「Hearts of Iron IV」開発日記2017年8月23日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は将来の計画について。
概要
開発日記2017年8月23日は、将来の計画について。
今現在
- 今週、私たちはフルサイズの拡張となる次のDLCの作業を始めた。多くの人たちが大きなシステムの変更があるのかと尋ねてきたが、おそらくそうなる。通常通り、拡張は1.5「コーンフレーク(注:これが元ネタか?)」と同時にリリースされる。
- これには堪忍してもらう必要があるものも含まれる。次のDLCについて作業を始めたと言ったが、その内容をお知らせする前に実際に作ってみたり、テストしてみる必要がある。これは次回以降2回の開発日記は(計画通りなら)、私たちが用意した別のものについての紹介となるということだ。計画では、会社やチームのビジネスや工程の側面について紹介してくれるゲストが書いてくれる予定だ。
五カ年計画
- 実際に5年間かけるわけではないが、将来についてのロードマップをお伝えしておきたい。いくつかは今年上期に行われたPDXConでも話した内容だ。以下のものは完全なものでも最終版でもないし、既に行ったもの以外は優先度の変更などいかなることについてもお約束するものでもない。私たちがなにをやろうとしているかのアイディアをご紹介するものだ。並び順は優先度や実施順を意味するものではない。
- ゲーム中のネーミングについてのフレーバーや没入感の改善。Infantry Division Type 1のようなものをなくす。
- 海戦や艦隊の挙動に対するプレイヤーのさらなるコントロール。
- 大将を元帥が指揮できるような指揮系統システム。
- プレイヤーがさらに関与する兵站システム(今は非常によくない状況にならないと気にしない)。
- 海戦インターフェースをメカニクスに対する透明性がより高まるように改善(1.4で空戦に対して行ったような)。
- 潜水艦の戦闘についてのバランス、フィードバック、メカニクスの改善。
- ランダムではなく、プレイヤーにも見える方針リストによるAIの長期的目標や戦略への誘導。(注:「ランダムや方針リストによらない……」か?)
- 初期からあるすべての国家の政治指導者に固有のポートレートを作成する。
- プレイヤーが素早くダイナミックな決断を行えるようにする手段。イベントや国家方針に適合するようななにか。
- スパイと諜報活動。
- 国家統合度を負けかかっているときだけ問題になるものではなく、ゲーム全般を通じて問題となるようにする変更。
- 講和会議の改善。
- 別の歴史の流れや選択肢を持つ国家方針のアップデート(ドイツ、イタリア、アメリカ、イギリス、ソ連、フランス、日本)。
- 秘密兵器プロジェクト。
- ゲーム内で適切に燃料を表現すること。
- 装備の備蓄で古いものを廃棄できるようにする。
- 戦争の統合(?)などについて問題の原因になっている戦争の挙動の見直し。
- さらなる国家方針(中国、南アメリカ、スカンディナヴィア、スペイン、トルコ、イラン、ギリシャ)。
- 戦争とのみ紐づくわけではない占領システムと、中核州か非中核州かでアクセスできるものがそれほど二分されないシステム。(? 意味がうまく取れず)
- 防衛戦をより面白くする。
- 特に戦後において、常備軍の規模を制限する新たなメカニクス。
- インフラの改善により資源に大規模にアクセスできるようにする。
- 個性のない編制や史実ではないゲーム的な編制とならないように、ドクトリンが師団設計に強く影響するようにする。
- 「どうしてAIの改良はリストにないの?」という質問への回答は、それが行われたとしても完了のチェックを入れられないからだ。これについてはリリース以来、ほかのことと並行して取り組み続けている。
- 上のリストは、「次のDLCでやることリスト」ではないことに注意してもらいたい。いつかはやりたいことのリストであって、複数のDLCに分かれる。
質疑応答
Q1:「戦争とのみ紐づくわけではない占領システムと、中核州か非中核州かでアクセスできるものがそれほど二分されないシステム。(?)」ってなに?
A1:例えばX国が陣営に加わる前にやられて戦争が終わったとすると、その住民はなにも気にしないしレジスタンスも起こらない。また、プレイヤーは中核州よりも非中核州を改良することができない。
コメント
「別の歴史の流れや選択肢を持つ国家方針のアップデート」のUnited Kingdomだけ翻訳し忘れてますよ
ありがとうございます。訂正しました。
やっとちゃんとしたリーダーが開発陣に入った感じがしますね。
今までは各々のメンバーの腕はあっても、舵取りをできる人がいないため、行き当たりばったりに拡張している感があった。
ユーザーとの対話もちゃんとできてるので、これは期待できる。