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「Stellaris」開発日記#208――「Nemesis」のパッチノート

Stellaris 開発日記

Stellaris」の開発日記#208が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は3.0「ディック」+拡張「Nemesis」パッチノートについて。3.0「ディック」+拡張「Nemesis」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記#206――Nemesisのディレクション

前バージョン:2.8.1正式版

#207については前回の記事をご覧ください。


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開発日記

開発日記#208は、3.0「ディック」+拡張「Nemesis」パッチノートについて。

  • 今回はもちろんチェンジログもご紹介するが、私たちが最近の大型リリースをどのように扱ってきたか、特に「Nemesis」でどうなっているかについても少し述べたい。私たちをフォローしてくださっているみなさんは、「Federations」以降は私たちがリリース日より前からメジャーリリースの最初のパッチに関する作業を始めていることをご存じだろう(なぜこのようなことをしているのか興味がある方はこちらをお読みいただきたい)。
  • 「Nemesis」でも同様だが、現在作業中のパッチははテスト中のため、含まれるものやみなさんが利用できるようになる時期はまだ明かせない。ビルドに自信が持てるようになり次第お知らせする予定だ。

  • 拡張の機能の概要をまとめた動画も公開した。ぜひご覧いただきたい!

パッチノート

以下では拡張・パッチの主要部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッド、および日本語Wikiの該当ページをご覧ください。また、見出しには関連する開発日記についての記事へのリンクをつけていますので、こちらもあわせてご覧ください。

  • 拡張「Nemesis」の内容
    • 諜報作戦(Espionage Operations)
      他帝国において使節(envoys)が築いた諜報網(Spy Networks)を利用し、秘密作戦を実施して技術の奪取、アセットの獲得、星系基地の破壊工作などを行う。
    • 危機になる
      新たなアセンションパーク「Become the Crisis」で帝国を破壊の道へと導ける。銀河でもっとも強力な艦船で構成された艦隊を作り上げ、あらゆる手段を講じて現実のベールを打ち破ることで我が道を行くのだ。
    • 銀河の守護者(Galactic Custodian)/銀河皇帝(Galactic Emperor)
      銀河に存在する悪から銀河を救おう。プレイヤーは銀河が直面するあらゆる危機に対してプレイヤーを強化する権限を与えられた、銀河コミュニティの守護者に選任されることがある。そしてひとたび危機が去れば、プレイヤーはその権限を放棄することも、あるいはそうしないこともできる。
    • (その他)
      新たな堂々たる「Imperial Ship set」。
      3曲の新たな楽曲。
    • (実績)
      新たに追加された10個のSteam実績で、プレイヤーの邪悪な側面を見せつけよう。
  • 無料の3.0.0「ディック」の機能
    • 情報ファーストコンタクトの見直し)
      「ディック」パッチでは諜報活動とファーストコンタクトが全面的に見直された。帝国は外交官として使節を送って他の帝国とのファーストコンタクトを開始し、関係構築からその帝国の情報収集まで行う。
    • 諜報と諜報網
      他の帝国に使節を送って諜報網を構築し、情報を収集する。
    • 経済と人口の見直し
      • (建設スロット)
        • 建物スロットは都市・Hive・Nexus区域建設や惑星首都建造物のアップグレードによる入植地インフラの拡張を通じてアンロックされるようになった(注意:軌道上居住地の居住区域はそうではない。軌道上居住地の建設スロットはアセンションパーク「宇宙育ち(Voidborne)」で獲得できる)。国是「機能的建築様式(Functional Architecture)」でも建設スロットを1つ獲得できる。
        • エキュメノポリス、リングワールド、Hive Worlds、機械惑星はすべての建物スロットが建設可能な状態でスタートする。
        • 支社の建設スロットは惑星首都建造物のアップグレードと進出先帝国が伝統「Insider Trading」を持っていることでアンロックされる。
        • いくつかの技術は「インフラ」のゲートウェイ技術としてのフラグがつけられている。
      • (工業区域(Industrial Districts))
        • 合金と消費財は民需工場と合金工場ではなく工業区域で生産されるようになった。特化区域(Specialized districts)はエキュメノポリスに残る。
        • 建造物「民需工場」「合金工場」は工業区域に消費財や合金を生産する職業枠を追加し、相互排他で惑星固有のものだ(どちらもエキュメノポリスに建設できる)。
        • 開発構想「精練惑星」「工業惑星」(軌道上居住地でこれに対応するものも含む)は可能であれば工業区域ごとに消費財から合金へ(あるいはその逆)職業枠を1つ変動させる。
      • (Popの増加と製造)
        • 生物Popの増加は惑星上のPop数と惑星の理論上の収容力を元にした成長カーブに従うようになった。Popの増加は通常の基準値から始まるが、人口の増加に伴って速度が上がり、最終的には惑星がいっぱいになるのにしたがって速度が低下していく。惑星全体の収容力は主にその惑星にある住居合計に基づき、これに惑星クラスに基づいた未建設でブロックされていない区域も考慮する。これは惑星サイズのツールチップで見ることができる。
        • 新たなPopを生み出すのに必要なPopの増加・製造量は帝国内のPop総数に合わせて増加する。製造の基準値も調整された。こうした変更の結果として、ゲーム終盤の予測されるPop数は以前より大幅に減少した。
        • 新たな入植地は明白なPop増加ペナルティを受けなくなった。基本となる開発構想「入植地」は安定度、快適度、(通常帝国では)幸福度が増加する。
        • 繁殖プール(Spawning Pools)とクローンカプセル(Cloning Vats)はPop増加率の補正ではなく有機生命体Popを製造するようになった。
        • 人口過剰の惑星は低レベルの人口過剰でPopの生成が停止する。
      • (その他)
        • 手動移住UIの見直し。
        • ゲームの生活の質向上のため、自動研究機能を追加。
        • 戦争終結時に帝国が滅ぼされた場合の外交メッセージを追加。
        • 銀河コミュニティ/銀河帝国で構成国の加入・脱退があったときの通知を追加。
        • ゲーム設定画面に終盤の危機を選択するオプションを追加。
        • 入植メニューにフィルターを追加し、主要種族だけを表示できるようにした。
        • 画面端にカーソルをやったときにカメラが移動するのをオフにできるようにした。
        • 派閥に関連した入植地の連鎖イベント「明白なる天命(Manifesti Destiny)」が非ゲシュタルト帝国で発生するようになった。
        • 使節に関するイベントを10個程度追加。

質疑応答

Q1:惑星の収容力について、機械や集合意識はそれぞれの住民にとって大きな収容力がある?

A1:機械は収容力を使用しない。収容力はすべて有機生命体の増加にのみ影響し、製造には影響しないからだ。Hive Worldsは必要なら完全に馬鹿げた量の収容力を持ち得る。というのは、巣窟区域(hive districts)は膨大な量の住居をもたらすためだ(さらに繁殖プールでPopを製造する)。また、集合意識は未開発の区域からの収容力にガイア型惑星の値を使用する。


次回(次バージョン):開発日記#209――パッチノートの襲来

 

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コメント

  1. 入植したてのPopぺな消えて自動研究も追加か、ありがたい

  2. 翻訳乙です

  3. さすがに2.x時代にあった根本からのシステム変更はないみたいで安心
    現状の仕様でほぼ固まったのかな

  4. 要するに、人口増やすなら住居余ってても都市区域ブッパすればいいって事でok?

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