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「Imperator: Rome」開発日記2019年6月17日

その他

「Imperator: Rome」開発日記2019年6月17日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.1パッチノートについて。長め。

前回:開発日記2019年6月10日


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概要

開発日記2019年6月17日は、1.1パッチノートについて。1.1ポンペイウスパッチは2019年6月26日リリース予定です。

以下では新機能の部分を抜粋してご紹介しています。全文については直接フォーラムをご覧ください。

  • 内戦が見直され、国家の合計のpower baseと不忠なキャラクターの権力基盤を基礎とするようになった。キャラクターはそれぞれholdings、配下のユニット、富、称号、総督職の重要性などで決まるpower baseを持つ。これは概要画面、キャラクターリスト、キャラクターと一族画面で表示される。
  • 海戦について、沿岸部と河川の水域特性を追加した。
  • すべての国家はhigh priestと首都の自由民Popの過半数が新たな宗教である場合、改宗することができる。共和制は元老院の承認が、君主制は70以上の正統性が、部族制は氏族長の承認がそれぞれ必要となる。
  • 広大な帝国の管理しやすいように、セレウコス朝の血統特性はプロヴィンスの忠誠度が少しずつ上昇するようになった。
  • すべての宗教は関連する固有のOmensを持ち、これには固有の効果がある。
  • 国家固有のOmensを多くの国家に追加し、一部の文化固有のものも追加した。さらなる固有のOmensは今後のパッチで継続的に追加していく。
  • Serapis Cultを国教とするヘレニズム国家に固有のOmensを追加。
  • すべての国家は複数の恩恵とひとつのペナルティをもたらす「Heritage」を持つ。これは国家の首都その他の状況によって決まる。
  • Rome, Sparta, Carthage, Phrygia, Macedon, Egypt, Seleucid Empire, Mauryan Empire, Judea, Tartessos, Byblos, Armenia, Epirus, Thrace, Rhodes, Athens, Etruria, Syracuse, Icenia, Arvernia, Atropatene, Tarentum, Argos, Thebesに固有のHeritageを追加。
  • Vesuvius, Aetna, Ararat, Methana, Aragats, Argaeus Mons, Argaios Mons, Ausara, Bamni, Qarqar, Caucasus Mons, Iberia Monsを噴火の可能性がある火山として追加。噴火は対応するまで地方経済に深刻な損害を与える。
  • 海上、砂漠、冬季に襲いかかる嵐を追加。これは多くの海域や都市を襲い、存在するユニットに大きな損耗を強いる。嵐は3Dマップ上でも見ることができる。
  • 通行可能な河川を追加。河川は特定の場所で渡ることができるが、これは海軍によって海峡のように封鎖できる。河川では小型船が他の艦種より適している。
  • 正統性ははボタンを押すと直ちに上昇するものではなくなり、時間をかけて上昇させるものになった。
  • 戦争疲弊度は直ちに低下するものではなくなり、安定度の変更と同様に機能するようになった。
  • 港に充分な海軍がいる場合、陸軍を乗船・下船させることができるようになった。
  • 外交画面から外国のキャラクターを閲覧できるようになった。
  • プロヴィンス画面を見直し、Popの状況を含むさらなる情報を追加した。
  • ユニットに道路建設をさせる際、次の都市に移動するごとに止まって命令を待つのではなく、可能であれば続けて建設させることができるようになった。
  • 複数の統治者
    • Aristocratic Republicsは共同執政官(Co-Consuls)を持つようになった。共同執政官は執政官より優れている能力値については力をもたらし、統治者としての特性は執政官のものと合わせて国家に適用される。統治者の人気は二人の執政官の平均値となり、腐敗度は二人の執政官の合計値となる。
