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「Stellaris」プレイ日記:ファリーン王国の百年 第1回

Stellaris

今回から、宇宙4Xシミュレーションゲーム「Stellaris」のプレイ日記をお送りします。カスタム帝国「Fareen Kingdom」を使用して主に2.2アップデートの解説を主眼とするものです。


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概要

2.2アップデートでゲームシステムが非常に大きく変更されたため、この解説を主眼としたプレイ日記を書いておこうというのが本記事。更新中におそらく追加のアップデートが来ると思いますが、常に最新バージョンでプレイしていきます。

なお、このプレイ日記のプレイ方法は効率を最重視したものではなく、普段私がやっている方法で進めていきます。また、2.2のゲームシステムの解説を主眼とするので、プレイ期間を100年と区切り、100年経過した時点で終了ということにします。

プレイ環境とプレイ目標

  • バージョン:2.2.2(更新中にアップデートがあれば最新の正式版を常に使用)
  • DLC:Speciesパックを除くすべてのDLC
  • MOD:日本語化MOD「Japanese Language mod」、自作MOD(今回は基本的には開始年を2200年ではなく1年にするというだけのものです。こちらで詳説)
  • プレイ目標:なんらかの勝利条件を満たす(ただし100年経過で終了)

なお、セーブ&リロードありです。

プレイヤー帝国「Fareen Kingdom」

プレイヤー帝国「Fareen Kingdom(ファリーン王国)」は狂信的排他主義・平和主義の君主制国家。国是は「内向きの成熟」と「哲人王」で、基本的には引きこもりプレイです。

主要種族「Fareen(ファリーン)」は熱帯惑星に適応、鈍い繁殖者、伝統的、カリスマ、不滅という特性で、外見も合わせてエルフっぽさを意識したつもりです。

ゲーム設定

ゲーム設定はこのとおり。デフォルトから銀河を極小に変えたのみです。100年で切り上げるため、危機は扱いません。難易度は「少尉」。

ゲーム開始

ファリーンの住まう惑星Faraを統一したAner up Dem率いる王朝はファリーン王国を名乗り、その安定した統治のもとでついにファリーンは超光速技術を獲得。暦を宇宙暦に改めて銀河への本格的進出を始めます。

銀河の中ではずいぶんと中心に近い位置からのスタートのようです。左下には少し離れた位置に星系と星雲が見えます。

初期のリーダーはこんな感じ。天才のひらめき持ちが2人もいるとはラッキーです。

上級女王Aner up Demは44歳で好戦的と人民の擁護者持ち。目標は第一種族の優遇で、いかにもという感じの君主です。

首星Faraはこんな感じ。人類の地球スタートと大して変わりません。

種族の権利・政策・布告

まず主要種族ファリーンの生活水準を変更します。現在のところ利用できるのは社会福祉のみなので、とりあえずこれに変えておきましょう。消費財需要が増えますが、これは政策で手当てできます。

政策は交易政策は「消費者の利益」にして消費財需要をまかないます。国内市場で消費財を購入する場合、初期状態では手数料を除けばエネルギー通貨:消費財=1:2なので、市場で購入するよりも手数料分有利です。

2.2では人口≒国力という面が強くなったように思いますので、食料政策を「栄養豊富な食事」に変更して種族特性の「鈍い繁殖者」を少しでもカバーします。

最後に、初期の影響力を消費して「星図作成」の布告を発令しておきましょう。初期の調査速度向上は言うまでもありませんが、アノマリー発見率上昇で首星の近隣にアノマリーを増やせることになります。

初期の作業はこのあたりにして、とりあえずゲームを進めていきましょう。

1~11年

後継者の出現

時間を進めるとすぐに後継者が出現。王太子Trod Demは18歳。とりあえず王統断絶の危機はなさそうです。

第一同盟イベント

調査船による調査で第一同盟イベントが発生。

伝統

最初の伝統は「発見」。基本的にはひとつの伝統を完成させてから次の伝統というふうに取っていきます。

惑星開発

惑星の開発についてですが、私は初期星系で建てられるステーションをすべて建ててしまってから惑星の区域建設を行っています。これは実を言うとステーションを建てていないところがあると気持ちが悪いのでそうしているというだけで失業が出てしまうので、研究ステーションを建てる前になにかしらの区域建設を行うほうが、効率の面ではいいはずです。

