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「Hearts of Iron IV」開発日記2021年6月30日――補給とマルベリー港湾

HoI4 開発日記

「Hearts of Iron IV」開発日記2021年6月30日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は補給と浮き港湾について。1.11「バルバロッサ」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2021年6月23日――将校団#2


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開発日記

開発日記2021年6月30日は、補給と浮き港湾について。

  • 今回が夏休み前の最後の開発日記となる。早くて8月までは新しいことはなにも期待しないでもらいたい。
  • 以前補給について述べた後、いくつかの点が変更された。トラックの必要性は対処が困難なほど急激に高まり、また個々の補給結節点が過負荷にならないようプレイヤーが気を配るのは大変すぎることに私たちは気がついた。さらに、マップモードの動作は補給がどのように流れているかを反映するのが非常に困難であるとも感じた。
  • 現在のバージョンではこうした欠点の解決を狙っており、師団は複数の結節点から補給を受けられるようになった。トラックは必要不可欠というほどのものではなく、プレイヤーが結節点に割り当てて補給をさらに遠くまで届けることができるようにするものとなった。最後に、マップモードも変更されて、補給の広がりと師団の現在の状況がわかりやすくなった。

補給の流れ

  • 首都に接続されている各結節点からは外側に向かって潜在的な補給が広がり、重なる場合は合算される。これは上の画像では明るい色で表現されている。結節点から離れたプロヴィンスでは補給の一部が失われるが、この量は地形や渡河のようなさまざまな要素による。濃い紫の地域はその地域からの補給のみになるまで減少しており、明るいオレンジの地域は深刻な補給の問題に悩まされているユニットがある場所を示している。
  • 上の画像ではウクライナ/カフカス戦線が主に苦戦しているが、これは占領した鉄道が変更される前に拡大しすぎて鉄道網の多くが稼働していないことによる。鉄道を占領すると、自国で使えるように変更される(損傷の修復、軌間の変更、一般的な維持管理の組み合わせを表現している)まで長めのクールダウン期間があり、接続されていない結節点には補給は流れない。
  • 各結節点からどれだけの出力があるかは補給中心地(supply capital)につながる鉄道のレベルにより、補給中心地からの最大量は自国の産業基盤によって決まる(したがって、例えばルクセンブルクはソ連ほど多くの補給を行えない)。

  • この画像では、鉄道上の時計はまだ変更されていない鉄道を示し、赤いバツ印のついた結節点アイコンは補給網に接続されていないことを示す。

自動車化

  • 結節点の有効範囲を広げるために、プレイヤーは自動車化レベル(motorization level)を向上させることができる。画像右側の馬のアイコンはその結節点から自動車化された補給が行われていないことを表示しているが、プレイヤーはより自動車化の進んだ状態に切り替えることができる。注意してほしいのは、これにはトラックが備蓄から払い出されるという点だ。

  • 軍の自動車化レベルも設定可能になる。この場合はプレイヤーの操作なしに自動的に結節点の自動車化度合いが切り替わる。
  • 結節点には他のオプションもある。星印のアイコンは降伏度が充分高まっているときに補給中心地を新たな場所に移動できる。これによって首都と分断されたり首都が包囲される問題を回避できるが、新たな場所での準備のために補給が悪化する期間がある。
  • その隣の青い旗はその結節点への同盟国のアクセスを管理できる。これはAIが自分の前線に来ないようにフラグを立てたり、困難な上陸時にAIが加入してこないようにしたりできる優れた手段だ。
  • レールのアイコンは素早く建設モードに切り替えてそこから鉄道を延長できる。
  • 緑のプラスのアイコンは首都との間のボトルネックに対処するために鉄道建設をキューに入れる。
  • 山形紋のアイコンは列車が不足している場合に優先的に割り当てることができる。

浮き港湾(Floating Harbors)

  • 「No Step Back」の内容として、私たちは上陸作戦に新たな要素を追加した。それが浮き港湾、あるいは「マルベリー」港湾であり、適切な研究を完了すると建設可能になる。
  • こうした重く高価なインフラ(数字はあまり見ないでもらいたい)は日常的な上陸を目的としたものではなく、ノルマンディーの戦いのような大規模な作戦で使用される装備を表現するためのものだ。

  • 浮き港湾を利用した上陸作戦は上陸対象のプロヴィンスに港湾設備が並べて配置されることで表現され、その場所に直ちに備蓄のある補給結節点が作られる。
  • 慎重に使用すれば、1つまたは複数のマルベリー港湾は敵の重要な港を直ちに占領しなくても、相当な規模の上陸軍の補給を維持できる。もちろん、港は上陸作戦を成功させるための最初の目標であるべきであり、浮き港湾が作成した補給結節点は一時的なものだ。敵の航空優勢その他の要素にもよるが、数週間から数か月しかもたない。
  • 補給についてはまだ述べることがあるので今後もこの話題に関する開発日記がある。

最後に、「No Step Back」の壁紙(WW2のポーランド軍によるKrojantyの突撃をモチーフにしたもの)が配布されています。

質疑応答

Q1:補給の自動車化は燃料を消費するの?

