に発売されています。公式サイトはこちら。
公式サイトのショップページから購入できるのはどうやらアメリカ国内のみで海外発送はしていないようですが、Amazon.comから49.99ドル+送料で購入できるようです。
Steam Greenlightで面白そうなゲームまとめ 6月29日号
Kickstarterで記事を書いた後に「そういえばSteam Greenlightでも同じようなことができるのでは?」と書き始めたのがこちらの記事。
「Gladiators Online」「Fishing Planet」「Industry Transporters」「Boyfriend Stealer」の4作を紹介しましたが、「Fishing Planet」は無事にリリースされ個別の紹介記事を書きましたし、「Boyfriend Stealer」はどうやら開発が放棄されたようですので、「Gladiators Online」「Industry Transporters」の2作のその後についてご紹介します。
各タイトルの内容については元記事をご覧ください。
Gladiators Online: Death Before Dishonor
古代ローマの剣闘士を戦わせるという無料オンラインゲーム。2015年11月5日に無事にSteamでリリースされたようですが、操作性の悪さやPay 2 Win(勝つためには課金が必要)だという批判がなされており、評価は「賛否両論」となっています。
開発時にはFree 2 Win(無課金でも勝つことができる)を標榜していたのにPay 2 Winになってしまったというのは残念ですね。
Industry Transporters
モノを運ぶ経営シミュレーションゲームです。2015年9月1日にSteamで早期アクセスゲームとしてリリース(980円)されています。記事執筆時点では2016年10月23日が最終更新。約半年放置ということは、正式発売はないと見てよさそうです。
Steam Greenlightで面白そうなゲームまとめ 7月21日号
この記事では「Planetbase」「BunkerSIM」「Wellington’s Victory」「The Viceroy」の4本をご紹介しました。
各タイトルの内容については元記事をご覧ください。
Planetbase
宇宙版「Banished」のような箱庭ゲームです。2015年10月16日にSteamでリリース(1,980円)されており、日本語化MODも存在するからか日本語のレビューもたくさんついています。
なお、Automatonにて詳しい記事が出ていましたので、こちらも合わせてご覧ください。
BunkerSIM
核シェルター運営シミュレーションゲーム。2016年11月にお知らせが更新されたようですが、それ以来音沙汰がない模様。開発が放棄されてしまったようです。
Wellington’s Victory
ナポレオン時代をベースにしたヘックス型の戦術シミュレーションゲームです。最後に確認した時点で既に公式サイトでは発売されており、あとはSteamでリリースされるかどうかというところでしたが、結局Steamでの販売はされないようです。
公式サイトを見ると、iOS向けにしか販売されていない模様。
The Viceroy
ターンベース宇宙戦略シミュレーションゲームです。私が前回確認した2015年10月時点では発売を確認できなかったのですが、2015年7月28日にSteamで発売していたとのこと。1,980円。
評価は「ほぼ好評」と上々のようです。レビューを見ると経済について評価するものが多め。
この開発元は2017年4月1日に新作「After the Empire」をリリースしており、こちらもまた面白そうな感じがぷんぷんします。
こうして見てみると、あまり見る目がないといいますか、きちんと発売されないゲームをけっこう引き当てているのがわかりますね……。
ただ、「Diluvion」「Planetbase」「The Viceroy」の3本はピックアップした中でも当たりだったようで、そこはうれしいところですし、なんとか自分でも買ってプレイしてみたいところです。
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