「Stellaris」の新DLC「The Machine Age」発売は5月7日!

「Crusader Kings III」開発日記#143――次の章

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#143が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はChapter IIIについて。「Legends of the Dead​」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記#141――1年の振り返り

開発日記#142は「Content Creator Pack: North African Attire」のアートについてですが、当サイトでは記事にして紹介していません。


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開発日記

開発日記#143は、Chapter IIIについて。

今回の開発日記と同時に、Chapter IIIについて触れている動画も公開されています。

  • 今回の開発日記では、Chapter IIIの拡張のテーマについて簡単に説明し、その特徴を紹介する。Chapter IIIには中核的拡張(Core Expansion)・大規模拡張(Major Expansion)・イベントパックが用意されている。

中核的拡張「Legends of the Dead​」

  • 「Legends of the Dead​」はマップに関するものだ。中核的拡張は以前の開発日記で述べたように、中核となるゲームループに対する幅広いシステムの変更や、ゲーム世界の大部分に影響するシステムの変更を行う。最初の中核的拡張はマップ上のすべての領主になんらかの形で影響するような、大規模で包括的なシステムにしたかった。この拡張と、これに付随するアップデートの大まかな内容は以下のとおり。

伝説

  • プレイヤーやその先祖の事績の物語マップを駆け巡り、国境を越えて異国に広まる。中世においては脚色された英雄譚や霊験譚が非常に一般的だったが、ゲームでも自身の英雄譚を書けるようになる。伝説が広まるにつれて本にはプレイヤーの物語が更新されていくが、その過程で起こった出来事を都合よく変えることもできることもある。祖父が殺したのは熊ではなく竜だったかもしれない! 伝説が広まるほど、そして広める領主が増えるほど、その伝説は有名になる。

疫病

  • 疫病は伝説とは違って破壊的で凶悪なものであり、ゲームを揺るがすものだ。致死的な病はランダムな確率や軍の活動によってプレイヤーの領地に広がることがあり、猛烈な勢いで開発度を下げ、キャラクターを殺す。疫病にはさまざまなものがある。例えば肺結核は高齢者を急速に死亡させ、麻疹は子供の命を縮め、Holy Fire(踊り病としても知られる)は領主をフラフラと移動させる。もちろん、こうした病と闘い、領地を回復させる手段はある。

黒死病

  • 後の時代になると現れる、迫りくる脅威であり、逃れることはできない。どれほど準備をしたとしても終わりは近い。

Legitimacy

  • これはプレイヤーの統治の正統性を測る尺度であり、派閥・従属・称号の創設など、他の多くのシステムに影響する。もちろん伝説や疫病とも強い結びつきがある。正統な領主は領地運営がずっと容易になるが、正当な理由のない称号剥奪のような行為は正統性を低下させる。

大規模拡張「Roads to Power」

  • この大規模拡張では2つの新たな遊び方を導入する。ひとつは東ローマの行政機構に着目したプレイ。もうひとつは富と名声を求めてマップを旅するプレイだ。こうした機能はシリーズ初期から要望が多かった。

Imperial Administration

  • コンスタンティノープルの強力な貴族一族の手綱を握り、強力な統治権を得るためにロビー活動を行おう。影響力を使って地位を高め、最終的に自分が皇帝として統治すべきだと他の一族を説得しよう。

Adventurers

  • 歴史の冒険家として世界中を旅しよう。不運にも領地を追われた後も愛着のあるキャラクターでプレイを続けることができる。遠方の国に旅をし、契約を結び、友人・富・名声を集めよう。傭兵として働くこともできるし、新たな土地に住み着くこともできる。

コンスタンティノープルのすべて

  • この拡張はビザンツ帝国のフレーバーに満ちており、ファッション、建造物、史実のフレーバー、美しいモザイク画などがある。

イベントパック「Wandering Nobles​」

  • 旅はキャラクターとマップを結びつけるシステムであり、このイベントパックでは旅に出る理由や道中起こり得ること増やし、このシステムにさらに肉付けしたいと考えた。見るべきもの、進むべき道、織りなすべきストーリーが、没入感のある物語となる。

ただちに入手できる「Couture of the Capets​」

  • このただちに入手できるDLCでは中世の華麗な衣装を楽しむことができる。いつもどおり、私たちは衣装が壮麗なものであるのみならず、できる限り史実に近いものにするために力を注いでいる。
  • Chapter IIIは今すぐ購入可能になり、購入すればただちに「Couture of the Capets​」を利用できる。拡張も発売され次第すぐに手に入る。

来週からは「Legends of the Dead」に関する開発日記が公開されるとのこと。

SteamストアページではChapter IIIに含まれるDLCの発売スケジュールが既に掲載されています。「Legends of the Dead​」は3月4日、「Roads to Power」は2024年第3四半期、「Wandering Nobles」は第4四半期に発売予定

2024年2月8日追記:「Wandering Nobles」の発売日は上の画像では2024年第4四半期ですが、「Wandering Nobles」のSteamストアページでは2025年第1四半期となっています。同様に「Roads to Power」もストアページでは2024年第4四半期と表記されています。どちらが正しいのかは不明。

次回:開発日記#144――伝説と病変

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コメント

  1. どれも求められてた要素でテンション上がった一方でまさかの冒険者プレイ
    扱いが難しそうで実装しないだろうと思われてたから意外だ

  2. そりゃ当然疫病DLCは来るよねぇ…

  3. 拡張のきっかけになった初代国王とかをゲーム中で担げるのはえぇな。
    いつもゲームが終わってから、この人には世話になったなぁ、くらいの扱いやったし。

  4. やったービザンツ拡張だ!

  5. 中世ロールプレイといえばやっぱ疫病よ

  6. 公式日本語化はされないのかな?

    マニアックなVic3ですら日本語対応してるしステラリスやhoi4もしてる

    割と新しめのCK3がされてないのは受け入れられない

    • まあ、最新作のVic3と日本で特に人気のあるHoI4はしゃあない。Stellarisも発売当時他のパラドゲーと比べても爆発的な売れ方してたしな。
      今後に期待かなぁ

    • ぶっちゃけ公式日本語訳された作品もミスや抜けが割とあってあんまりクオリティ高くないし…
      一プレイヤーとしては今の有志翻訳で充分満足かなって

  7. 冒険者プレイは仕様次第ではかなり捗りそう。
    これで駆け落ちもそれらしくなるかも。

    統治者は中盤以降あんまりやる事なかったけど疫病で味が出ると良いかなぁ

  8. 非領主プレイは楽しみ
    イベリアで流浪の騎士プレイとかしたいわ

  9. エンペラー立志伝だ!

  10. Adventurersは最高だ
    ゆくゆくは廷臣プレイもできるようになれば立志伝の上位互換になる

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