島を開発していく資源管理・工場シミュレーションゲーム「産業キャプテン (Captain of Industry)」の縛りプレイ記録第3回。今回は5~8年目。
前回:縛りプレイ記録 第2回
5年目
前回4年目から石灰石鉱山周辺の施設を建設し始めていますが、5年目になってもまだレンガ工場は未完成。
廃墟となった通信局の資材をすべて使い切ったことで溶融鉄の原材料は鉄屑から鉄鉱石に変わりましたが、その鉄鉱石の採掘量が全然足りていないため、石灰石鉱山に配備して石灰石を採掘させる予定だった2台目の小型ショベルカーを急遽鉄鉱山に配備しています。それでも溶融鉄の原料は足りておらず、鉄板の生産量が産業の制約条件になってしまっています。鉄鉱石による製鉄が主になったことと建設中のレンガ工場でも石炭を使うことから2棟目の炭窯も建設しましたが、これによって木材の消費量が増え、木材と鉄屑の短期取引も難しくなってしまっています。
このあたりから自力で銅板を生産できるようになるまでの時期は、とにかく物が足りなくて経済運営が苦しい時期です。
6年目
6年目になってようやくレンガ工場は完成しましたが、2台目の小型ショベルカーは鉄鉱山に配属してしまったので、3台目を生産。タイミングをうまく合わせることができていません……。
現時点ではレンガ工場(画面右下の青い雨水収集施設のあたり)まで石炭を運ぶために画面中央の山と砂丘をぐるっと半周する必要があり、また炭窯で生産される分だけではこの先石炭が不足することも予想されるため、レンガ工場の次は鉄鉱山からさらに北東の炭鉱に採掘管制塔と鉱石選別施設を建設することにします。
レンガ工場と生産ラインの間の資源の行き来は土を投棄して作っている坂道が完成すれば相当なショートカットになるのですが、完成まで先は長そうです。
なお、鉄鉱石の採掘は小型ショベルカー2台では全然足りておらず、依然として鉄板生産は滞ったままです。採掘量が単純に足りないというのもありますが、まだ給油所がないために小型ショベルカーがわざわざ自力で給油しに行く必要があるという問題もあります。
この頃になると「建設II」の先の技術も研究が進んでいます。ただし建設部品IIの生産はまだ始まっていないため、最初は「輪作」→「野菜栽培」と、建設部品IIを使わなくても恩恵が得られる技術を研究しています。
7年目
ようやく石灰石鉱山で採掘が始まり、レンガ工場でコンクリートブロックの生産が始まります。
炭鉱の採掘管制塔と鉱石選別施設も完成。小型ショベルカーが完成し次第、配備して採掘を始めます。
燃料生産と廃液の貯蔵
資源採掘は順調な進展を見せる一方で、今度は軽油燃料が足りないという新たな問題が発生。仕方がないので短期取引で石炭と軽油燃料を交換します。
現在保有している車両は小型トラック22台、小型樹木伐採機2台、小型ショベルカー3台。すべて常時稼働状態と仮定すると、小型トラックは0.44/月*22=9.68/月、小型樹木伐採機は0.8/月*2=1.6/月、小型ショベルカーは1.0/月*3=3.0/月、合計14.28/月の軽油燃料を消費する計算です。
一方で、短期取引で入手できる軽油燃料は、相場上昇状態では交換を行わないとすると、最初に2回分(軽油燃料40*2=80)の交換を行った後はおおむね5か月に一度1回分の交換を行えるようになるので、8/月の増加という計算。つまり8/月-14.28/月=6.28/月の赤字です。
そこで、次は石油コンビナートの建設を行います。生産ラインの東側の油田周辺を開発していきましょう。石油コンビナートではさまざまな石油化学製品を生産しますが、足元ではとにかく軽油燃料が不足しているため、まずは軽油燃料の生産を始めます。
廃液は最後にまとめて貯蔵施設に送るので、基本蒸留器の後にある廃液貯蔵施設は今見ると余計でした。