ここで建設しているのは発電区域ですが、これは単純に現在の資源収支が一番悪いのがエネルギー通貨であるというだけで決めています。難しいことは考えていません。

建設が完了すると今度はPopの配置を変更します。発電区域を建設して技術者枠に空きが出ていますが、ここに事務員からPopを移動させて枠を埋めます。

事務員は快適度と貿易価値を生みますが、快適度や消費財(政策を「消費者の利益」にしている場合)が足りている限りは基本的に資源生産職にPopを配置したほうがよいかと思います。事務員は快適度が不足しているのでなければ、Popと職の調整弁と考えるのがよいでしょう。

さて、惑星Faraは人口25に対して職が26となっており、すぐにまた職がいっぱいになってしまう状況です。建造物スロットに空きが2つあるので、ここで「起源の記念碑」を建設して新たに職を創出することにします。

起源の記念碑は文化人の職業枠を2つ追加しますが、文化人は専門家階級の職なので、起源の記念碑が完成すると同時に労働者階級のPopが自動的にこの文化人の枠を埋めていきます。そのままにしておくと資源産出量が減ってしまうので、また職業枠の優先度をいじってPopの配置を変更しておきます。

惑星になにかを建てるたびにPopの配置をいじるというのは面倒ですが、帝国が大きくなって少々資源産出が変動しても問題ないという局面ではやらなくても問題ありません(というか面倒くさくて嫌になってしまうのでやらないほうがいいと個人的には思います)。序盤は1Popの配置の影響が大きいので私は細かく配置換えをしています。

惑星の経営は「職業枠がいっぱいになりそうになったら、不足している資源を産出するものを建てる」ということの繰り返しで基本的には問題ないはずです。ただ建造物については、研究点や統合力のように不足しているということがわかりにくい資源の産出もここで行うため、少し長い目で考える必要があります。

領域拡張

隣接星系は星系調査が終わり次第どんどん星系基地を建設していきます。私の場合は帝国膨張度が統治キャパシティを超える少し手前で拡張を止めています。

ただ、キャパシティを超過してもそこまで大きなペナルティはないので、効率を追求するならキャパシティを無視して拡張を続けていくほうがよいという場合も少なくないと思います。

障害物の除去

しばらくすると、技術者にPopを配置したためにエネルギー通貨に余裕が出てきました。提督を雇用すると同時に、首星の障害物を除去しておきます。

区域枠に余裕があるならそこまで障害物の除去を急ぐ必要はありませんが、おそらく初期の惑星に必ずあるであろう「大スラム」は除去することでPopが1増えるので、できるようになり次第早いうちに除去してしまうのがよいかと思います。


10年経過したところで今回はここまで。今回で既に1/10が終わったため、おそらく全4回程度の短いプレイ日記となる予定です。

解説が主眼と言いつつ、内容は以前に書いた2.2向けの簡単な解説とかなり重なってしまっていますが、具体的にここがどうなっているのか解説がほしいというところがありましたらコメントいただけますと幸いです。

次回:ファリーン王国の百年 第2回

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コメント

  1. やっぱり初手電力になりますよね。エネルギー少ない……
    後、繁殖鈍いは食事と排他とディシジョンやらと補う方法が多いので相対強化されてますかね?
    あと発見はアノマリー発見率増加が無くなって初手採用は弱体化気味でしょうか?

    • 普段はあまり効率追求プレイはしないので印象論になってしまいますが……
      鈍い繁殖者は確かに2.2で補う手段がたくさんできましたが、他の帝国も同じ手段で成長率を高められると考えると、やはりどうしても一歩も二歩も出遅れてしまいそうな気はします。
      発見はどうでしょうね。早期に一気に領土拡大というのが難しくなったので、発見をコンプリートしてから拡張に行くというほうが利点が多くなったように個人的には感じています。

  2. 職業の調整は面倒なので放置してますねぇ。
    資源産出の変動は、帝国経済の好況/不況を表しているものとして受け入れてます。
    研究開発はどう進める方針でしょうか?
    私は研究ステーションの出力強化を最優先で進めてますが、資源開発、特に希少資源を早めに解禁した方が良いかもしれないなとも思ったり。

    • 研究開発については特に方針は決めていませんでした。基本的には選択肢の中に自国のボトルネックを解消できそうなものがあればそれを、なければ早く研究できるものから研究していくという感じです。
      ただちょっと場当たり的すぎるので、第2回で研究方針もちょっと考えてみようと思います。
      特に序盤は研究ステーションの研究点のウェイトが大きそうですし、研究ステーションの出力強化を優先というのはいいかもしれませんね。

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