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「Crusader Kings III」開発日記#98――城の基礎

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#98が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は無料アップデートの内容について。「Fate of Iberia」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記#95――イベリアのフレーバー

#96・#97はアートに関するもので、記事にしてご紹介していません。


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開発日記

開発日記#98は、無料アップデートの内容について。

  • 今回は「Fate of Iberia」と同時リリースの無料アップデート「Castle」で追加されるものについて。また、Mod制作者のためにこの開発日記にアップデートされたドキュメントを添付しているので、新機能を早く知りたい場合はこちらを見ていただきたい。

氏族契約(Clan Contract)

  • 867年のイベリアにはこの地域で大きな役割を果たす氏族勢力があるため、氏族契約に以下のような新たな選択肢を加えたいと考えた。
    • 結婚による寵愛(Marriage Favor):これの目標は約束の見返りに利益を得ることだ。約束を果たさない場合には相応の結果も付きまとうが……。
    • ガジ(Ghazi):封臣が聖戦を行うことを奨励するが、彼らから得られる徴募兵(levies)は減少する。
    • ジズヤ(Jizya):同名のTenetによってアンロックされる異なる教派の人物向けの特別な契約で、彼らの主君が受け取る税は増えるが徴募兵は減少する。
  • これは氏族の政府を史実のように複雑で興味深いものにするための第一歩であり、今後のアップデートでさらに取り組んでいく予定だ。

解体(Dissolution)派閥

867年開始でウマイヤ朝は衰退する確率が高い。

  • イベリア半島における史実のような大混乱をモデル化するため、新たな派閥を導入した。解体派閥は勢力の最上位にいる主君の主要称号とその他の同格の称号を破壊することを目的とする。これによってすべての封臣が独立し、王国や帝国はバラバラになる。
  • 勢力の統合を損なうものはすべて、解体派閥が形成されるリスクを増大させる。すなわち短い治世、文化的受容度の低さ、戦争による損失、同盟していない封臣はすべて王国級・帝国級の領主にとって危険なものだ。封臣が後継者を好んでいるか自分たちで選べる勢力では、解体派閥ができる確率が低下する。封臣が自分でその称号を請求できる場合は、解体派閥を作るのではなく称号を請求する。

マップの更新

伯爵領の設定に加えて、一部のプロヴィンスの地形種別も変更した。

  • フレーバーパックのテーマに合わせてイベリア半島のマップを更新した。このマップ変更は範囲としてはかなり小規模なもので、イベリア半島北部、特にアラゴン王国に重点を置いている。全体的な正確さを高めるため、RosselloやPallarsのような新たな伯爵領を追加した。この地域をよりよく表現するために既存の男爵領を移動させ、新たな男爵領を追加し、この地域の細かさを高めてもいる。
  • また、イベリア半島の多くの称号にBerber・Arabic文化の名称を追加した。

教派の指導者(Head of Faith)の共有

  • 教派の指導者を異なる教派のキャラクターとして設定できるようになった。これはゲーム内で手動で行うのではなく、スクリプトによって行われる。これにより、insular Christians、Conversos、Mozarabsについて、異なる教派であっても教皇が教派の指導者となる。

  • 史実の教派はtenet「Rite」を使用することで再現できる。これは以前の教派の指導者について特定の条件を満たさない限り、tenetスロットと引き換えに以前の教派の指導者を保ったまま改宗できるものだ。ecumenismを持つキリスト教の教派はecumenismを保つディシジョンを行うことができ、彼らをカトリックの立場から「astray」にできる。

  • イスラーム教では正しいカリフを選ぶためのシステムがある。シーア派はまだいくつかのカリフ国・イマーム国に分かれているが、スンナ派の主流(Ashari・Muwalladi・Maturidi)はスンナ派のカリフを教派の指導者として共有している。指導者を共有するイスラーム教徒は互いを「righteous」とみなす。

  • 教派の指導者を共有しないイスラームの有力者は正当なカリフの任命(Appoint a Righteous Caliph)を行うことができ、彼ら自身のカリフ国を請求(創立)し、勢力を分裂させる。ひとたび分裂すると教派はそれを元に戻すことはできない。イスラーム教はまとまると強力だが、違いは和解不能になりやすい。
  • 一時的な新しいスンナ派・シーア派の教派は、利用可能なカリフ(正統な者、あるいは以前の教派のカリフ)がいる場合、直ちに自分たちをカリフに任命できない。かわりに彼らは存のカリフに服従し、それから正当なカリフの任命を行わなければならない。最初からこれを意図しているキャラクターはこうしたことについて少しボーナスを得ることがある。

歴史の変更

  • 867年のマップからVisigothicを削除し、イベリア半島を1066年の文化の間で分割される前のものにすることに着手した。これには理由があり、CK2のDLC「Charlemagne」の名残で9世紀のイベリア半島のマッピングが非常に不正確だったために、Visigothicは常に不安定な文化だった。1.5以前の文化はほとんど見た目だけのものだったので、実際のゲームプレイにはあまり影響がなかった。「Royal Court」でこの状況は変わり、イベリアでのプレイは非常に奇妙な流れになった。
  • Visigothicは以前のSuebiなどと同様に、関連する名前リストと共にファイルの中に存在し続け、Modなどで使用できる。

新顔とさらなる敵

  • これに合わせてイベリア全体の多くのキャラクターについて追加・変更・削除を行った。Visigothic王位は史実のtitular称号となった。
  • Mozarabicも追加した。アラブ化したカトリックで、イスラーム以前のイベリア半島の独立した典礼と教会の伝統を受け継いでいるが、教皇を教派の指導者としている。
  • これまで私たちはレオンの支配があまり及ばないイベリア半島内部の高原地帯を、Andalusianの名目上の支配下としたり、Asturianの名目上の支配下としたりしてきた。しかしどちらも完璧な解決策とは言えず、架空の人物に頼ることになるため、私たちはこの地域をMozarabicのキャラクターに委ねることにした。
  • Andalusiaは867年にはToledoを征服しようとしており、Portucaleも同様であるため、私たちはこれを開始時の2つの戦争として表現した。AndalusiaはToledoとPortucaleという強力な国境地帯を勢力内に留めようとする一方で、Asturiasは反乱の最中にPortucaleを奪おうとしている。
  • Asturiasも調整され、開始時に選挙制相続ではなくなった。さらに867年にはCastileも正当な(de jure)領地を持った状態でスタートし、早い年代のブックマークで創設可能になっている。なんらかの理由でCastileが創設されると、AsturiasはLeonに落ちぶれる。AsturiasがCastile創設前に正当な領地の変動(de jure drift)を行えた場合、この連合は維持されてAsturiasが867年以来永続する権利を得る。

実績


来週はパッチノートについて。

次回:開発日記#99――イベリアの運命を決めるとき

コメント

  1. 解体派閥?
    ただでさえ反乱起きやすくなったのに、請求なくても反乱の可能性出るの?ちと厳しくねぇかね。イベリアイスラム限定なのかな?

    大国プレイは難しくなっていくなぁ。

  2. 解体派閥の反乱は流石にビザンツやHREでは起きないよね…?起きたら大惨事なんだけどしょっちゅうアキテーヌを失うフランスとか見てると起こりそうで怖い

  3. イスラーム勢力や遊牧民系だと解体派閥は”らしさ”を演出するだろうけどカトリックの場合はそうじゃないよね

  4. 解体より同じ称号の乱立のほうがよかったな
    条件として宗教が違うとかで

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