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「Hearts of Iron IV」プレイ日記:史実どおりっぽい日中戦争日本プレイ 第4回(最終回)

HoI4 その他

「Hearts of Iron IV」の日本向け自作Mod「Japan Historical Improvement」で史実どおりっぽく日中戦争をプレイしていきます。今回は武漢を攻略したところから。

前回:史実どおりっぽい日中戦争日本プレイ 第3回

第1回はこちら。


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前回の振り返り

前回は武漢を攻略して大陸中央部における兵站線を確保したところまで。今回は現在の武漢―寧波のラインを長沙―広州のラインまで前進させることを目指しますが、一方で重慶まで急進するべきではないかとも思っており、方針を決めかねています。重慶まで急進撃したところで結局は地方軍閥とも戦わなければならないわけですから、やはり中国南部の占領を進めていくことでいいとは思うのですが、時間はかかります。

中国南部の占領(41年1月~)

予定どおり中国南部の山岳部を進攻していきますが、兵站拠点が沿岸部の港しかないために中華民国側の補給が悪く、熱したナイフでバターを切るような楽な戦闘が続きます。上の画像は1月末に浙江省で大規模包囲に成功した図。2月上旬までの戦いで10万人以上の兵力を無力化できました。

3月下旬までに武漢―福州のラインへ進出。中国南部作戦は非常に順調に進行しています。敵の補給が貧弱である一方で、こちらは複数の補給ハブから補給を得られる状況を作ることができており、兵站の重要性が再認識される戦いと言えましょう。

協力政府の準備(41年3月)

レジスタンスがまさしく「猖獗を極める」状況となっているため、少し無理をして協力政府の準備を進めていきます。民需工場13を60日というのはなかなか大きな負担ですが、毎日レジスタンスにインフラや工場を破壊される状況はさすがに放置できません。

広州攻略作戦(41年6月~)

6月までに江西省・福建省をほぼ平定。中旬には一挙に広西軍閥の大都市・広州を急襲し、大包囲を形成する作戦を計画します。特殊作戦軍(旧機甲軍)は今や4個山岳師団・2個海兵師団も保有しており、急襲作戦に死角はないはずです。

広西軍閥支配地域北側の補給ハブがあるプロヴィンスで頑強な抵抗に遭い、一時は作戦成功が危ぶまれましたが、暗号解読ボーナスなどを使ってどうにか突破に成功。7月中旬には広州を攻略し、中国南部に大包囲を形成することができました。

7月末までにこの大包囲内の敵殲滅に成功し、合計で20万人超の中国軍を無力化することに成功。日中戦争全体にとっても大きなプラスとなったことでしょう。

協力政府の準備成功(41年8月)

8月、協力政府設立準備に成功。

協力度が30%に上昇し、占領地警備の負担が少し軽くなりました。

最終的に暫定政府樹立ができるまで協力政府の準備を進めていきますが、必要な物資や民需工場数は徐々に増えていきます。負担ではありますが、レジスタンス抑制のためにやってもよいでしょう。ただ、充分な民需工場があればレジスタンスによる建造物被害はすぐに修理できるので、協力政府の準備を進めるかどうかの判断は難しいところでもあります。

戦線全体の西進(41年8月~)

大包囲によって大きな兵力を失った中国側の抵抗が弱まり、9月には大陸中央部の大都市にして補給上の要地である長沙・常徳を攻略。

11月にはさらに北上して山西軍閥の中心地である太原を攻略。41年中に前線に配備された山岳師団が活躍しています。

12月中旬には重慶までの最寄りの補給ハブがある西安を攻略。中華民国は恐ろしいことに常徳・西安から西には鉄道がなく、重慶攻略は補給面で困難が伴いそうです……。

1942年初頭の戦況

42年初頭の戦況はこのとおり。12月末~1月上旬に山西軍閥領域北部で攻勢をかけて山西軍閥・中国共産党支配領域を三方から囲んだ状態となっていますが、補給状況が悪いため維持できるかは不透明です。

