海軍戦略・戦術シミュレーションゲーム「Rule the Waves 3」を日本で、領土を拡大しない縛りを設けて遊んでいくプレイ日記第25回。今回は1924年、海軍休日はいつまで続くのか。
1924年
1月
現行の六式B型雷撃機三型運用開始から3年が経過したため、新型雷撃機を公募します。いつものとおり、第一優先は信頼性、第二優先は速度。
1924年1月時点の日本艦隊
1924年1月時点の日本艦隊の状況は以下のとおり。
- 常備艦隊(計88隻)
- 第5戦隊(薩摩型巡洋戦艦2隻)
- 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
- 第2戦隊(榛名型巡洋戦艦3隻)
- 第2駆逐隊(菊月型駆逐艦4隻)
- 第6駆逐隊(磯風型駆逐艦4隻)
- 第10駆逐隊(磯風型駆逐艦4隻)
- 第4水雷戦隊(吉野型防護巡洋艦3隻)
- 第1駆逐隊(磯風型駆逐艦3隻)
- 第2戦隊(榛名型巡洋戦艦3隻)
- 第2水雷戦隊(八重山型防護巡洋艦2隻)
- 第3水雷戦隊(橋立型防護巡洋艦2隻)
- 第1航空戦隊(出雲型航空母艦2隻)
- 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻)
- 第5駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
- 第1水雷戦隊(厳島型防護巡洋艦2隻)
- 第3駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
- 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻)
- 第7駆逐隊(磯風型駆逐艦3隻)
- 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
- 第13戦隊(筑波型装甲巡洋艦2隻)
- 第8駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
- 第9駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
- 宇治型護衛艦(コルベット)「宇治」
- 宇治型護衛艦「嵯峨」
- 睦月型掃海艇(コルベット)「睦月」
- 睦月型掃海艇「如月」
- 睦月型掃海艇「弥生」
- 睦月型掃海艇「卯月」
- 睦月型掃海艇「皐月」
- 睦月型掃海艇「水無月」
- 睦月型掃海艇「文月」
- 睦月型掃海艇「葉月」
- 八丈型護衛艦「八丈」
- 八丈型護衛艦「石垣」
- 八丈型護衛艦「国後」
- 八丈型護衛艦「択捉」
- 渦潮型中距離潜水艦8隻
- 迅鯨型機雷敷設潜水艦2隻
- 清波型長距離潜水艦8隻
- 第5戦隊(薩摩型巡洋戦艦2隻)
- 建造中(計2隻)
- 天龍型軽巡洋艦「天龍」
- 天龍型軽巡洋艦「龍田」
- 改装中(計4隻)
- 八丈型護衛艦4隻
1924年も諸外国の動向を見ながら既存艦艇のやりくりと設備の整備に終始する予定です。
話は少し変わりますが、軍縮条約によるものなのか、海軍軍備競争は航空機に舞台を移したように感じられます。ロシアとイギリスが航空機配備数で突出して多く見えますが、実はロシアは軍縮条約以前から100機超の軍用機を配備する航空大国でした。一方、イギリスは軍縮条約締結から急速に配備機数を増やしており、次の戦争は航空戦争になることを予感させる動向です。日本もロシアの航空軍備拡大に対抗するため、徐々にではありますが北海道に航空基地を増設し、航空機の配備数を増やしていました。
1924年は艦艇の整備はそこそこに、航空基地の整備に軸足を移していくことになるかもしれません。
2月
突然の不景気で失業と貧困が広がり、軍事予算にも影響が出ているとのこと。現在の社会不安レベルは4と平時にしては高いので、威信を消費して失業者対策の社会改革をやってもらうことにします。
社会改革が帝国議会で無事可決。社会不安レベルが3に低下します。
4月
潜水艦技術「耐圧殻の改善」を獲得。潜水艦の信頼性が5%向上します。
5月
八丈型護衛艦(コルベット)4隻が大規模改装を終えて再就役。
艦艇設計技術「より効率的な船体形状」の購入
ドイツ政府が艦艇設計技術「より効率的な船体形状」を売却してくれるというのでもちろん購入。
必要な機関出力が減少します。
技術開発
同時に、艦艇設計技術「主兵装の前方集中配置」を獲得。主兵装を前方に集中配置することで、重量面で恩恵を得ることができるようになります。史実の日本の利根型重巡洋艦などを想定しているということなのでしょうか。
さらに、榴弾技術「炸薬の改良」を獲得。砲弾ダメージが少し向上します。
川崎航空機による水上偵察機の売り込み
川崎航空機から独自開発の水上偵察機の売り込みがありました。現行機種より爆弾搭載量を増やした機体のようですが、速度や航続距離が劣るのは見過ごせないので不採用とします。
6月
軍艦発注量が不足しているため、造船所の閉鎖と工員の解雇が行われてドック容量が500減少。米英では49,000トンを維持している中、日本は45,000トンと小さめです。どうにかしたいところではありますが、軍縮条約期間中は造船能力の低下を甘受するしかなさそうです。
