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海軍戦略・戦術シミュレーション「Rule The Waves II」は現在内部アルファ版段階

20世紀初頭の海軍建艦競争と海戦が楽しめる海軍シミュレーション「Rule The Waves」の続編「Rule The Waves II」は空母や航空機も登場するものになるようです。

「Rule The Waves」についてはこちら。


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概要

5月21日、開発元のNaval Warfare Simulationsのフォーラムで「Rule The Waves II(以下、RTW2)」の開発日記が公開されました。今後も2,3週に1度程度の周期でどのような開発が行われたかが投稿されていくようです。

RTW2では、RTWではカバーされなかったWW2期のような航空戦も取り入れられるようで、今からとても期待しています。3月のアナウンス段階では2018年内にリリースされる予定とのこと。

RTW2の現在と次の開発段階

  • RTW2は現在、「水上戦闘(’surface’ combat)」に関する追加・変更をテストする内部アルファ版の段階にある。一方、航空戦に関する部分でこれまで作成したものはまだ完全に動作していない……。
  • 水上戦に関するもののテスト(に私たちが満足した)後には、航空戦に関するもの全体のテストを始める予定だ。このテストフェーズが終わりに近づいたらベータ版に入り、ゲームのすべての機能をテストする。

RTW2で予定している機能

  • 以下のものはRTW2で予定されている機能だが、最終的なものではない。

レーダー

  • レーダーは索敵レーダー(search radar)と射撃管制レーダー(fire control radar)に分かれる。
  • 索敵レーダーは視認性が悪くても他艦を探知できるようになる。レーダーに探知された艦船はマップ上では緑の輪郭線で表される。初期の索敵レーダーは信頼性が低く、誤動作が多い。索敵レーダーは命中弾で簡単に破壊され、自艦の発砲で壊れることさえある。
  • 射撃管制レーダーは砲撃を補助し、レベル3からは視界外射撃が可能になる。
  • レーダーが発明されると、国家は毎月一定数のレーダーを得る。レーダーは自動的に艦船に搭載されるが、その優先度は大型の艦船、現役の艦船であるほど高い。プレイヤーは艦船(そのターンは行動できなくなるが)からレーダーを外して手動で他の艦船に付け替えることもできる。

水中弾(Diving shells)

  • 発明されると弾薬ドクトリン画面(the ammo doctrine screen)で選択できるようになる。水中弾は長距離からの至近弾を、装甲を回避した船体への命中に変えることがあるが、一方で不発弾となる可能性が高い。

酸素魚雷(Oxygen fueled torpedoes)

  • 発明されるとドクトリン画面で選択できるようになる。酸素魚雷は魚雷発射管への命中弾で破壊的な魚雷の自爆が起こる可能性が高まるが、性能は非常によい。

自動装填

  • 自動装填される砲は射撃レートが10%向上する。艦船が目標を夾叉すると、射撃レートは最大30%まで上昇する。また、対空砲の性能も上がる。

上陸作戦(Invasions)

  • プレイヤーはある領土(possession)を上陸作戦の目標にできる。上陸作戦成功の条件(そのエリアで4:1以上の充分な戦力がある)を満たすと、上陸作戦が実施される可能性がある。上陸作戦の準備コストは毎ターン1%+300000だ。
  • 上陸作戦はRTWのように自然に発生するものではない。発生させるには目標を選択する必要がある。

両用砲(Dual purpose guns)

  • 両用砲は通常の砲より25%重いが、対空射撃も水平射撃も行える。4インチ・5インチ砲が両用砲にもっとも向いている。

対空射撃

  • すべての対空射撃は攻撃してくる航空機の命中率を低下させ、攻撃を頓挫させることに役立つ。
  • 重対空砲(両用砲)は攻撃してくる航空機を爆弾・魚雷の投下前に撃墜する可能性がある。
  • 中対空砲は攻撃してくる航空機を爆弾・魚雷の投下前に交戦し、撃墜する可能性があるが、撃墜確率は重対空砲ほど高くない。
  • 軽対空砲は攻撃してくる航空機の命中率を低下させ、攻撃を頓挫させることに役立つが、爆弾・魚雷の投下前に撃墜する可能性は高くない。

防空指揮所(? AA directors)

  • 中対空砲・重対空砲の効果を大きく上昇させる。防空指揮所が多ければ対空射撃もよりよく改善され、最大は4つ。また、通常の指揮所がない場合は対水上戦能力も限定的だが持つ。

