「Hearts of Iron IV」開発日記2017年2月8日――1.3.3アップデート#1

「Hearts of Iron IV」開発日記2017年2月8日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.3.3での変更点ついて。

前回:開発日記2017年2月1日――1.3.3のMODについて


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概要

開発日記2017年2月8日は、1.3.3での変更点について。

インフラの影響

  • インフラはステートの工場の建設速度に影響するようになった。インフラを最大レベルまで上げると、工場建設速度は以前と同じになり、コストは少し安くなる。インフラレベルの低い低開発ステートでは、工場建設はより高コストになる。インフラが与えるボーナスは建設マップモードで見ることができる。
  • この変更には2つの理由がある。私たちはいくつかのステートをより価値あるものとして、自然と工業化の中心となるようにしたかった。もうひとつはゲーム中盤以降の工業の伸びを遅くしたかったということで、今までは行き過ぎていると感じていた(技術による向上にも手を入れた)。最後に、インフラの価値とインフラを向上させる国家方針の価値が低すぎたというのもある。

生産効率の変更

  • コードの最初の90%は開発期間の90%を占める。残りの10%はさらに開発期間の90%を占める」とはベル研究所のTom Cargillによるソフトウェア開発の有名なジョークだが、これには真実も含まれており、プログラミング以外のことにも応用できる。なにか新しいことを始めるとき、序盤の進捗は素早いが、作業を続けていくと進行させるのは徐々に難しくなっていく。
  • HoI4では、生産効率は線形に上昇していた。私たちはこれを、序盤は素早く、しかし生産効率が上がるに連れて生産効率上昇率がスローダウンするようにした。
  • 上のグラフが新旧の違いだ。以前は上限まで確実に効率が上昇していたが、新たなシステムでは序盤はより素早く、しかし上限に達するまでより長い時間がかかるようになった。これは生産効率上昇率補正、生産効率上限、初期生産効率に影響するすべての技術によって影響を受ける。

世界の緊張度――新たな脅威のルール

  • 戦争の正当化は、以前は戦争目標として選択したステートのコストにしか影響しなかった。世界の緊張度を低下させるためにひとつの正当化でひとつのステートしか指定しないことが効果的すぎるという状況を生み出した。そこで、戦争の正当化は正当化しようとしている相手の国家の大きさを考慮するようにした。大国に対する正当化は非常に攻撃的な動きと考えられ、したがって緊張度が大きく上昇する。
  • 複数の国に対する正当化は、政治力コストが正当化や既に戦争している国ごとに上昇するため、より高くつくようになった。これは、他国に対して独立保障をかけている国に政治力を消費させるために複数の正当化をすることを手助けし、実際に新たな国境線を引こうとする前にプレイヤーに考えさせるようにするものだ。
  • 国家が戦争状態になると、その国が勢力に加入するための緊張度制限が引き下げられるようになった。これによって、独立保障によらなくても、早い段階で戦争に介入できるようになった。

降伏についての変更点

  • 以前は相手が降伏したとき、その国家の備蓄のみからしか接収できなかった。これは厳しすぎ、またリアリティもないと感じたため、国家の装備全体に対して一定割合を接収できるようにした。また、もっとも多い接収装備の概要とその他の装備の詳しい数量を表示するようにした。

来週は、AIの最適化その他について。

年末に「HoI4の生産の最適化を考える」という記事を書いたのですが、もう陳腐化……。

次回:開発日記2017年2月15日――1.3.3アップデート#2