「Crusader Kings II」開発日記#63――皇帝の好意

CK2開発日記#63が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は中国との外交について。

前回:開発日記#62――中国からの知らせ


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概要

開発日記#63も、中国との外交について。

  • 中国と外交関係を結ぶには、プレイヤーが中国の外交距離にいなければならない。これはシルクロード全体を通じて広がり、また安西大都護府と中国の朝貢国の影響圏を通じて広がっている。プレイヤーがこの外交距離の範囲に入ったとき、Pay Tribute(朝貢する)とAsk for Boons(恩恵を求める)の選択肢を取ることができるようになる。
  • 朝貢することでプレイヤーはGraces(皇帝からの好意)を得ることができ、恩恵を求めることができるようになる。中国の朝貢国になるというのが最初に浮かぶだろうが、他にも好意を稼ぐ方法はある。もちろん、朝貢国になるのは効果的に好意を得る方法だ。朝貢国である限り、毎月好意を得ることができる。しかし、富と兵力回復速度(Levy Regain rate)の大部分は諦めなければならない。
  • 中国は朝貢国を脅威から守ろうとする。朝貢国は攻撃を受けているとき、中国の援軍を呼ぶことができる。例えば、タリム盆地の小国でプレイするとき、強欲な遊牧民やチベットの拡張主義者をかわすために、非常に慎重な朝貢国となる。

  • 朝貢国となる機会を誰もが持っているわけではないが、皇帝の好意を得る方法は他にもある。もっとも一般的な2つの方法として、皇帝が後宮に入れる妾と官僚とする宦官を求めることがある。こうした役目にふさわしい人物を見つけた場合、プレイヤーは貢物として納めることができる。こうした人物はプレイヤーの近い親戚である必要があるが、後継者となる人物を送ることはできないことに注意してほしい。

  • 他にも皇帝の好意を得る方法はあり、詳細は明らかにできないが、中国が疫病に悩まされているときにCourt Physicianを派遣する、中国が飢饉に見舞われているときに救援物資を送る、宝物や資金を送るなどがある。
  • 獲得した好意は帝位に同じ王朝がついている限り有効だ。内乱や侵略の結果として王朝が交代することがあるが、そのときにはこれまで蓄積してきた好意はすべて失われる。王朝交代はそう頻繁にあるわけではなく、その前に充分な警告もある。
  • 皇帝はCK2の他のキャラクターと同様、パーソナリティがあり、これによって好き嫌いが決められる。仏教を好む皇帝ならば、プレイヤーが仏教徒であればより多くのものを得られるし、仏教徒を貢物として贈ることもできる。逆に嫌われた場合、中国は拡張主義となって、プレイヤーが優先的に狙われる標的となることもある。
  • 得られる恩恵は非常に強力で多くのフレーバーがある。そのうちいくつかをご紹介しよう。
    • Request Peace Deal:もっとも基本的な恩恵で、Peace Dealがアクティブだと、中国がプレイヤーを対象とする戦争をしなくなる。これは非常に安上がりだ。Peace Dealは長い期間続き、求めた人物が亡くなっても存続する。中国の怒りを回避することに加え、多くのパッシブな威信を得ることもできる。だが、中国が拡張主義を掲げているときはいかなるPeace Dealも与えないだろう。
    • Request Strategist:これは中国の軍学を学んだ人物がプレイヤーの宮廷に加入する。この人物は有能な指揮官であるとともに、既存の指揮官(commanders)に中国の軍学を教えもする。これは非常に強力なボーナスを持つ特別な指揮官特性で表現される。
    • Request Master Engineer:これは中国の優れた技術者がプレイヤーの宮廷に加入する。このキャラクターがいる限り、領地にBlast Furnaces、Paper Mills、Fireworks Guildsなどの大きな補正がかかる。こうした補正は軍事・経済技術を発展させる。
    • Request Imperial Marriage:皇帝に多くの娘がおり(女帝の場合はいとこや親戚)、かつプレイヤーが多くの好意を得ている場合、プレイヤーかプレイヤーの子供と結婚させてもらえるようになる。この結婚は非常に名誉なことであるだけではない。姫君は一人で中国を離れるのではなく、プレイヤーが好きに使える儀仗兵(Honor Guards)を連れてくる。中国の朝貢国になっているときに召集できる儀仗兵とは異なり、攻撃戦争にも使うことができる。また、この結婚によってPeace Dealも与えられる。
    • Request Invasion:これはもっとも高くつく恩恵で、自身であまりにも大きく強くなってしまった国があるとき、この国の滅亡を狙って中国に進攻を提案する。もちろん、中国から遠く離れた国(例えばビザンツ帝国)への進攻が成功する可能性は高くないし、中国が必ず勝つという保証はない。プレイヤーが独立している場合、本当にその戦争に勝ちたいならば、その戦争に参戦することはとりわけ役に立つ。Peace Dealがある場合、通常の侵略と同様、Requested Invasionも回避できる。
  • 他にも多くの恩恵がある。Scholar-Bureaucrats、Siege Engineers、Chinese Artifacts、Silk Road Trade Contractsなど……だがこれはこの開発日記では詳しく述べない。
  • 最後に、こうした内容の多くはゲームルールで管理することができる。

次回:開発日記#64――龍の爪