A1:現時点ではしない。そうした複雑さに価値はないだろうと私たちは感じた。


次回:開発日記2021年8月4日――ソ連の史実・共通ルート

コメント

  1. 「現在のバージョンではこうした欠点の解決を狙っており、師団は複数の結節点から補給を受けられるようになった。」のところが、元々どういう仕組みだったのか気になる。
    1つの結節点からしか補給を受けられなくて簡単に補給不足になりやすかったとかかな。

  2. 浮き港湾とか同盟国のアクセス制限とか楽しみ

  3. すげぇ面白そう早く日中戦争で苦しみたい

  4. 「結節点には他のオプションもある。星印のアイコンは降伏度が充分高まっているときに補給中心地を新たな場所に移動できる。これによって首都と分断されたり首都が包囲される問題を回避できるが、新たな場所での準備のために補給が悪化する期間がある。」
    ということは、首都包囲のプレチが使えなくなるということですかね。

  5. おいおいおい面白そうだなぁ

  6. 点と線な侵攻をした場合鉄道の防衛ってどうなるのかな
    駐屯モードで自動的に守ることになるのかな

  7. 何だかもはや別のゲームになりつつあるなw
    すごい面白そうで楽しみなんだけど、継ぎ接ぎを繰り返してで追加、改善、修正を試みていくのは製作側も大変じゃないかと思う
    いっそHoi5にしちゃって仕切り直しした方が良いんじゃないか、と

    • 1、「hoi4も保守が難しくなる時期に来ており、NSB以降は開発体制が変わる」ことは数回前の開発日記で語っている
      2、補給の仕様変更は発売直後から話題に上がっており、計画事態は数年前からある
      3、hoi4は開発期間が非常に長く、未完成の要素を諦めてリリースすることになった経緯がある

      まとめると、開発側はあなたの指摘を理解した上でアプデを続けることが望ましいと考えているよ

  8. アプデを続けることでゲームシステムに遊び尽くせないほどの深みが出てくるのがパラドゲーの面白いところだから、行けるところまで行って欲しい。

  9. 細かいかもしれないけど
    結節点って翻訳は違和感ある

    海運業界だと大きい港をハブ港湾って英語そのままハブって言うし
    陸上でも物流ハブって言うから英語のままハブって訳でも良いと思う

    あるいはどうしても日本語訳したいなら集積地の方が良いかも

    結節点はたぶんインターネット絡みとかでハブを訳す時に使う言い回しかなあと

    • http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0297pdf/ks0297005.pdf
      「結節点」としているのは交通機関の乗り換えが行われるポイントが「交通結節点」と呼ばれており、ゲーム中でもここで鉄道から馬匹やトラックに積み替えられる地点であるとされているためです。もちろん「ハブ」や「集積地」でも問題ないと思います。

      • すいません、返信ありがとうございます、よく見ずに追加でコメントしてしまいました

        自分はハブって表現の方がよく聞くので気になっただけですので

        • おっしゃるように「ハブ」のほうが聞きなれているという方も多くおられるとは思うのですが、さらにもう少し付け足すと、第二次大戦期が舞台なので「結節点」(あるいはおっしゃっていただいた「集積地」)と日本語にしたほうが当時の雰囲気のようなものが出るのではないかと考えて「結節点」としたのだったと記憶しています。
          例えばこれが未来が舞台のStellarisだったなら、「結節点」よりも現代的な語と感じる「ハブ」としたほうが雰囲気があると考えて「ハブ」を選んだだろうと思います。

          結局のところ、今回の「結節点」という語は私の個人的な感覚で選んでいるので、訳語について違和感があるということは当然あることだと思いますし、そういったご指摘いただけるのは大変参考になります。ありがとうございます。

    • すまんご、ネットとか大嘘だったわ
      交通学の学術的言い回しだった

      だから翻訳としてはこれ以上なく正しいんだけど
      やっぱり感覚的にはなれないな

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