「Europa Universalis IV」開発日記2019年10月29日

「Europa Universalis IV」開発日記2019年10月29日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回は問題点の修正とAIの改善について。

前回:開発日記2019年10月15日


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概要

開発日記2019年10月29日分は、問題点の修正とAIの改善について。

  • 最近のチームは問題の修正とゲーム全般の改善に専念している。今回は私たちが修正した200の問題と、支出/予算AIについてだ。

AIの改善

AIのDucatの支出、借款の借入/返済、破産に関するチャート。こうしたKPIはAIのリファクタリングと改良を行う際に、一目で奇妙な動作に気付くのに役立った。

  • 私たちはAIの経済活動について改善を行った。Ducatに関連するAIの動作を監視し、データを収集し、上のようなカラフルなチャートを作成した。私たちの目標はAIが資金をより賢く使い、優先順位をよりよく評価し、一般的により合理的な決定を下すことだ。AIが支出できるすべてのものが分類されるようになり、国の現在の状況、その投資の利益、現在使える資金、収入のトレンドに応じて計算される正規化されたスコアから、カテゴリーごとの項目の優先順位が決まる。AIは予算に関してまずいタイミングでチェックされることによる借金はしなくなる。
  • 私たちの目標はプレイヤーに対してAIの競争力を高めることであり、その手始めがAIの経済活動だ。AIがより多くの資金を利用できるようにし、改宗などをよりよく実行できるようにする。
  • こうした変更のより多くの部分がMod制作者にも提示され、AIの経済活動を調整できるようになるが、パフォーマンスにも大きな影響を与えるため、依然として厳しい制限はある。

問題点の修正

  • まず勅許貿易会社AIのバグについて。植民地を持たない教皇領がインドに土地を買うのを見たくない場合、AIは彼らが植民者を使える場合にのみこうした行動をとろうとする。プレイヤー自身はこの変更の影響を受けず、通常どおり機能を使用し続けることができる。
  • 元と清は意図せずに「帝国ランク」のシステムにロックされてしまっており、両国を建国するにはCommon Senseが必要だった。条件が修正されたため、Common Senseを持っていない場合でも建国できるようになった。

この選択肢の以前の例では、Reformedの場合は強制的にプロテスタントにされていたため、他のイベントの別の技術的な変更に合わせてこの国難もよりよく機能するようになったはずだ。また、コンテンツデザイナーにこの画像を見せたところ、彼らはテキストに不満を持ったため、スクリプトだけでなく内容も見直した。

  • 非常に古いバグというか見落としは、Wars of Religion in Franceでカルヴァンの教えが見過ごされていたということだ。ユグノーのフランスでプレイしたい場合、これは非常にイライラさせられることだった。そのため、こうしたイベントはReformed信仰も考慮した形で見直され、改良されている。
  • 私たちは教皇が真の信仰から離れる手段をすべて差し止めようとした。Anglicanや無宗教の教皇、不当な領土要求を通じた国家解放、教皇の破産を私たちは修正した。しかしプレイヤーは教皇をFetishistにする方法を見つけるだろう。

アウグスブルクをバイエルンに与えることを約束していたが、オーストリアがその前にアウグスブルクを陥落させたため、自国から与えるものがなにもないことをバイエルンは理解している。

  • 多くの人々を悩ませているのは、AIの味方に土地を約束して講和交渉に入った際、「なにもいらないが、なにもくれないからお前は嫌いだ」という状況になることだ。AIは状況によっては愛想がよくなり、なにも望まないと言いつつ裏切られたと感じることはなくなった。
  • 政府について、独裁制の独裁者を選ぶときにくじ引き選挙はできなくなった。これにより、改革「Sortition」を通じて最後まで独裁制が続くケースを修正する。今後は最初の独裁者が政権についたら選挙を廃止し、くじ引き選挙を行う改革は利用できなくなる。
  • ネイティブアメリカンはもはやイギリス君主制のようなユニークな政府を取得できなくなった。私たちはAIの選ぶ政府改革をよりよいものにするようにしており、部族制が君主制/共和制になったり、AIが固有の政府を好んで選ぶようにになるなどした。

  • 国家デザイナーに補正が追加された。私たちの目標は、国家をデザインするときにすべての補正を利用できるようにすることだ。
  • 複数のCoR(注:宗教中心地?)を使った宗教伝播のプレイヤーチートは不可能になった。Propagateの貿易政策を中止するとCoRも破壊され、改宗が止まる。軍事技術レベル8を超えたときに、プロヴィンスを略奪した際の収入が減らないのも修正した。上限は君主点20ではなく5となった。
  • 植民地国家について多くの問題を修正。例えばCoTを植民地国家に付与してもCoTのレベルは低下しなくなった。また、君主の保護を回避する方法があったため、アメリカ大陸の誰かが貧しいプレイヤーの従属国を攻撃することがあってもプレイヤーが助けに行けない場合があった。今後は宗主国が攻撃者の停戦期間にかかわらず植民地国家に対して和平を強制できる。これは植民地国家が防衛側である場合に限る。

  • 絶対主義の収入源すべてが改善される。ゲーム全体で多くの絶対主義+0.1/年の補正があるが、まったく役立たずのため、これを0.5/年とした。
  • ミッションUIは一部のプレイヤーのマシンにかなり負担をかける可能性があるため、大きなミッションツリーでも見やすく、このシステムを拡張するModにも役立つように最適化した。また、1000プロヴィンス以上がヒットするときのマクロビルダーにも対処した。
  • その他、以下の問題に対処した。
    • 属国統合コストはPower Cost補正に影響を受けるようにした。
    • Institution Spreadの問題を修正。
    • 海賊共和国から海賊共和国が生まれないようにした。
    • RNWで遊ぶとアフリカから金が出るようにした。
    • Firearm Incidentをよりもっともらしい実績に修正。
    • Age Objective「Unify Culture」が機能するようになった。
  • これは私たちが修正したものの一部に過ぎず、さらに多くの作業が必要だ。コミュニティが改善してほしいと思う問題をいくつか既に認識しているが、QoLと同じように、重要だと思うものを挙げてもらう機会を用意している。興味がある場合はこちらのスレッドを見てもらいたい。

来週はQoLについて。

次回:開発日記2019年11月5日

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