    • 配偶者(Consorts):君主制においては統治者の配偶者が共同統治者とみなされ、配偶者のほうが優れている場合には能力値が置き換えられる。生きている子供がいる配偶者は第一後継者が自分の子供でない場合、忠誠度が低下していく。
  • プロヴィンスと都市の改良
    • 都市にUrban developmentを行えるようにした。この行動ではCivilization Capacityと文明度上昇率が増加する。
    • clan retinuesをどのユニットタイプにするかを設定できるようになった。変更するとretinuesが更新され、戦力値がゼロになる。
    • 力の種類と対応する4種類のプロヴィンスレベルの投資を追加した。Military PowerでPopの出力とプロヴィンスの忠誠度、Civic Powerで建設スロット、Oratory Powerで輸入ルート、Religious Powerで(注:国教と?)同じ宗教のPopの幸福度をそれぞれ増加させる。
  • 海軍の見直し
    • 海軍を見直して戦列を形成するようにし、ガレー船を役割ごとに小型船(機動性が高く、高確率で接舷攻撃しようとする)、中型船(全体的にバランスがとれている)、大型船(真正面の敵船しか標的にできないが大きなダメージを与える一方、接舷攻撃はほとんどしない)と6つのクラスに分けた(注:それぞれさらに2つに分かれるので計6つという計算)。大型船は軍の伝統によってアンロックされ(ペルシャ、インド、ギリシャ)、海を超えた戦力投入を助ける特別なユニット能力を発揮できる。また、海軍はCombat Tacticsを使うようになり、味方の港にshattered retreatも行う。
    • 小型船カテゴリーにLiburnianとTriremesを追加。
    • 中型船カテゴリーにTetrereとHexereを追加。
    • 大型船カテゴリーにOctereとMega-Polyremeを追加。
    • 大型船にCapture Portというユニット能力を追加し、防備が施されていない隣接の港を占領できるようにした。
    • 大型船にPort Raidというユニット能力を追加し、攻城中の港に突破口を開くことができるようにした。
    • Mega-PolyremesにPort Assaultというユニット能力を追加し、隣接の敵の港の要塞レベルを1下げることができるようにした。
    • Naval Rangeの追加。これは自国のもっとも近い港から計算されるもので、すべての船はこの範囲外に出ると損耗ダメージを受ける。大型船はこの範囲外ではより大きな損耗ダメージを受ける。
    • 軍船は海戦で拿捕されるようになった。拿捕は充分な士気ダメージを受けて退却する際に発生する。小型船は主に士気ダメージを与えるため、敵船拿捕の確率が高いが、成功確率は以下のものを基礎とする。すなわち、小型船が大型船を拿捕する確率は-20%、大型船が小型船を拿捕する確率は+20%、中型船は他二者に対してそれぞれ+/-10%ずつ変動する。拿捕確率は提督の軍事スキルと国家の補正に大きく影響を受ける。拿捕された軍船は新たな所有者の海軍に編入されるが、進行中の戦闘には参加しない。拿捕された軍船の数は戦闘レポートに表示される。
    • 海賊の見直し。海賊は傭兵タブから海軍の補助として雇用できるようになった。未雇用の海賊は最終的に略奪に出て本拠地の港に帰ってくるまでに要塞化されていない港の経済に害を及ぼす。すべての国家は戦時には敵領土においてユニット能力をつかって海賊の本拠地を襲撃でき、海賊を禁止すれば自国でも行える。
  • プロヴィンスの首都は戦争で失わない限り自然に移動しなくなった。プロヴィンスの首都はコストを支払ってプレイヤーが同じプロヴィンス内の別の都市に移動できる。
  • 国家概要画面から所有しているあらゆるプロヴィンスを属国として解放できるようにした。
  • 国家の首都は現在の首都と予定地のPop数の差によって決まるpowerのコストを支払えば遷都できるようになった。
  •  Holdingsの見直し
    • キャラクターは複数のholdingsを持つようになり、その数は彼らの許容量(主にfinesse)によって制約される。都市も複数のholdingsを持つようになり、今のところ奴隷10Popごとに1つ増える。未所有のHoldingsは国家によってキャラクターに与えることができ、あるいは時間経過で購入されることもある。Holdingsは国家による没収、飢餓や所有者の変更で失われ、失った所有者は忠誠度が低下する(この補正はholdingひとつあたり5年間継続する)。
    • holdingは所有者に収入をもたらし、個人の富を時間経過で増大させる。
