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「Cities: Skylines II」開発日記(舞台裏)#4――企業と看板

Cities: Skylines II

2023年10月20日、「Cities: Skylines II」開発日記(舞台裏)#4が公開されました。本記事ではその内容を紹介します。今回は企業と看板について。本体リリース前の開発日記です。

前回:開発日記(舞台裏)#3――バランス調整


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開発日記(舞台裏)

開発日記(舞台裏)#4は、企業と看板について。

  • 今作では企業がひとつの実体として登場する。十分な需要があれば都市に進出し、求人や必要な教育に影響を与える。また、都市の富に貢献し、都市外と商品を輸出入する。こうした機能は公共交通機関や外部接続をどのように構築するかに大きな影響を与え得る。都市に存在する産業の種類は進出する企業の種類にも影響し、その産業が生み出す材料を利用できる企業を惹きつける。

企業

  • 区画が割り当てられたところにはその区画で事業を行う企業が入居する。企業が入居すると看板にロゴが表示される。建物の看板の量、サイズ、スタイルはさまざまで、ゲームに登場するときにいつも同じではない。企業がそこに留まるには電気や水道・資材・労働者が必要で、さらに利益があがる必要もある。その場所へのアクセスはその都市の教育レベルと同様に大きな役割を果たす。貨物輸送路も企業が事業を継続する上で大きな助けとなる。こうしたことは以前の開発日記「経済と生産」で詳しく説明している。

建物の色

企業はロゴから3色を選び、建物のカラーバリエーションとして使用する。

  • 企業が入居すると、建物を企業の色で塗装することがある。その色は建物の細部の強調色として、あるいはメインの壁の色として使用される。建物によっては、異なる要素にロゴの色を2色以上入れることもある。

企業チャープ

緑で強調された住所を選択するとカメラがその企業の場所に移動する。

  • チャープ(注:ツイッターでいうツイート)は都市で起こっていることを市民が投稿するが、企業も入居・新拠点開設・募集職種などについてチャープする。企業は名前の横にロゴのアイコンを表示し、住所がチャープの中にあることも多い。

企業の生産チェーン

  • 企業は生産チェーンの一部であり、ひとつの企業が原料の貯蔵から最終製品の生産、顧客への販売までの生産チェーンの一部を所有・運営できる。各企業には操業可能な区画と生産・販売する材料がある。

看板

空きスペース広告はいくつかあるが、どれも似たような青い配色で遠くからでもすぐにわかる。

  • 企業が建物に入居する前に、看板がその場所で利用可能なスペースを宣伝する。これは企業が入居していない建物を見つけやすくするためのものだ。

色のバラエティ

  • ひとつの色が景観を支配しないようにさまざまなスタイルのロゴを大量に作成するのは興味深い難題だった。私たちのアプローチは背景色を列にして表を作り、その上にロゴを作るというものだ。厄介なのは、色とロゴが互いに十分に異なるようにしつつ、各列に同量のロゴを追加することだった。

アクセシビリティ

  • 次はそれぞれのロゴが区別でき、読みやすいかどうかを確認する必要があった。あるロゴは濃く、あるロゴは薄く、あるロゴは明るい色で、あるロゴは落ち着いたトーンであることをチェックするということだ。この過程で、それぞれのロゴが色覚異常者に読めるかどうかも確認した。

次回は市民キャラクターについて。

次回:開発日記(舞台裏)#5――市民キャラクター

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