朝霧型駆逐艦の大規模改装
八丈型護衛艦に続いて、今度は朝霧型駆逐艦の大規模改装を行います。朝霧型はこれまでと同じく艦隊型駆逐艦として使用予定。機関の交換で速力は31→32ノットに向上させ、さらに機雷と爆雷保管庫を増設。水上魚雷発射管は連装1基、単装1基という変則的なものでしたが、これを連装2基としました。
再就役は12か月後の1925年6月の予定。
7月
新型雷撃機の公募に3機種の応募がありました。速度と航続距離に優れる愛知航空機の機体を採用します。
中型爆撃機の公募
新たに中型爆撃機という役割が登場したため、日本海軍初の中型爆撃機を公募します。優先性能はいつもどおり第一優先が信頼性、第二優先が速度。
10月
魚雷技術「蒸気推進器の改善」を獲得。魚雷の速度と射程距離が向上します。
12月
天龍型軽巡洋艦「天龍」「龍田」が就役。
代わりに艦齢30年となった八重山型防護巡洋艦2隻を解体処分します。「八重山」「千島」いずれも合計14回もの海戦に参加した歴戦の巡洋艦でした。「八重山」の最初の艦長となった吉川中佐は現在海軍大将にまで出世しています。
天龍型2隻は八重山型と入れ替わりに第2水雷戦隊に編入します。
対空砲技術「HAギアードサイト」
対空砲技術「HAギアードサイト」を獲得。重対空砲の有効性が向上します。
1925年
1月
アメリカ政府が装甲技術「装甲試験手法の改善」を売ってくれるというので購入。
装甲品質が少し向上し、装甲重量が1%減少します。
中型爆撃機の採用
公募していた中型爆撃機に3機種の応募がありました。速度と耐久性の高い愛知航空機の機体を採用します。
1925年1月時点の日本艦隊
1925年1月時点の日本艦隊の状況は以下のとおり。
- 常備艦隊(計88隻)
- 第5戦隊(薩摩型巡洋戦艦2隻)
- 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
- 第2戦隊(榛名型巡洋戦艦3隻)
- 第2駆逐隊(菊月型駆逐艦4隻)
- 第6駆逐隊(磯風型駆逐艦4隻)
- 第10駆逐隊(磯風型駆逐艦4隻)
- 第4水雷戦隊(吉野型防護巡洋艦3隻)
- 第1駆逐隊(磯風型駆逐艦3隻)
- 第2戦隊(榛名型巡洋戦艦3隻)
- 第2水雷戦隊(天龍型軽巡洋艦2隻)
- 第3水雷戦隊(橋立型防護巡洋艦2隻)
- 第1航空戦隊(出雲型航空母艦2隻)
- 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻)
- 第5駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
- 第1水雷戦隊(厳島型防護巡洋艦2隻)
- 第3駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
- 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻)
- 第7駆逐隊(磯風型駆逐艦3隻)
- 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
- 第13戦隊(筑波型装甲巡洋艦2隻)
- 第8駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
- 第9駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
- 宇治型護衛艦(コルベット)「宇治」
- 宇治型護衛艦「嵯峨」
- 睦月型掃海艇(コルベット)「睦月」
- 睦月型掃海艇「如月」
- 睦月型掃海艇「弥生」
- 睦月型掃海艇「卯月」
- 睦月型掃海艇「皐月」
- 睦月型掃海艇「水無月」
- 睦月型掃海艇「文月」
- 睦月型掃海艇「葉月」
- 八丈型護衛艦「八丈」
- 八丈型護衛艦「石垣」
- 八丈型護衛艦「国後」
- 八丈型護衛艦「択捉」
- 渦潮型中距離潜水艦8隻
- 迅鯨型機雷敷設潜水艦2隻
- 清波型長距離潜水艦8隻
- 第5戦隊(薩摩型巡洋戦艦2隻)
- 改装中(計8隻)
- 朝霧型駆逐艦8隻
1925年も既存艦艇のやりくりと設備、特に航空基地の整備を行っていきます。
現役艦艇でもっとも艦齢が高い常磐型装甲巡洋艦は1927年に艦齢30年となるため、来年に代艦の建造を始める予定です。
2月
昨年採用した愛知航空機・一三式雷撃機の運用が開始。
3月
イタリアでファシスト党のクーデターが発生。
小艦艇・雷撃戦技術「駆逐艦の連装砲」
小艦艇・雷撃戦技術「駆逐艦の連装砲」を獲得。駆逐艦で連装砲を利用可能になります。
新型戦闘機の公募
現行の九式戦闘機が運用開始から3年以上経過したため、新型戦闘機を公募します。いつものように第一優先は信頼性、第二優先は速度。
4月
対潜水艦戦技術「爆雷投下器の改善」を獲得。対潜能力が少し向上します。
5月
機関技術「強制循環」を獲得。機関重量が1%減少します。
6月
緊張度が低いため、海軍予算が削減。実は今年に入って2回目です。
