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「Stellaris」開発日記#15――斜陽の帝国

Stellaris 開発日記

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パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#15が更新されていましたので、その内容をご紹介。

前回:開発日記#14――種族の改良と新種族

2016/5/16 「fallen empire」の訳語を「滅びかけの帝国」→「斜陽の帝国」に変更。

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2016/5/16追記

「fallen empire」の訳語を「滅びかけの帝国」から「斜陽の帝国」に変更しました。ゲームを実際にプレイしてみると、まったく「滅びかけ」ではないというのが理由です。

概要

開発日記#15は、斜陽の帝国について。

  • 宇宙には、自分たちが第一で、自分たちだけが選ばれたと確信している傲慢な種族がいる。彼らは、素晴らしい発見や秘密の解明を行ってきたり、破壊のためだけに特化してきたような、他の種族がたどってきた苦労を認識できない。こうした種族を斜陽の帝国と呼ぶ。
  • 彼らは、かつては栄光ある帝国だったが、何らかの理由で停滞し、内乱やひどい無神経さによって滅びかけている。かつては多くの星系を支配していたが、今ではごくわずかに縮小し、優れていた技術にかろうじてしがみつき、かつての栄光ある艦隊はほとんど残っていない。斜陽の帝国は孤立主義者で、新たな種族に無関心であり、侮蔑の態度を隠そうとしない。外交的な試みは意味がなく、彼らに残された星系に正体不明の艦船がやってくれば、攻撃しようとするだろう。
  • 斜陽の帝国は、以下の理由で追加している。彼らはとても素晴らしいストーリーを生み出すポテンシャルがあるし、プレイヤーがゲームごとに異なる体験をすることに寄与するかもしれない。プレイヤーは銀河のできごとに対して斜陽の帝国がどのように反応するかについて、確信を持つことはできないだろう。また、彼らを一人にしておけば、全銀河的な脅威に再起するかもしれないし、植民地にしていた下位の種族に彼らのもっとも神聖な惑星を略奪されるようになるかもしれない。
  • ゲームプレイ上では、他の帝国を打ち負かそうと軍隊に投資するプレイヤーにとって、斜陽の帝国は先進的なテクノロジーの潜在的な源として機能する。「Stellaris」では、戦闘で破壊されたすべての艦船から、リバースエンジニアリングによって兵器や装備を開発するのに必要な技術を発見できることがある。
  • プレイヤーはまた、斜陽の帝国が支配する惑星に侵攻することで、その惑星の建造物を利用することもできる。これは、もちろん帝国内に新たな種族を入れることになる。
  • こうした報酬が欲しいとき、プレイヤーは斜陽の帝国を攻撃する前にリスクを考えるべきだ。長い間恐ろしいものを発見してきたかもしれないし、彼らの惑星には禁じられた秘密があるかもしれないし、解放された捕虜が収容所の管理官を殺すかもしれない。

質疑応答

Q1:斜陽の帝国でプレイすることはできる?

A1:プレイするようにはデザインされていないが、タグを切り替えれば可能だ。”is_playable”というフラグは最初”no”になっているが、これを”yes”にすれば、種族作成画面でオプションとして表示される。


来週は、植民地やその住民にふりかかるイベントや災害について。

次回:開発日記#16

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