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「Crusader Kings II」開発日記#85――伝説の遺産

その他

CK2開発日記#85が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は伝説的な血統について。

前回:開発日記#84――ロシアのリノベーション


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概要

開発日記#85は、伝説的な血統について。

  • 伝説的な血統(Legendary Bloodlines)は特定の人物、つまり伝説的な血統の創始者からその後の世代に伝えられる補正だ。これは家系(dynasty)のように機能するが、いくつかのさらなるルールと注意事項がある。これは特定の人物が持つ広く知られた名声を表現するものだ。キャラクターが伝説的な血統を持っていると、創始者に基づいたボーナスが伝わる。血統はキャラクター画面からアクセスできる。(注:上の画像)
  • 「天才」や「強健」のような特性とは異なり、血統は遺伝するものではない。血統は認識や信仰から力を得る。プレイヤーキャラクターが迷信を信じる中世の戦士であるなら、カール・マルテルと関係があると知られている大柄の戦士と戦おうとするだろうか?

  • このような迷信を信じる心と、当時一般的だった偏見が組み合わさると、血統は男系か女系のどちらかに発生する。血統を自分の家系に生み出すには賢明にならねばならず、また2つ以上の血統を自分の直接の後継者に継いでいくには将来の計画を立てなければならない。
  • 例えば、血統が男系であるなら、男子は彼の娘まで血統を継がせることができるが、娘は自身の子供に血統を継がせることができない。息子だけが独占的に継承していけるのだ。
  • 特定の血統、あるいは特定の血統の特定の効果は、キャラクターが特定の条件を満たすときにのみアクティブになる。例えば、カール・マルテルの末裔がキリスト教徒である場合のみ、キリスト教徒の騎士たちは彼に仕えようとするだろう。
  • また、血統は宝物(artifacts)のように能力値を直接ブーストするわけではない点にも注意してもらいたい。

  • 異なる複数の血統をひとつの直系にまとめやすくするため、女系結婚で通常なら親が継承させられない血統を継がせられるようにした。これは性別よりも結婚にあたって誰に主導権があったかが血統を明確にしたということを表現している。
  • (質疑応答よりさらに解説)女系結婚では妻の家系に主導権があるので、妻から男系の血統を継承することができる。女系の血統はそのまま継承される。

  • 血統持ちの人物を見るには、血統画面で創始者の横のボタンをクリックすると、現在の血統持ちのリストが表示される。

  • だが、もっとも簡単な方法は、血統の統計ページでどんな血統が存在するか、その血統を持つ者が何人いるかを確認することであり、この表の項目をクリックするとその血統を持つ者を見ることができる。

  • 血統は多くのさまざまな要因によって発生するが、ここでは歴史的な血統に触れておく。特定の著名な史実のキャラクターは血統を持った状態でスタートするか、あるいはその人生のある時点で血統を創始する。例えば、ウィリアム征服王はイングランド侵略に成功した段階で血統を創始する。血統の創始と消滅は、ゲームを開始する年代によって設定が変わる。
  • 自身の家系に血統を取り込む以外にも血統を得る方法はあるが、それは今後の開発日記でご紹介する。

質疑応答

Q1:なんで戦闘スキルが上がるの?

A1:心理的な効果だ。一対一の戦闘でラグナル・ロズブロークの直系子孫と戦いたいと思う?

それから、戦闘スキルはHoly Furyで大きく見直されるので、スキル5はすごく小さな値だ。詳細は将来の開発日記で。

Q2:血統は2つまでしか持てないの?

A2:2つ以上持つことができる。

Q3:血統は同族継承(cognatic)にもできる?

A3:Modではできるが、バニラではできない。テストで同族継承をやったが、あまりにも広がりすぎてしまったからだ。数世紀のうちに数千人にまで広がった。


次回:開発日記#86――帰ってきたキャラクター画面

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コメント

  1. この血統って、Romuvaとかの異教にも発生するのかな?
    まさかミンダウガスが出てくるまでお預けとかではないよなあ・・・

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