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「Crusader Kings II」開発日記#65――シルクロードに沿って

その他

CK2開発日記#65が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はシルクロードについて。

前回:開発日記#64――龍の爪


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概要

開発日記#65も、シルクロードについて。

シルクロードの起点はチベット北部、南部、そして海路を経由してインド南部だ。

  • シルクロードはHorse Lordsで導入され、利益を生むものではあったが振る舞いがコロコロと変わり、管理するのが非常に面倒だった。シルクロードは中国の重要性を表現するにあたって重要なものであるため、Jade Dragonでもアンロックされることとした。Horse Lordsの所有者ももちろんシルクロードのすべての改善を享受することができる。
  • 大抵の場合、シルクロードはプレイヤーに意識的に無視されていた。というのは、管理が大変すぎるだからだ。プレイヤーはかつては交易所を建てられる場所を争っただろう。他国とでなければ、封臣と。もうひとつの問題は、シルクロードを遮断するのが簡単すぎるという点だ。敦煌(Dunhuang)を100人で略奪すれば、そこから先の貿易路はすべて止まってしまい、これにはまったくリアルさがない。そこで、アラブ商人、ユダヤ商人、中国などさまざまな歴史上の記録に基づいて、シルクロードに多くの新しい経路を追加した。これによって貿易は多くの通り道を得ることになり、全体を遮断することは困難となった。

貿易マップモードでは交易所アイコンを見ることができる。

  • シルクロード向けの新しいものとして、シルクロードが通る特定のプロヴィンスにプレイヤーが支配したく(そして奪いたく)なるもの、すなわち常に交易所が建っている場所を追加した。こうした「ホットスポット」は、シルクロードと同じく史実にもとづいてさまざまなプロヴィンスが該当する。例えばKhotan, Kashgar, Debul, Merv、遠く下ってはJerusalem, Antioch, Alexandriaなどだ。今のところシルクロードの通り道の51か所に交易所を配置している。

シルクロード上で敵対者がいる場所を簡単に識別できる。

  • シルクロードの価値は、略奪、占領、中国からの評価など、多くの要素によって決まる。略奪と占領はシルクロードを即座に遮断するのではなく、下流に流れていく貿易額を特定の割合で減少させることとした。攻城中(あるいは略奪中)のプロヴィンスは-10%、占領されたプロヴィンスは-25%される。

このスクリーンショットではベンガルでの戦争でインド中東部を通るシルクロードが閉塞されているのがわかる。ステップ、エジプト、ペルシャでも小競り合いが起こっている。

  • 通常、シルクロードの奥に進むほど交易所はよりよく管理される。(?)下流にある交易所は、より多くのプロヴィンスを経由して貿易が行われるため、略奪者や占領の影響を受けやすい。しかしそれでも役に立たないどころか、交易所は50%の効率で富のLOT(?)を産出する。

ソコトラの領主も領地にシルクロードの交易所を持っている。

  • 交易所は病院と同じように機能する。プロヴィンスの支配者は誰であろうと交易所を管理する(商業共和国は別で、彼らは既に交易所を持っている)。つまり、プレイヤーは多くのシルクロード交易所があるプロヴィンスを直接支配したいと思うようになる。これにより、封臣としてのプレイが面白くなり、プレイヤーの主君はプレイヤーが最初に充分素早く交易所を建てなければシルクロード交易所を奪うことはできない。(?)
  • シルクロード交易所は大きな価値があり、攻城戦を始めた敵はプロヴィンスに他の攻撃目標があっても真っ先に破壊しようとしていた。が、これは変更された。交易所は占領されたときに破壊されるが、それは攻城戦の最後だ。これは城や砦で交易所を守ることができるということを意味する。
  • 中国の状況はシルクロードの価値に影響を与える。疫病、社会不安、侵略、内乱は価値を減じさせ、黄金時代は増加させる。ときおり中国はシルクロードを閉鎖することがあるが、プレイヤーに軍事力やシルクロード上の多くのプロヴィンスを支配する充分な力があれば、中国に強制的にシルクロードを開放させることができる。

次回:開発日記#66――生活の質

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