「Europa Universalis IV」開発日記2月14日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は足利幕府について。
概要
2月14日分の開発日記は、足利幕府について。
- 今日は次の拡張での足利幕府(Ashikaga Shogunate)でのプレイに関する2つの新しいメカニクスについて見ていくことにしよう。
- 今、「日本はどこ?」と思っている人もいるだろう。ゲーム開始時には統一された日本の国家は存在せず、代わりに将軍家が大名を属国としている。
- 足利家が京都を失うと幕府も倒れ、京都を制圧した大名が新たな将軍となる。大名は将軍家の属国ではなくなり、独立大名(an Independent Daimyo)という政体となって帝国になることもできるようになる。
- プレイヤーが将軍で25以上の都市を支配し、大名が残っていない場合、日本(Japan)を建国することができる。大名が独立していて、かつ他に大名がいないという場合も日本を建国できる。
- 幕府という政体についての内容として、平時には大名ごとに安定度コストが2%、最大20%まで低下し、また年間の正統性(legitimacy)上昇が+0.1、最大+1まで増加する。さらに、幕府から大名がどれほど孤立しているかに応じて年間の威信(prestige)が-1~+1される。孤立主義(isolationism)については神道(Shintoism)のメカニクスについてのときに述べる。
- 幕府から外交関係ボーナスはなくなったが、代わりに追加の外交官が1人増えた。また、大名に対する外交関係の維持費がかからなくなった。
- 幕府は3つのabilitiesがあり、正統性20を消費して政府画面から使用することができる。
- Sword Hunt:属国となっているすべての大名の人的資源(manpower)と軍上限(force-limits)が減少し、将軍家の人的資源と軍上限が増加する。
- Sankin Kotai:属国となっているすべての大名の関係スロットを1減少させ、将軍家の外交的名声(diplomatic reputation)を3増加させる。
- Forcibly expel Ronin:すべての属国のliberty desireを5%減少させる。
- 次に、liberty desireが50%未満の属国となっている大名に対して幕府が使える新たな5つの行動がある。
- Force Seppuku:現在の大名が死亡し、後継者は戦争を開始できなくなる。ただ(AIのみ)他の大名と戦争を始めていた場合は可能だ。(?)将軍家は後継者の君主点の5倍の君主点を得る。
- “Return Land”:大名に独立国のcoresがある場合、強制的に大名からcoreを引き渡す。
- Contribute to Capital:プレイヤーの首都に1の開発度(development)をもたらし、相手の領地の開発度を2減少させる。幕府の開発度の33%以上の大名に対して使用できる。
- Conscript General:大名の最も点数の多い将軍を宗主国に移し、Liberty Desireが+30される。大名だったり、その後継者である将軍は選ばれない。
- Force isolation up/down:幕府に対するisolationを強制的に上下し、Liberty Desireが25%上昇する。
質疑応答
Q1:3つのabilitiesはどれくらい続くの?
A1:10年。
来週は、進貢国について。
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