    • 内戦時に都市の半分以上のHoldingsを反乱側のキャラクターが所有している場合、その都市は内戦勃発時に離反する。
    • キャラクターのholdingが失われることにつながる場合、奴隷は移動させたり昇進させることができなくなった。
  • 台帳
    • 世界の国家データのソート可能な一覧表を持つ台帳を追加。以下のようなページがある。
    • 国家:世界の全国家のリストと関連する統計、軍の規模、軍の伝統、heritages、外交スタンスなど。
    • 統治者:世界の現在の統治者のリストで彼らとやり取りできる。
    • プロヴィンス:プレイしている国家のすべてのプロヴィンスとPop、交易路、忠誠度、税収、商業収入。
    • 発明:現在の国家で発明したもののリスト。
    • 自国の統治者:現在の国家のこれまでの統治者のリスト。
  • 国家の行動
    • 国家の行動のコンセプトを追加。この行動は政体によってさまざまで、国家画面から行うことができる。
    • 君主制の国家の行動
      • Summon War Councilは10年に1度行うことができ、キャラクターの忠誠度と引き換えに隣国に請求権を得る。
      • Demand Oaths of Allegianceは200のOratory PowerとReligious Powerを消費して第一後継者のAttractionを5年間+25する。
      • Hold Gamesは君主制と部族制の行動に変更された。これは統治者が競技会に参加できる。
      •  Patronize the Artsは300のCivic powerを消費して5年間、主要文化Popの幸福度を5%引き上げ、自国内の文明度上昇率を+0.01%する。
    • 共和制の国家の行動
      • Empower Civic Factionは5年間建設コストを15%低下させるが、populistの影響力を+0.25/月する。Civic Powerを支払うが、Civic Partyが政権を握っていると安くなる。
      • Empower Military Factionは5年間disciplineを2.5%引き上げるが、populistの影響力を+0.25/月する。Military Powerを支払うが、Military Partyが政権を握っていると安くなる。
      • Empower Mercantile Factionは5年間交易路作成コストを-25%するが、populistの影響力を+0.25/月する。Oratory Powerを支払うが、Mercantile Partyが政権を握っていると安くなる。
      • Empower Religious Factionは5年間Popの改宗コストを-25%するが、populistの影響力を+0.25/月する。Religious Powerを支払うが、Religious Partyが政権を握っていると安くなる。
      •  Empower Populist Factionは5年間すべてのキャラクターの腐敗度を-0.05/月し、Populist Factionの影響力を-0.5/月する。資金を消費し、執政官がPopulistである必要がある。
    • 部族制の国家の行動
      • Assembles Raiding Partiesは200のmilitary Powerとoratory Powerを消費して5年間奴隷化効率を10%引き上げる。
      • Encourage Tribal Migrationは国家の集権度を低下させ、5Popを領土外の近隣プロヴィンスに移動させる(空白プロヴィンスを優先する)。
      • 部族制もHold Gamesと「Hold War Council」を利用できる。
  • マクロビルダー
    • マクロビルダーの改良:Popの昇進、同化、改宗、建造物の建設はそれによる効果も表示するようになった。また効果でソートすることもできるようになった。

2019/06/19追記:1.1ポンペイウスパッチは2019年6月19日にベータ版がリリースされました。

なお、ベータ版で遊びたい場合はSteamのライブラリからタイトルを右クリック→プロパティ→ベータからプルダウンメニューでバージョンを切り替えることができます。

次回:開発日記2019年6月24日

1.2キケロアップデートについてはこちら。

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