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「Stellaris」開発日記#307――リーダーの実験

Stellaris 開発日記

「Stellaris」開発日記#307が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はリーダー上限の実験と3.9について。3.8「Gemini」リリース後の開発日記です。

前回:開発日記#306――軌道上居住地の実験


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開発日記

開発日記#307は、リーダー上限の実験と3.9について。

  • 今回はもうひとつの夏の実験をご紹介する。残念ながらこの実験は期待したほどうまくいかなかった。種類ごとのリーダー上限についてだ。
  • 「Galactic Paragons」では同時に雇用できるリーダー数の上限が再び導入されたが、これはソフトキャップで超過することができ、超過すると獲得経験値量が減少し、上限の2倍を超えるとすべてのリーダー経験値獲得が停止していた。その後のパッチで一部の数値は緩和され、上限を増やす方法も追加されたが、それでもまだ改良できるかなり不評なシステムだ。現状では(将軍のような)価値の低いリーダーが科学者や提督などと同じ「枠」を使用しており、これが不満足なゲームプレイ上の決断につながっている。開発日記#302では私たちが計画していたことについて、予想される問題点とともにいくつか言及した。
  • 実験では種類ごとに個別のリーダー上限を設けた。将軍は将軍のリーダーキャパシティを使い、科学者も科学者のキャパシティを使う。上限超過の効果も種類ごとで、提督が多すぎる場合は前進が遅くなるが、他の種類のリーダーには影響しない。「万能」キャパシティを残す実験も行い、これによっていくらか超過してもペナルティがつかないようにもした。

これは「1/0/1/2 (+2) | (3)」のように表示できるかもしれないが、非常に紛らわしい。

  • この実験はUXの問題によって失敗した。「Stellaris」は情報を解析するのが難しいゲームだが、これは悪魔のようにひどいもので、修正が困難だった。情報伝達は固有のキャパシティを持つが他のリーダーとまったく異なる振る舞いをする使節によってより一層困難になった。5種類のリーダーと万能キャパシティはトップバー(スペースが限られていることが主な問題)でもツールチップで利用できる拡張スペースでも、明確に表示するのがあまりにも難しかった。

  • いくつかの派生型とUXデザインの時間を取ったが、私たちはこれを失敗と判断した。このまま改良を続けることもできたが、私たちは3.10アップデートと一緒にリリースしたいと思っている、より大きな見直しを追求することにした(Custodian initiativesは一般的に厳格なリリース日を設定しない。3.10の内容確定までに準備が終わらなければ3.11に移行する)。詳しくは「Caelum」アップデートリリース後に述べるが、要約すると5つのリーダーの種類を3つ(司令官(Commanders)・外交官(Diplomats)・科学者)に統合し、使節の機能を見直す(外交官に統合されるだろう)。それまでは上限超過の計算式を調整して悪影響を減らす予定だ。

3.9「Caelum」

  • 3.9「Caelum」では3.1「Lem」アップデートと同じく、多くのゲームシステムにまたがる全体的な改善が行われる。「Common Ground」と「Hegemony」には改良が加えられている。
    • 開始時の連邦構成国はすぐ隣の星系を領有していることがなくなり、拡張する余地がある。
    • 連邦はCohesionが0(-100ではなく)、レベル2の半分(経験値0ではなく600)からスタートする。
    • 要件が緩和され、虐殺しない集合意識と機械知性もこの起源を取れるようになった。これによって集合意識と機械知性がAIの連邦構成国として出現することがある。

  • 古代技術のバランス調整も行った。
    • Facility of Archaeostudiesのエネルギー維持費を半減させた。
    • 提督の特性「Archaeotech Focus」を追加した。これは古代技術兵器のダメージと射撃レートを高める。
    • 専門特性による古代技術の研究速度と選択可能になる確率、艦船コンポーネントの出土品コストを引き下げ。
    • Remnants帝国の開始時のhead of researchが専門特性「古代技術」を持つようにした。
    • アセンションパーク「Archaeoengineers」は艦船コンポーネントの出土品コストを10%引き下げるようになった。
    • Macro Batteriesの射程距離を50%引き上げ。

来週の話題

  • 今後数週間で私たちが述べることをいくつか紹介する。まずは他と同じレベルまで引き上げることを意図した「Lithoids Species Pack」の改良からだ。

次回:開発日記#308――ロックオン!

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