定例の火曜日ではありませんが、「Europa Universalis IV」開発日記5月5日分が公開されていました。今回は1.22について。
概要
5月5日分の開発日記は、1.22について。
水兵の徴募(Press Sailors)
- 最初に、Mare Nostrumを持っている場合、従属国への要求(interactions)に「水兵の徴募(Press Sailors)」を追加した。これは自由の欲求(liberty desire)が50%より低い植民地国家に対して行うことが可能で、直ちに植民地国家の20%の水兵を得ることができる。これにより、その植民地国家の自由の欲求は15%上昇する。
- 植民地と自由の欲求についてだが、植民地はもはや相対的な力関係からは自由の欲求が上がらず、代わりに植民地に対して高い関税をかけると少しだけ上昇する。
封鎖(Blockade)の変更
- 1.22では、封鎖に新たな側面を付け加えた。封鎖することで攻城戦が行われているときと同様に荒廃度(devastation)が上昇し、また同様に封鎖されていると荒廃度の回復が止まる。
辺境伯(Marches)
- ご存じのように、辺境伯はマルチプレイでは厳しく禁じられる傾向にあり、シングルプレイでもいくぶん制限されることがある。これについて、開発度(development)200という固定値の上限から、宗主国の25%の開発度を上限とすることにした。士官の派遣(Send Officers)についても辺境伯ボーナスと同様の制限を設けた。
貴族主義アイディアグループ(Aristocratic Idea)の調整
- アイディア「軍の伝統(Military Traditions)」を貴族主義アイディアグループの2番目に変更。
- アイディア「在地貴族(Local Nobility)」で国家全体の自治度(autonomy)が上昇し、絶対主義(absolutism)も毎年上昇するようになった。
- アイディア「農奴制(Serfdom)」で上昇する人的資源が25%が33%に引き上げ。
- アイディア「国際的貴族(International Nobility、注:原文ではinternational Diplomacyとなっている)」に指揮官+1を追加。
- アイディア「貴族の回復力(Noble Resilience)」を「貴族の人脈(Noble Connections)」に変更。これは傭兵プール(mercenary pool)を+20%する。
- コンプリートボーナスは指揮官の攻城戦能力+1。
カルマ(Karma)
- 仏教はまったく人気がないため、1.22で小規模のオーバーホールを行った。カルマは、中程度であれば外交的名声(dip rep)を+2し、規律(discipline)を5%上昇させる。高ければ外交的名声+1、低ければ規律+2.5%となり、中程度以外の場合のペナルティはなくなった。
- またコアを得ることでカルマが低下することはなくなり、領土を獲得することにかかるカルマの低下は行政効率(administrative efficiency)によって変動する。また、宣教師が改宗させたプロヴィンスの開発度ごとに0.1だけカルマが上昇するようにした。
次の火曜日は、マップの変更について。
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