前回からだいぶ時間が開きましたが、今回はSteam Greenlightから「Kommissar」「Egypt Civilization」「Schwarzesmarken」、そして、+αとして「Urban Empire」の4本をご紹介。
Greenlightで面白そうなゲームまとめ 2015年10月21日号はこちら。
2016/07/11 2016年7月11日号へのリンクを追加。
Kommissar
1つ目は、Roulettenburgという都市国家の真理省長官として国家体制の安定を図るシミュレーション「Kommissar」。リリース時期は2016年。
Gamejolt communityというサイトでベースとなっているフリーゲームをダウンロードすることができます。やってみましたが、こちらはちょっと単調な感じ。これがどうなっていくのか、期待したいところです。
グラフィックや共産主義国家が舞台なことから「Papers, Please」を思い出しますが、こちらは真理省長官という大変えらい立場。前回のKickstarterで面白そうなゲームまとめで紹介した「Need to Know」にもコンセプトは似ているように感じます。
詳しい内容については情報がないのでなんとも言えませんが、こういうゲームは好きです。
Egypt Civilization
2つ目は、古代エジプトを発展させ、文明を築くターンベースシミュレーション「Egypt Civilization」。リリース時期は2016年第3四半期。
公式サイトでメールアドレスを登録すると、デモ版をダウンロードできます(届いたメールに記載されているURLからダウンロード)。デモ版をやってみた感じとしては、Civ5に非常に雰囲気が似ています。食糧、生産、文化、王権の4つの資源をうまく管理して人口を増やし、周囲を探検し、文明を発展させるというのも、Civシリーズに近いですね。
Civシリーズとの違いは、ユニットや戦争がない(イベントとして争いは起こる)という点があります。Civから戦争要素を差し引いて古代エジプトに特化した感じと言えば、当たらずといえども遠からずでしょう。
古代エジプトの雰囲気がとてもよく出ているので、なかなか面白そうです。
Schwarzesmarken – Kouketsu no Monshou
3つ目は、ロボットノベルゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」のスピンアウト作品「Schwarzesmarken – Kouketsu no Monshou」。リリース時期は不明。
前回のKickstarterで面白そうなゲームまとめで紹介した「Muv-Luv (Alternative)」と「Muv-Luv (Extra + Unlimited)」に続いて、本作も英語版を発売するようです。
「マブラヴ オルタネイティヴ」と同じ世界で、舞台を東ドイツに移し、東ドイツ国家人民軍のエリート部隊「第666戦術機中隊」中心に話が進んでいきます。
2016年第1四半期にはアニメも放送されていましたが、けっこう面白かったので、安いならやってみたいところです。
Urban Empire
最後は、都市の統治者となって都市を運営していくシミュレーション「Urban Empire」。リリース時期は2016年第3四半期。本作はGreenlitタイトルではないので、「+α」ということでご紹介。
ゲームの詳細についてはゲーム情報サイト「doope!」が詳しく報じていますので、そちらをご覧ください。
1820年代から200年に渡る期間が舞台とのことですが、議会政治や都市の発展のツリーがなかなかそそられます。「シムシティ」シリーズのような都市建設ゲームは今まで多くありましたが、こういう地方政治をメインに据えたゲームは初めてではないかなと思います。個人的には、「Stellaris」、HoI4に並んで期待しているタイトルです。
というわけで、4タイトルをご紹介しました。久しぶりも久しぶり、Greenlightからのご紹介はおよそ半年ぶりだったのですね……。
次回:2016年7月11日号
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