「Stellaris」開発日記#29――Popの派閥と選挙

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パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#29が更新されていましたので、その内容をご紹介。

前回:開発日記#28――プロジェクトリーダーの話

2016/4/19 #30へのリンクを追加。

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概要

開発日記#29は、Popsの派閥と選挙について。

Popの派閥(Factions)

  • 人口の個々のユニット(Pop)には、自身の種族、精神性、オリジナル種族との遺伝的な差異がある。帝国の首星系から遠くはなれたところ(特にセクター)に住む人々は、時間とともにその倫理を多様化させていく。
  • こうしたPopや異星人の移民を取り込み、異星人を征服したら、すぐに文化の多様性という爆発物に対処しなければならないだろう。帝国が大きくなると、すべての国民を幸福な状態にしておくのはますます困難となり、忠誠を誓うコアグループは自分たちがマイノリティであると気づくかもしれない。
  • 不満は2つの現象として現われる。個々のPopの幸福度と、「派閥」(政治的運動)の成長だ。
  • 不幸なPopは、不満の原因に応じてもっともふさわしい派閥に入ったり、派閥を立ち上げたりする。最も一般的な(そして最も危険な)派閥は、独立を目指す分離主義者だ。分離主義者には3つのバリエーションがある。ひとつの惑星の独立を望む者、セクターの独立を望む者、滅びた帝国の復活を目指す統合された異星人だ。
  • もうひとつの重要な派閥は民主主義者で、政体を変えたり、投票権を獲得することを望む(例えば、政策によって投票権を否認されている異星人など)。
  • 他にも派閥はあるが、彼らに共通しているのは、暴力的な抗争に発展する前に交渉することができるという点だ。これには、影響力(エナジークレジットの場合もある)の使用が重要になる。例えば、蜂起されるのをしばらくの間防ぐために派閥の指導者を買収したり、分離主義者に属国として限定的な独立を認めたりということが可能だ。派閥の種類によって、さまざまな手段を取ることができる。

選挙

  • ゲーム中のすべての民主主義政体には選挙がある。民主主義の中のさまざまな政体の違いは、統治者が最高機関で最も妥当であり支持を受けた候補者かどうかだ。(?)例えば、軍事共和制では提督や将軍が選挙に出馬するが、すべての派閥の指導者(彼らの種族の独立を目指す者でさえ)もまた正当な候補者となる。
  • もし派閥の指導者が選挙で勝ったとしても、即座に彼らの要求が実施されるというわけではない。素晴らしいことに、派閥は受動的になり、反乱を起こそうとはしなくなる。その一方で、派閥はより勢力を増し、さらに多くのPopを取り込もうとする。
  • 選挙の結果を、プレイヤーは直接コントロールすることは可能だ。選んだ候補者を勝たせるために影響力を使えばよい。だがこれは確実ではなく、人気のない候補者であればかかるコストは極めて高くなる。
  • 派閥システムの主眼は、大帝国を不安定にし、統合した状態を保つのを困難にすることだ。プレイヤーは、多くの大帝国が内戦に陥り分裂していくという、銀河における多くのダイナミズムに目を配るべきだ。もちろん、これはプレイヤーの選択や、プレイスタイル(奴隷制や粛清を使うかなど)にもよる。(?)

次回:開発日記#30――ゲーム後半の危機