「Europa Universalis IV」開発日記1月31日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は満州について。
概要
1月31日分の開発日記は、満州について。
- 文化や文化グループに対する国家やプロヴィンスの補正を追加したため、満州向けのユニークな有料の内容は満州文化に結びつけている。
- 次の拡張では、主要文化が満州であれば、プレイヤーは満州文化のプロヴィンスから八旗軍(Banners)を召集できる。満州文化の1プロヴィンスについて開発度10ごとに1部隊の八旗軍を持てるが、これはすべてステートレベルで計算されるため、プロヴィンス単独で八旗軍をサポートできなくても、開発度が低いいくつかのプロヴィンスが共同で八旗軍をいくらか維持するということもあり得る。
- 八旗軍はステートのインターフェースから召集でき、そのコストは純粋に汚職による。また八旗軍1部隊ごとに1/(陸軍上限)の分だけコストが増していく。(?)
- 八旗軍はマンパワーをまったく使わないが、補充には通常の金額のコストがかかる。また、Strengthが0になると、傭兵と同じように部隊は解散する。
- 八旗軍は召集すると最初は100のStrengthから始まり、徐々に補充されていく。
- 八旗軍はプレイヤーの騎兵歩兵比率までは騎兵が召集されるが、それ以降は歩兵が召集される。
- ステートが八旗軍をサポートできなくなった場合、翌月からその部隊は通常部隊に変更される。
- 絶対主義の時代の間、プレイヤーが満州か清を操作している場合、充分なSplendorがあれば、召集できる八旗軍を50%増加させるabilityをアンロックできる。
- 八旗軍は、かっこいい紫色の背景色とマンパワーがかからない点以外にも、戦闘時には規律(discipline)が+10%される。
- 満州の八旗軍(The Eight Banners)のアイディアは、召集できる八旗軍を25%増加させるが、拡張がない場合は規律が5%上昇するだけだ。
- 八旗軍の追加にあたって、コードに柔軟なカテゴリーシステムを組み込んでおり、今のところ正規軍、傭兵、八旗軍というカテゴリーになっているが、将来的にこれを拡張していく予定だ。
- 1.19の満州のマップと比較してみてほしい。多くのことが変わっているのに気づくはずだ。
質疑応答
Q1:全部の文化にこういうのがあるの?
A1:ないが、MODで付け加えることはできる。「スウェーデン文化に規律を+20%」しようと提案したら、チームに却下されてしまった……。
Q2:1.20での騎兵歩兵比率は遊牧民によって変わるの?
A2:それに近い。騎兵歩兵比率は技術グループによって変わるのではなくなっており、補正によって変わる。今のところは以下のとおり。
- デフォルトは50%
- 政体がSteppe Hordeなら騎兵比率+25%
- Winged Hussarsのアイディアにより騎兵比率+10%
- 幸福なCossacksのEstateがある場合は騎兵比率+10%
- スンニ派は寛容度の代わりに騎兵比率+10%が付与される。
- テングリは不穏度2(注:-2?)の代わりに騎兵比率+25%が付与される。また連隊コストが-20%というのは-10%に修正される。
来週は、ステートへの布告と新たなステートインターフェースについて。
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