「三國志8 Remake」発売は10月24日!

「Europa Universalis IV」開発日記2021年8月24日

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2021年8月24日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はメトリクス・ゲームの状態・ロードマップについて。1.32リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2021年6月8日


スポンサーリンク

開発日記

開発日記2021年8月24日分は、メトリクス・ゲームの状態・ロードマップについて。

  • 初夏から一度も開発日記がなかったが、これはチームが休暇を取っていたことと、「バグ修正の作業中である」としか書けることがなかったためだ。しかし9月からは新たなミッションその他のコンテンツについての開発日記を始めることができるだろう。
  • 2週間前にEU4発売から8周年を迎えたが、デザインに着手してからは約11年になる。私(注:Paradox TintoスタジオマネージャーのJohan氏)・@Besuchov・@Kingの3人で、EU3をベースにどのように作り上げていくかについて最初にブレインストーミングの議論をしてから、長い道のりがあった。私たちの目標はEU3のすべての機能とすべての拡張機能を取り入れ、悪い機能を取り除き、洗練されたゲームを作ることだった。その結果を見るのは興味深いし、私にとってはこの10年でどれほど多くの人がこのゲームに取り組んできたかを知るのも楽しいことだ。

メトリクス

  • なにがもっとも人気なのか、みなさんがどのようにゲームをプレイしているのかを紹介したい。
  • 1日にプレイするゲームの量では、51%が通常のシングルプレイ、44%がアイアンマン、5%がマルチプレイとなっている。しかしある1日には全プレイヤーの13.7%がマルチプレイを、39.7%がアイアンマンを、62.3%が通常のシングルプレイを遊んだ。100%をはるかに超える数字だが、多くの人が1日に1つ以上のゲームモードをプレイしていることがわかる。
  • どのような国でプレイされているかについて、以下ではトップ20を、ある1日におけるプレイしているユーザーの割合で示す。ロシア・プロイセン・スペイン・イギリスといった建国可能国家は継続してプレイされている。
    1. England 11.17%
    2. Ottomans 9.65%
    3. France 9.58%
    4. Castille 7.91%
    5. Byzantium 6.60%
    6. Austria 6.43%
    7. カスタム国家 6.41%
    8. Brandenburg 5.81%
    9. Ming 4.93%
    10. Muscowy 4.78%
    11. Portugal 4.62%
    12. Poland 3.83%
    13. Spain 3.71%
    14. Prussia 3.44%
    15. Great Britain 3.29%
    16. Russia 3.24%
    17. Sweden 3.24%
    18. Venice 2.38%
    19. Holland 2.10%
    20. Timurids 2.06%
  • 以下はもっとも人気のあるModトップ10だ。全プレイヤーの52%が1週間のうちのいずれかの時点でModを使用している。
    1. Graphical Map Improvements 11.8%
    2. Chinese Language Mod for 1.31 11.3%
    3. Extended Timeline 6.4%
    4. Missions Expanded 4.3%
    5. The Great Exhibition 3.5%
    6. Governments Expanded 1.31 3.4%
    7. EU4 Russian localisation LITE by GEKS 3.3%
    8. Anbennar: A Fantasy Total Conversion Mod 2.8%
    9. Flavour and Events Expanded 2.7%
    10. Ages and Splendor Expanded 2.4%
  • ご覧のように、中国語やロシア語のローカライズは人気がある。知っていれば、私たちは後のゲームでそうしたように、最初からローカライズしておくべきだったかもしれない。AnbennarのようなオーバーホールModがトップ10に入っているのも素晴らしい。

ゲームの状態

  • 6月に1.31.5をリリースしたとき、私たちは機能に関してはかなりよい状態にあると感じていたし、「Leviathan」を充分よい状態にできたとも思っていた(開発度の集約(Concentrate Development)を除く)。以前述べたように、4月にはこの新しいスタジオの目標のひとつとして長期的なバグの扱い方を変え、古い問題に対処し、何年も放置されていた問題を修正することに注力することにしていた。チームとして未解決バグを600件以上減らし、「Leviathan」で導入された新たなバグすべてを修正した後でもこの数値はさらに改善されている。現在では9月1日以来の未解決バグ総数は1083件減少し、この期間に私たちは合計で2117件のバグを修正した。

  • EU4にはまだ500以上の未解決のバグがあるが、これは今までで抜群にいい状態だ。1.32をリリースする際にはさらに低いレベルにしたいと考えている。
  • Tintoのチームは拡大し、多くの人々をコミュニティからプログラマー、アーティスト、QA、コンテンツデザイナーなどに採用している。私たちにはまだ人手が必要だ。

ロードマップ

  • TintoがEU4の開発をどのように進めていくかについては、4月に述べたことの繰り返しになる。
    • 有料機能はスタンドアローンであり、メンテナンスが容易であること。
    • 多くのバグを抱えている間は大規模な機能の見直しをしない。
    • バグの数を可能な限り減らす。
    • ミッション、グラフィック、音楽といったコンテンツをもっと追加する。
    • マップのここ数年注目されていなかった部分に肉付けする。
  • 今の私たちにとってこれがどんな意味を持つのか? すぐに次の有料アップデートで登場するミッションについてご紹介する予定だ。次の有料アップデートではミッション・グラフィック・音楽があるが、バグ修正、プレイしやすさの向上、AIの改善にも時間を費やしている。
  • バランスについては、1.32に向けて開発度の集約を作り直す予定だが、それについては秋以降に詳細を述べる。
  • 次のパッチである1.31.6はリリースしなければならない互換性パッチに留まり、さらなるバグ修正とバランス変更が含まれる1.32は今年第4四半期にリリースされる予定だ。

次回:開発日記2021年9月7日

スポンサーリンク

コメント

  1. Japaneseローカライズmodはランキングに入ってないのね…

    • 日本人の場合「英語でそのまま遊んじゃう」って選択肢を採るプレイヤーも一定数いるだろうしねぇ
      中露はそういうプレイヤーの割合少なそうだからローカライズMODがランキグン入りしてるんでないかしら

    • Japaneseローカライズmodはsteamで公開してないからカウントされない
      使用人数をParadoxが把握できんのよ

  2. バランス壊れてる上にゲーム重いのにまだver.upする気なのか(困惑)
    EU5出してマルチコア対応してほしいんだが

  3. 壊れてるからこそverupするんでしょう。
    いつかはEU5が出て欲しいけど、出たとしても数年はEU4を超えるのは無理だろうね。

タイトルとURLをコピーしました