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Vic3はBismarckになる? 「VICTORIA」の商標をパラド社以外の会社が登録

Paradox Interactive社

パラドフォーラムにて、「VICTORIA」という商標をパラド社ではないスウェーデンの別の会社が出願しているということが指摘されていました。


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概要

パラドフォーラムにて、「VICTORIA」という商標をスウェーデンのGroth Invest ABという会社が出願しており、同時にパラド社は「VICTORIA」という商標を登録していないという話題が出ていましたので、これについてネットで調べられる範囲で情報をまとめたのが本記事です。

2021年5月27日追記PDXCON Remixedにて「Victoria 3」が発表されました。

事実確認

該当スレッドで具体的に示されていたのはTrademarkiaという商標検索サイトのURLで、パラド社が関連する商標の一覧には「VICTORIA」というものはなく、一方で「VICTORIA」という商標がGroth Invest ABという会社によって2020年5月に出願されている(Trademarkiaの該当ページでは2021年3月23日に商標登録となっていますが、スレッドの日付は2021年3月21日なので、登録前に投稿されたもの)という指摘。

Trademarkiaの該当ページの情報は米国特許商標庁の情報とのことなので、パラド社が所在する欧州連合の知的財産庁における情報を調べてみたところ、こちらでもパラド社(Paradox Interactive AB)が関連する商標情報には確かに「VICTORIA」という商標はなく、同時にGroth Invest ABという会社が「Victoria」という商標を登録しているのが確認できます。こちらでは2019年11月出願、2020年3月登録。

米国特許商標庁でも同様にパラド社が関連する情報に「VICTORIA」という商標はなく、Groth Invest ABという会社が「VICTORIA」という商標を登録していました(米国特許商標庁の検索データベースはURLで直接リンクできないようなので、結果のリンクをつけていません)。

商標は商標のマークとそれを使用する商品・サービスの組み合わせで登録されるものであるとのことですが、上記の欧州連合知的財産庁における情報では、Groth Invest ABが保有する「VICTORIA」の商標は区分が9・16・28・41となっており、区分9にはビデオゲーム、区分18には書籍、区分28にはボードゲーム、区分41にはビデオゲームエンターテインメントサービス(詳しくはわかりませんが、おそらくゲーム配信サービスなどのことを言っているものと思います)が含まれるようです。この9・16・28・41の区分で商標登録するのは、例えばパラド社の商標「STELLARIS」などでも同様だったので、なにか特殊な出願の仕方をしているというようなことではないようです。

以上のことから、ビデオゲームの分野で「VICTORIA」という商標をGroth Invest ABという会社が登録しており、同時にパラド社は「VICTORIA」という商標を登録していないのは確かであると言えるでしょう

スレッドの反応

パラドフォーラムの該当スレッドでは「EU: Rome2がImperatorになったように、Vic3はBismarckになるんだろう」「なんというタイトルでも作ってくれればそれでいい」というような投稿がされていました。

上記の事実から直ちに「VICTORIA」というタイトルが使えないのかということになるのかはわかりません(これまでVictoriaというタイトルのゲームをパラド社が作ってきたところ、別の会社がビデオゲームの区分で「VICTORIA」という商標を登録したからと言って続編が同じタイトルで出せなくなるのかというと、それは個人的には疑問に思います)が、2021年5月21-23日のPDXCON Remixedで発表されるという新作がVic3にあたるゲームなのかどうか、そしてそれがなんというタイトルなのかは注目したいと思います。

パラド社の商標

パラド社が欧州連合知的財産庁に登録している商標について見てみると、HoIとCKの商標は2012年に相次いで出願されていたようです。EU(Europa Universalis)は元はボードゲームだったのをコンピューターゲームにしたものなので、商標出願は1999年と非常に古いものになっています(元のボードゲームは1993年発売のようです)。

「STELLARIS」は2015年8月のGamescom2015で発表されたタイトルですが、商標出願は2015年6月30日となっています。パラド社の商標出願状況を注目していれば、なんというタイトルが発表されるのかもしかすると事前に察知できたかもしれません(出願された時点ですぐにデータベースに載るのかは不明)。

他にも開発中止になったと思しきタイトルや、クラウゼヴィッツエンジンのことと思われる「CLAUSEWITZ」という商標、CKのシステムのことを指していると思われる「The Storyteller System」、後にStellarisとEU4のDLCの名称となった「LEVIATHAN(2012年出願)」(StellarisのDLCは正確には「Leviathans」)など、なかなか興味深い商標があります。


商標情報についてはまったく気にしていなかったので意外な情報でしたが、Vic3(にあたるゲーム)がどうなるのか、今後も注視していきたいと思います。

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