艦隊演習(Fleet Exercise)

  • 年に1回、参加する艦船を選んで艦隊演習を開催できる。参加する艦船は維持費が倍になるが経験値をいくらか得る。大規模な艦隊演習は緊張度を上昇させる。

ディーゼルエンジン

  • ディーゼルエンジンは蒸気機関よりも重いが、航続距離long、extremeの重量ペナルティが軽減される。またディーゼルエンジンの艦船は加速が早い。

燃料不足

  • 石油を産出しない国家は戦時に燃料不足に悩まされる可能性がある。燃料不足は戦争が長期化するとターン毎に発生する。国家が海上封鎖を受けていると、燃料不足のリスクは大きく上昇する。
  • 燃料不足となったターンは艦船の戦略的な移動がキャンセルされたり、また戦闘で艦船が使用できないこともある。より大きな艦船ほどその可能性が高まる。
  • 石炭を使う艦船は燃料不足の影響を受けない。

傾斜装甲(Inclined belt)

  • 通常装甲より10%高くつくが、喫水線(belt)への防御効果が10%向上する。しかし長距離からの命中弾が甲板(deck)や喫水線下への命中となる可能性がある。

弾薬庫の集中防御(Box protection to magazines)

  • このオプションを選択すると、弾薬庫以外への命中弾に対して、喫水線と甲板の装甲厚が半分になり、喫水線と甲板の装甲重量は1/3になる。

全主砲前置(? All forward main armament)

  • 全主砲前置(ネルソン級やリシュリュー級のような)の利益を得るには、前置式兵装の研究が必要となる。

通商保護(RTWの対潜パトロールと置き換え)

  • 通商保護に割り当てられた艦船は、艦隊任務には通常は使用できないが、本国海域ではない場合、そこに存在するすべての艦船が戦闘に使用できる。
  • 通商保護に割り当てられた駆逐艦と掃海艇は対潜パトロールか船団護衛に割り当てられる。
  • 通商保護に割り当てられた巡洋艦は敵の通商破壊艦に対する哨戒を行うか、船団護衛を行う。

コルベット

  • RTWで掃海艇(MS)となっていた艦船は、コルベット(KE)に置き換えられる。排水量500トン以下のコルベットは民間のトロール漁船を戦時徴用したものとみなされ、平時には建造できない。武装商船(AMC)のように、戦争が終わると自動的に売却される。

対潜・対機雷戦

  • 艦船ごとに、この分野に関する能力のレーティングがある。しかし、この分野のひとつにだけ特化した艦船はこうした分野への有効性を損なってしまう。これは艦船がその時々にさまざまな任務を行うということを反映したものだ。
対潜作戦
  • 駆逐艦、掃海艇、正規空母、軽空母は対潜作戦能力を持ち、対潜レーティングを持つ。艦船の対潜レーティングは排水量と装備に依存する。すべての駆逐艦は発明され次第、基礎的な量の爆雷を装備する。爆雷搭載数の増加、K砲(注:片舷用爆雷投射機のこと)、対潜迫撃砲といった追加的な対潜装備は設計から追加する必要がある。
  • 正規空母、軽空母(注:CLとなっているが、CVLの間違いと思われる)の対潜能力は最初は低いが、航空爆雷や航空機搭載レーダーの開発によって向上していく。
  • 武装商船も初期は限定的な対潜能力を持つ(Qシップのような)。
機雷戦
  • 掃海具を装備した艦船はそれぞれの海域の掃海値(a minesweeping value)に貢献する。この掃海値はその海域における敵の機雷敷設能力と比較して、作戦行動中に艦船が触雷する確率や戦闘での機雷原の数に影響する。

艦載偵察機

  • 偵察機を搭載することで、通商破壊と通商破壊艦の追跡をより効果的に行える。

艦船設計

  • 艦船の設計を決定すると、その設計は建造を始めるまでに詳細設計(Developing)しなければならない。これには種別や排水量に応じて1-4か月かかる。武装商船や小型コルベットのような一部の種別は詳細設計期間を必要としない。
  • 詳細設計がされると、何隻でも建造できる。既存の艦船と非常に似ている設計は建造費や詳細設計期間が減少する。

その他

その他、マップの見直し、艦船設計ルールの変更、研究分野の追加などが行われたとのこと。


グラフィックや艦船の損害計算など、基本的なところはどうやら変更されないようです。

RTW2は航空戦も取り入れられるとのことでちょっと期待していますので、今後も動向を追っていきたいと思います。

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