「Europa Universalis 4」開発日記3月24日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は”Mare Nostrum”で新たに実装される内容について。
前回:開発日記 3月17日
2016/4/1 開発日記3月31日分へのリンクを追加。
概要
3月24日分の開発日記は、“Mare Nostrum”で新たに実装される内容について。
無条件降伏
- 戦争をしていると、勝ち目がないことに気づくことがある。敵がこちらの領土を占領していくのを止めるため、講和前に軍を非常に大きなリスクのもとに置かなかればならない場合や、プレイヤーの国土の破壊を目的としている他のプレイヤーと戦争している場合に備えて、「無条件降伏」ボタンを作った。
- 無条件降伏を申し出ると、プレイヤーのまだ占領されていないプロヴィンスはすべて敵の制圧下に入り、敵は100%の戦勝点を得る。プレイヤーのプロヴィンスにいる軍は領土を追い出され、講和成立まで戦いに参加できなくなる。
- 無条件降伏の申し出を受ける側の場合、敵が降伏して100%の戦勝点を使って講和できる旨のアラートが出る。プレイヤーが講和条約にサインしない場合、2,3か月後には、通常よりも戦争による疲弊(War Exhaustion)の上昇が早まる「和平の呼びかけ(Call For Peace)」状態となる。プレイヤーからの和平の提案は、降伏を申し入れてきた国家によって自動的に承諾される。
- 当面の間、AIが無条件降伏を申し出てくることはないが、喜んで受け入れてくれる。
マップの共有
- 敵を叩き潰すことに夢中で世界を探索することをほったらかしにしてしまう人のために、”Mare Nostrum”では「マップの共有」という選択肢を加えた。
- これは新たな外交行動のひとつで、プレイヤーがまだ発見していない土地を発見している国家とよい関係を結んでいる場合、リージョンごとにマップの共有を申し入れることができる。これには15点の威信点を消費し、マップを渡す側の国家は10点の威信点を受け取る。植民地化している国家は強欲でマップ共有には応じたがらないだろうが、共通の敵がいれば共有してくれる可能性が高まる。
- 色よい返事がもらえない場合は、裏の手段によってマップを盗み出すこともできる。これには諜報アイディアと中程度のスパイネットワーク点が必要だが、相手には気づかれずに盗むことが可能だ。
次回:開発日記 3月31日
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