こちらは41年初頭の戦況。これと比べると、まずまずの速度で占領地を拡大できているのではないでしょうか。しかしここからさらに内陸部は鉄道がなく、鉄道を敷きつつ戦うことになるため、これまでのような速度は出ないでしょう。

とはいえ、重慶を攻略して日中戦争を終結させることができる見通しは立ちつつあります。もしかすると42年中に終戦まで持っていけるかもしれません。

戦争の概況はこのとおり。中華民国は勝利点の29%を保有しており、降伏する勝利点は協力政府によって5%→14%まで上昇しています。このまま協力政府の準備を進めて降伏する勝利点を引き上げることで降伏させることができる可能性も出てきています。

兵力面では日本側167個師団に対して中国側は最小で154個師団と、徐々に逆転しつつあります。41年の戦闘では大規模包囲作戦に複数回成功し、中国側の兵力を200万人近く無力化していることが奏功しているようです。

損害を見ると日本側はおよそ10万人と小さくはありませんが、中国側は430万人で損害比率は1:40に拡大。

なお、国家方針「仏印進駐」が利用可能になっていますが、どうやらこのまま押し切れそうなのと、仏領インドシナ国境に新たな戦線ができてそちらに兵力を取られたくないという理由で、これは進めていません。

42年の作戦としては、中部・南部では戦線を進めて重慶攻略を目指します。42年中に戦争終結に持っていければいいですが、果たしてどうなるか。

北部では、現在は大きく湾曲している戦線を西北三馬軍閥領域近くまで押し出し、戦線維持に必要な兵力を節約して中部・南部の重慶攻略を支援します。

山西軍閥降伏とインドシナ(42年2月)

南北で前進を進める中、2月上旬に山西軍閥が降伏。

2月下旬にはなぜか中国共産党がフランスにインドシナを要求。国家方針によるもののようです。

西進の継続(42年2月~)

その間にも西進を継続し、4月に北部では中国共産党支配地域の制圧に取り掛かっています。

南部では広西軍閥の本拠地・南寧近郊まで一挙に進出。しかしこのあたりも補給状況が極めて悪く、力攻めは回避してゆっくり戦線を西に進めていきます。

2回目の協力政府の準備作戦を完了し、中華民国は既に降伏半歩手前というところまで追いつめられています。重慶を攻略するまでもなく、他のVPがあるプロヴィンスを占領すれば降伏しそうにも思えますが……。

6月には本拠地・延安を失った中国共産党が降伏。

そして……。

中華民国の降伏(42年)

1942年7月6日、中国共産党が降伏したことを受けてか、遂に中華民国と蒋介石が降伏。1937年7月の盧溝橋事件からまる5年にも及ぶ長い戦いが終わりました。

日本政府は中国全土を併合。

しかし日本が広大な中国全土を統治するのは現実的ではありません。

そこで、日本に融和的だった中国国民党の政治家・汪兆銘を主席とした中華民国国民政府を樹立。かくして5年に及んだ日中戦争は幕を閉じました。

あっ……。

感想戦

最終的な日本陸軍の戦力は、満州国などからの遠征軍を除いて112個師団。うち歩兵師団99個、自動車化歩兵師団4個、山岳師団4個、戦車師団2個、海兵師団2個、近衛師団1個でした。

200個師団くらい必要かと考えていましたが、戦争後半は前半から中華民国軍の兵力を包囲殲滅し続けたことが奏功してか、かなり楽に戦えていました。あるいは、今回のプレイでは陸軍技術の開発を最優先したため、技術的に優位に戦えたというのも大きいかもしれません。

戦争の進め方

今回は最初に北部で攻勢をかけましたが、中国国内の工場配置を考えると、最初は上海~安徽省くらいまでの拡大を優先したほうがいいかもしれません。北部国境付近には工場がほとんどなく、早くに占領する意味があまり大きくないように感じました。

こちらのコトバンクの記事には37~40年の各年末の日本軍進出範囲の図が掲載されていますが、普通にプレイしているとゲーム内でもこの史実の戦況図のように戦争を進めたくなります。パラド社による中国のVPや鉄道の設定はよくできています。

