「Hearts of Iron IV」開発日記2017年4月19日――ライセンス生産とマップの変更

「Hearts of Iron IV」開発日記2017年4月19日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はライセンス生産とマップの変更ついて。

前回:開発日記2017年4月12日――反響とルーマニア


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概要

開発日記2017年4月19日は、ライセンス生産とマップの変更について。

  • 今回も1.4オークパッチとDLCについて説明する。1.4オークパッチはAIについて大きく、そして難易度の高い変更を行っており、長く問題であり続けたことについての助けとなり、また航空戦をより面白い体験ができるようにする(まだ開発中のため、詳しくは将来の開発日記で述べる)。

ライセンス生産

  • 必要な装備を生産する技術がない場合、国家は外国装備、例えば戦車や航空機や砲を、国内で生産するためのライセンスを求めることができる。史実でも、現地生産の部品を使用する設計がなされている、あるいはなされていない外国の車両を完全に国内の工場で組み立てるということを含めて、このような方法は行われていた。有名なスウェーデンのボフォース40mm砲がライセンス生産されたり、カナダのグリズリー戦車はM4シャーマンの派生型として生産されていたことなどがある。
  • ゲームでは、外国と良好な関係にある国家は装備の生産ライセンスを求めることができる。国家がライセンスを与えてくれるかどうかは、外交関係の評価とは独立している。例えば、ドイツは最新の戦車や戦闘機のライセンスを外国に与えることはないが、友好国や中立国に対するII号戦車のライセンス提供は喜んでするだろう。

  • 国家方針でもライセンスを提供することがあり、またライセンス生産にボーナスが付くことがある。前回の開発日記ではルーマニアの国家方針を紹介したが、これにも「戦闘機コンペ(? Fighter Competition)」イベントのトリガーとなる「戦闘機の獲得(Acquire Fighters)」というような、ライセンス生産に関する方針がいくつかある。

  • ライセンスが与えられた装備の生産は、自身で開発した装備ほど効率的に生産できない。最新のライセンス装備の生産には大きなペナルティがあるが、数年前の設計なら自身の装備とほとんど同じくらい効率的に生産できる。設計した国家と同じ勢力に属していない場合、プレイヤーが受けられる技術・生産面での支援は少し減る。
  • 装備のライセンスを受けることで、まだ自身で技術開発していない場合は研究ボーナスが付く。これは(注:おそらくライセンス生産全体のことと思われる)まだアナウンスしていないDLCの内容だ。

マップの変更

  • オークパッチでは地形をよりわかりやすくするため、マップテクスチャを更新・変更した。

通行不可エリア

  • AIがアフリカに関与しすぎるというのは何度も話題に上った共通の問題だった。オークパッチでは新たに通行不可エリアを導入して解決を図ることにした。HoI4の時代ではサハラ砂漠を大軍が移動できないというのは充分史実に基づいているため、軍の進入を禁止し、AIが理にかなっていない軍の配置をすることを避けることにした。

  • また、ヒマラヤ山脈その他の山岳地帯のいくつかの国境を通行不可とした(アフガニスタンはカイバル峠のようなチョークポイントを持つことでより手強くなった)。
  • 通行不可エリアには進入できなくなったため、周囲のエリアを支配することで通行不可エリアの支配権が移るようになる。

質疑応答

Q1:艦船もライセンス生産できる? 他国の設計が国内で建造された例は、特にHoI4の時代では少しだけみたいだけど。

A1:できるが、いい例が思いつかない。金剛はイギリスの設計だが、これはWW2以前の建造だ。私の中では、金剛のような外国の設計を国内で建造するほか、外国の造船業者から軍艦を購入することも含めている。(回答者はHoI4のコンテンツデザイナーと思われるPallidum氏)

オランダがシャルンホルスト級のライセンスを得る案があった。(副コンテンツ責任者代理のArchangel85氏)

Q2:派生型のライセンス生産もできる?

A2:できるし、経験値があればライセンス生産品の派生型を自分で作ることもできる。こうした派生型もライセンス生産のペナルティは受ける。

Q3:装備を買うことはできないの? フランスがアメリカから航空機を買った例がある。

A3:DLCを作るにあたって検討したが、最終的に少ないクリックでほしい装備を買える「市場」を作ろうということになった。理想としては、200機の新型戦闘機を売りに出し、誰かがその全部、あるいは一部を購入する(逆に誰かが新型戦闘機を売りに出していればプレイヤーはこれを購入することもできる)というものだ。

Q4:AIが賢くなったらまた進入不可エリアはなくなるの?

A4:最初に満州国を取り除いたのはAIがうまく対応できなかったからだったため、対処できるようになったら満州国を元に戻した。だが今回は将来的にイベントかなにかで通行できるようになるメカニクスを追加するつもりでいる。


来週はAIについて。

次回:開発日記2017年4月26日――アナウンスとAIアップデート#1

『「Hearts of Iron IV」開発日記2017年4月19日――ライセンス生産とマップの変更』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2017/04/20(木) 21:05:44 ID:b34e908dc

    これは期待できるパッチ
    どこまでがdlcの範疇となるのかとかライセンス兵器の名称はどうなるのかとか気になる

  2. 名前:匿名 投稿日:2017/04/22(土) 10:51:53 ID:0a3db7003

    サハラ砂漠の通行不可って、いまさら過ぎるだろ。

  3. 名前:匿名 投稿日:2017/04/27(木) 07:37:15 ID:c0c7d742d

    ライセンスは中小国向けのシステムだよなあ
    大国プレイのときにどこまで変化が出るやら

  4. 名前:匿名 投稿日:2017/05/16(火) 12:11:47 ID:d9c1d9f92

    日本だと戦車開発してる余裕ないからドイツの戦車作れるといいよね