石油コンビナートと言ってもまだ初期段階なので、生産ラインの流れは単純です。まず右上で油田から原油を掘り出します。それを流体貯蔵施設に蓄えてトラブル時のバッファとし、そこから基本蒸留器に原油を送り、石炭と合わせて軽油燃料を生産します。同時に廃液も産出されるため、それぞれ再び流体貯蔵施設で貯蔵し、軽油燃料はさらにその先でゴム合成施設に送られて、ここでまた石炭と合わせてゴムを生産します。ゴム合成施設からも廃液が出るため、基本蒸留器から出たものと合わせてコンビナート南側の流体貯蔵施設に貯めておきます。南側の流体貯蔵施設との間にはパイプをまたぐための車両用傾斜路(小)がありますが、これはその後のアップデートで削除され、より自由度の高いランプが作れるようになりました。
ここで軽油燃料やゴムと一緒に出てくる廃液は、通常のプレイでは排水口を使って海に排水してしまうものですが、本プレイ記録は縛りプレイなので、第1回に書いたように後で捨てずに処理できるようになる廃液は捨てずに貯めておきます。
廃液を捨てずに貯めるということは、基本蒸留器やゴム合成施設の生産を止めないようにするには一定間隔で常に廃液の貯蔵施設を建て続けるということですし、そうするには常に一定以上の建設部品を生産している必要があります。例えば基本蒸留器とゴム合成施設から出る廃液の量はそれぞれ15/月と4/月なので、この2つの施設から排出される理論的な廃液の量は19/月。流体貯蔵施設は1基あたり200単位を貯蔵できるので、つまり200/19≒10.53か月でいっぱいになる計算です。施設の建設には建設部品30単位が必要になるので、30/10.53か月≒2.85/月が廃液を貯め続けるのに必要な建設部品の理論上の最低必要量ということになります。
現在の建設部品の生産量は4/月と、最低必要量を上回っているものの、十分な生産量とは言えません。廃液を出す施設はまだ建設されていませんが、完成までにはどうにか建設部品の生産量を増やして安定させておきたいところです。
今後は廃液以外にも常時産出されるものであるにもかかわらず貯め続けなければならない資源が出てきますが、そうしたものを稼働時に産出する施設を建てるときにはいつも上のような計算をして、建設部品の最低必要量を確認していきます。建設部品全体の生産量に最低必要量が近いと、それはつまり貯蔵施設建設に建設部品の大部分が取られてしまうということになり、経済拡大のための建設部品が足りなくなってしまうので、建設部品の最低必要量は全体の生産量の半分以下に抑える(つまり半分を超えてきたら建設部品の生産量を増やす)ことを目指します。
建設部品の借入
ただ、現在の建設部品生産量のまま石油コンビナートの建設をのんびり待っていては、その間に軽油燃料が底を突いて車両が止まり、経済が崩壊してしまいます。そこで、今回は建設部品を借り入れて一気に石油コンビナートの建設を進めてしまうことにします。
足元で緊急に必要なのは軽油燃料で、軽油燃料を生産してそれを貯蔵する貯蔵施設の建設までを考えると、必要な建設部品はおよそ180程度。建設部品のローンでは返済期間を5年にしたときに借りられる最大量が180なので、この条件で借り入れます。
8年目
借り入れた建設部品で、軽油燃料生産のために最低限必要な施設は完成。
無事に軽油燃料の生産が始まり、在庫も持ち直しています。
一方、石油コンビナートに人手が取られて手の空いている住民がいなくなってしまい、さらに住宅の余裕もなくなったため、建設部品80と重い負担ですが住宅を追加建設します。
この時期は石炭をレンガ工場まで運び、生産されたコンクリートブロックをレンガ工場から生産ラインまで運ぶという長距離移動必要になり、建設部品の生産があまりうまく行っていません(木材とコンクリートブロックの交換も結局続けています)。長距離を輸送するため小型トラックも不足しており、増産を急いでいます。早く石油コンビナート近くの坂道が完成してほしいところですが、まだ何年もかかるでしょうから、トラック・石炭・コンクリートブロックの増産が急がれます。小型トラックの生産を急いでいるため、北東部の炭鉱で石炭を掘る小型ショベルカーもまだできていません。まだまだ何もかもが足りない時期です。
しばらくはまだ新たなものの生産・建設というより、現在不足しているものの生産・建設という時期が続きそうです。
次回:縛りプレイ記録 第4回




















コメント