研究や資源の配分

上に書いたように今回のプレイでは陸軍技術の開発を最優先し、生産のための資源や燃料もすべて日中戦争を最優先してやっと42年7月に勝利していますが、史実どおりの日米開戦を期して海軍技術の開発や艦船建造も進めるとなると、もっと戦争の進展はゆっくりとしたものになっていたでしょう。さらに、史実どおり41年12月に日米開戦となると、ゲーム内でももはや日中戦争の終結は不可能だったのではないかと感じられます。

Modのバランス

本Mod「Japan Historical Improvement」では史実のような結果になるバランスを目指しているので、このような困難なバランスになっているのはまさに設計どおりですが、今回プレイしてみてちょっとしんどすぎるかもしれないなと思いました。中華民国側の初期戦力を調整するなど、バランス取りが必要かもしれません。

今回はやりませんでしたが、日米戦についてもアメリカの初期戦力のバニラからの見直しなどはまだやっていないので、こうしたことも含めて総合的に考えることがまだまだ多そうです。


前回のHoI4プレイ動画は打ち切りエンドだったので無事に完結できるか心配していましたが、なんとか完走できて安心しています。最後までご覧いただきありがとうございました。本プレイ日記がHoI4バージョン1.11の面白さを少しでも伝えられていることを祈りますし、本プレイ日記を楽しんでいただけたならうれしく思います。

なお、本プレイ日記で使用した「Japan Historical Improvement[JP]」の1.11対応版公開は、本体の1.11アップデートが落ち着いた後を予定しています。今しばらくお待ちいただければと思います。

コメント

  1. 面白く読ませていただきました。
    今回のバージョンまで開戦前はこの都市まで進出する…などと決めていながらも、結局平押しになっていましたが、鉄道線路の遮断等の小目標ができたことで深みと面白さが加わったと思います。
    あとは独立させるときの領土を決められるようにしてほしいですよね……

    • お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたようでうれしいです。
      独立させるときの領土については本当に選べるようになってほしいですね……。今後のロードマップで講和交渉を見直すという話は出ていましたが、それに合わせて(もちろんそうでなくてもいいですが)なにか変化があるとありがたいですね。

  2. 講和会議で傀儡にせず、戦後に傀儡開放したのには何か理由が有りますか?

    • 軍閥も含めて満州国以外の中国全土を1か国として従属国にしたかったためです。もしかすると講和会議でもそのようにできるのかもしれませんが……。

  3. 1ターン目に1地区で傀儡を作ると(全領土を1度選択してから1つだけ外す)2ターン目からその傀儡に領土を取らせられるので、可能ではないでしょうか

    • それだと今回のように台湾も持っていかれることがなさそうですし、そちらのほうがよさそうですね。ありがとうございます。

  4. 最後は協力政府の力もあって何とかギリギリ押しきった感じですね。これで南方やアメリカとも史実開戦していたらと考えると…。
    もし重慶も落とさなければならなかったら、首都の補給補正+川向こう+こちらは捕球切れの三重苦でかなり苦戦したかもですね。
    NSBは補給もそうですが、戦車デザイナーで遅いけど装甲の厚い軽戦車を作って捜索連隊みたいな運用が出来たり、将校団でお気に入りの将軍を育てて天才の参謀にしたりと、ロールプレイ的な遊びの幅も増えた気がします。
    何にせよ、完走お疲れ様でした。

    • 終盤は民需工場に余裕があったので、レジスタンスに壊されたそばから修理できるという状態ではありましたが、協力政府の効果でレジスタンスの影響が軽減されたのは確かに大きかったですね。
      記事にはありませんが情報録で敵戦力をちょこちょこ確認してもいたので、そちらの意味でもLaRの機能にはだいぶお世話になりました。

      > ロールプレイ的な遊びの幅も増えた
      師団編制などでも大幅に自由度が高まったと感じますし、おっしゃるようにこういう面もいろいろと配慮されているということなのでしょうね。

      最後までご覧いただきありがとうございました。

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