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「Crusader Kings III」開発日記#23――宗教騎士団

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#23が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は宗教騎士団について。本体発売前の開発日記です。

前回:開発日記#22――中世の多様性


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開発日記

開発日記#23は、宗教騎士団について。

  • まずは基本的な情報から。宗教騎士団(Holy Order)は教派(faith)の影響力を守り、さらに拡大するために戦う独立した軍事組織だ。ゲーム中で彼らがもっとも忠誠を捧げているのは彼らの神に対してだ。
  • 宗教騎士団は傭兵と多くの共通点がある。すなわち、継承や宮廷のある称号などだ。(注:傭兵についての開発日記では継承や称号の話は出ていないが……?)しかし傭兵とは異なり、構成員は金よりも高尚な目的に人生を捧げている。

  • CK2と同じように、宗教戦争では宗教騎士団を雇用できるが、CK2とは異なり、彼らはひとたび雇用されるとすべての敵と戦う。しかし注意してほしいが、他の教派と戦争状態でなくなるとただちに宗教騎士団は解雇される。
  • 通常の徴募兵(levies)とは別に、宗教騎士団は多くの常備軍(Men-at-Arms, MaA)連隊を持つ。これは宗教騎士団(教派ではなく宗教(Religion)に基づく)の特別なもので、例えば「Order Knights」などだ。こうした連隊は通常の常備軍として機能し、タイプや特定の地形効果などを持つ。
  • プレイヤーは宗教騎士団をひとつしか雇用できないが、プレイヤーが騎士団の後援者であれば(詳細は後述)、彼らを自分の宗教紛争に巻き込むのにコストはかからない。傭兵と異なり、彼らは時間制限なしで粘ってくれる。3年契約ではない。

  • プレイヤーが王か皇帝で、大量の金とpietyをもっているなら、自勢力内の適切なHolding(城か都市)を宗教騎士団に貸与することで新たな宗教騎士団を設立できる。この宗教騎士団の最初のHoldingは宗教騎士団の徴募兵と税収の基礎となり、言うなれば宗教騎士団の本拠地(Headquarters)となる。
  • プレイヤーが設立できる宗教騎士団はひとつだけだが、例えば自分の教派の宗教騎士団が本拠地を置いている土地を獲得することで、複数の宗教騎士団の後援者になることは依然としてできる。

  • 宗教騎士団は主君である王や皇帝が正式な後援者であり、つまり戦争において無償で彼らを使役できる。後援者は当然、宗教騎士団と同じ教派でなければならない。しかし、周囲に宗教騎士団を後援するに足る階級の領主がいない場合は、宗教騎士団は自給自足で活動を続ける。
  • 宗教騎士団の本拠地が失われた場合、別のHoldingが本拠地となるが、その場合は現在の後援者の勢力内のHoldingsが優先される。すべてのHoldingsが失われると、宗教騎士団は解散する。つまり、このことを考えれば、騎士団長(Grandmaster/Grandmistress)があらゆる機会を利用してより多くの土地を手に入れようとするのが理解できるだろう。

  • 宗教騎士団設立後にはイベントが発生することがあり、CK2と同じく宗教騎士団はさまざまな勢力内により多くのHoldingsを得ようとする。もちろん、こうしたイベントは借款や神の怒りの脅威に関連するものも多い。

  • 宗教騎士団は適切な候補者を見つけた場合、戦力を拡大することもできる。結局のところ、充分な数の戦士がいなければ異端者と戦うのは難しい。

  • 宗教騎士団には副次的な機能もある。すなわち、自分の役立たずの四男をトラブルを起こさないところに放り込んでおくというものだ。プレイヤーはほぼすべての廷臣に出家を求めることができ、性別に関するdoctrinesと宗教騎士団が存在するかどうかに応じて、彼らは教派のために戦うか聖職者になる。
  • 宗教騎士団を維持する必要がなくなった場合、あるいは他の目的のためにHoldingが必要な場合、プレイヤーは宗教騎士団への貸与を取り消して領内から追い出せる。当然ながら、これによって騎士団長とHead of Faith(いれば)は不満を抱くことになる。

来週は異端とdoctrinesについて。

次回:開発日記#24――異端とdoctrines

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