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「Imperator: Rome」開発日記2020年1月20日

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「Imperator: Rome」開発日記2020年1月20日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は宗教について。

前回:開発日記2020年1月13日――将来


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開発日記

開発日記2020年1月20日は、宗教について。

  • これまでのゲームにおける宗教の大きな効果は、どのOmenを利用できるようになるかということだ。だが実際にはどのOmenが利用できるかをコントロールするのは簡単ではなく、他国の宗教に対する自国の政策に影響を与える方法もなかった。アルキメデスアップデートではこれが変更され、ゲーム中でどのように宗教を扱うかも同様だ。

DeitiesとState Pantheon

現在のOmen画面。神々についてのフレーバーがたくさんあるが、実際の変更は小さく、ここで神々に関連するものについては影響がない。

  • ほとんどの国家では後の時代よりも包括的な宗教的アプローチを採用したが、古代世界では宗教は依然として重要だった。多くの場合で帝国各地の神々は中央によって称えられ、神々の司ることについての正統性を高めた。同様に、支配グループが少数派だった帝国では、自分たちの神々と同じく土着の神々を引き立てた。
  • もう一点は、崇拝される神々の数が非常に多く、同じ宗教圏でも非常に多くの土着神がおり、こうしたよその神々と似た神々は独特の特性や信仰の方法を持っていた。
  • アルキメデスアップデートではこれまでのOmenシステムが削除され、Patron Deitiesが追加される。多神教ではプレイヤーはState PantheonにおいてどのdeitiesをPatron Deitiesとするかを選び、これによってさまざまなパッシブボーナスや期間に制限があるOmensを利用できるようになる。
  • 宗教的に分かれている国家では、複数の宗教から神々を引き立てることもでき、支配下にある大衆をなだめることと神々の選択を増やすことの両方が行える。

DeitiesとOmens

  • 8つのOmensのかわりに、4柱の神々で構成されるState Pantheonがあり、それぞれが4カテゴリー(多産(Fertility)、戦争(War)、文化(Culture)、経済(Economy))のうちのひとつと対応する。
  • deitiesは宗教に属しているが、deitiesを選ぶためにその宗教に帰依する必要はない。アルキメデスアップデートでは国教があるかどうかによる幸福度の基礎値補正はなくなる。かわりにすべてのPopは任意の宗教を持ち、State Pantheonのdeitiesが自分が帰依する宗教に何柱当てはまるかによって幸福度ボーナスがつく。
  • つまり大帝国における習合(syncretism)が行え、さまざまな宗教からdeitiesを選ぶことで安定度とキャラクターの忠誠度を引き上げることができる。
  • 一方で、すべてのdeitiesが同じ宗教に属している場合、その宗教を持つ支配下のPopは比較的大きなボーナスを得る。
  • 同様に忠誠度や外交関係も、国教ではなく選んだdeitiesに影響される。
  • 選べるdeitiesは自国の宗教、国内のPopの宗教、地理にも関連する。特定の土着のdeityの聖地を支配していれば、自国のPantheonで利用できるようになるかもしれない。計画ではさまざまなdeitiesを利用できるようにするつもりだ。例えばシリアで小さなフェニキア人国家をプレイしたとすると、ギリシャ本土や北イタリアのガリア人国家よりも多くのdeitiesを利用できる。
  • deitiesはすべてが同じではない。これまでのように関連するボーナスをもたらす。DeityはそれぞれPantheonにいるかぎり得られる恩恵とアクティベートして得られるものがある。
  • Popの幸福度への影響を合わせれば、これによってPantheonの構成が短期ではなく長期の戦略的選択になるはずだ。
  • Pantheonのdeitiesの変更は、そのdeityを選んでから3年以上経過している場合に限られる。これによって国家の安定度は低下し、また3年間は期間に制限があるdeityのOmenボーナスも利用できない。
  • このdeityの見直しは宗教を改宗に注力するだけのものから習合に注力するように変えようとしたものだ。
  • 一方で、Popが非常に均質な国家では、その宗教の神々に集中することでよりよく機能する可能性が高い。「外国の」deityは国教から得られる幸福度ボーナスを引き下げてしまうため、他の宗教と比べて幸福度に対する固有の恩恵はない。
  • 私たちの意図は、宗教や信仰について、ゲームをこの時代の実際の国家のそれに近づけ、新たなプレイ方法を作り出すことだ。
  • deityの見直しはこのアップデートで計画しているほかのdeityに関することにもつながる。これは今後の開発日記で述べる。

来週はキャラクターについて。

次回:開発日記2020年1月27日

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