海軍予算はフランスとロシアの間。ロシアと比べて日本は25%ほどBase resourceが上ですが、海軍予算はそれを下回っています。
朝霧型駆逐艦の再就役
大規模改装を行っていた朝霧型駆逐艦6隻が再就役。「海霧」「山霧」は来月再就役予定です。
筑波型装甲巡洋艦の大規模改装
続いて、1908年就役の筑波型装甲巡洋艦に大規模改装を行います。機関交換でも25ノット超が出ないので、出雲型軽空母の護衛に使う予定。
7月
大規模改装を行っていた朝霧型駆逐艦の残る2隻が再就役。
艦隊戦術技術「一斉反転」
艦隊戦術技術「一斉反転」を獲得。海戦で一斉反転機動を行えるようになります。1910年の技術でしたが、取り損ねていたようです。
一四式爆撃機の運用開始
1月に制式採用した愛知航空機・一四式爆撃機の運用が開始。一三式雷撃機と比べると頑丈ですがかなり鈍足です。
海軍予算の異常な減少
今月(1925年7月)のAlmaniac。日本の海軍予算は99,240。
(再掲)前月(1925年6月)のAlmaniac。日本の海軍予算は132,360。
特にイベントが起こったわけではないのですが、前月から予算が急に30,000以上の予算が減少していました。Base resourceにはおかしなところはないように見えますが、予算がこれだけ急減するのはさすがに不具合のように思えます。1.00.46以前の問題を引きずっているのか、まったく別個の問題なのかはわかりませんが、このままこのプレイ日記を続けられるのか、雲行きが怪しくなってきました……。
8月
上陸作戦技術「大発動艇」を獲得。上陸作戦能力が向上します。
9月
水密区画・ダメージコントロール技術「二重船底の拡張」を獲得。ダメージコントロールが少し向上します。
新型戦闘機の選定
公募していた新型戦闘機に3機種の応募がありました。速度がもっとも高い三菱航空機の機体を採用します。
新型飛行艇の公募
同時に今度は新型飛行艇の公募を開始。
10月
依然として異常に少ない海軍予算が続いていますが、ここに来てさらに予算を削減するというイベント。
海軍予算はさらに減少して83,520。同程度の国力であるドイツの半分ほどの海軍予算となっています。既存の海軍戦力の維持費すら賄えていません。仕方ないので、とりあえず基地航空隊をすべて解隊してちょっとでも維持費を浮かせることに。
これは一時プレイを中断してアップデートを待ったほうがいいように思いますが、キリが悪いのでとりあえず1925年を完走してしまうことにします。
11月
秘密警察の報告によると、高すぎる海軍予算に対して不満を持っている不平分子がいるとのこと。今の海軍予算が高すぎるとは到底考えられませんが、なぜこんなことになっているのでしょうか。いよいよこのプレイ日記の継続が危ぶまれる事態になってきました……。
これにより社会不安レベルは5に上昇。以前から平時にしては妙に社会不安レベルが高いので、軍縮条約による政情不安を反映したというような動向なのかなと思っていましたが、単に不具合だったように思えてきました。
今回は1924-25年、既存艦艇の改装を進めてきましたが、海軍予算や社会不安レベルに関して不具合のように思える事態が発生してしまいました……。バージョン1.00.27から長々と続けてきたセーブデータでは挙動に問題があるのか、それとも1.00.46の問題なのか、はたまた私が行った士官・艦船名の名称リストの変更と階級名の修正がなにか悪さをしているのか、原因は不明ですが、次回はまた新バージョンになってからプレイしようと思います。次回は1926年から。
2024年7月27日追記:2024年7月24日にバージョン1.00.52がリリースされ、1.00.52で少しゲームを進めてみましたが、やはり海軍予算の減少は止まりませんでした。今後のアップデートでも改善されるか不透明なため、残念ですが本プレイ日記はここで打ち切りとします。中途半端なところで終了となってしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。
コメント
お疲れ様です。予算減額が多すぎる件に関しては4月下旬に立てられたSteamの議論スレッドを以前から見ていますが、不満に持つ方がちらほら見受けられますね…
開発者は「可能であれば問題特定の為に保存ファイルをアップロードして報告して欲しい」とは離されてますが上げられてる方居ないのはちょっと気になりますが…
https://steamcommunity.com/app/2008100/discussions/0/4358997268253701747/
もしかするとどなたかメールで開発者にセーブデータを送ったのかもしれませんが、私も今回のプレイ後のセーブデータのリンク(WeTransferというサイトに開発者が言及しているのでここにアップロードしたもの)をつけて投稿してみました。
古いバージョンから繰り越し繰り越しで遊んできたデータで、さらに手動で艦名候補などを書き換えているので参考になるのかわかりませんが、なにかしらの解決につながることを期待したいところです。
教えていただきありがとうございます。