「Cities: Skylines II」開発会社CEOの「今週の言葉」#2

2023年11月6日、「Cities: Skylines II」開発会社であるColossal Order社CEOが「Cities: Skylines II」の状況を伝える「今週の言葉」#2が公開されました。本記事ではその内容を紹介します。

前回：「今週の言葉」#1（2023年11月1日）

今週の言葉

2023年11月6日、「Cities: Skylines II」開発会社であるColossal Order社CEOが「Cities: Skylines II」の状況を伝える「今週の言葉」#2が公開されました。以下、その内容を紹介します。

前半はコミュニティに対して攻撃的な論調を控えるよう求めていますが、省略します。

• 今回のパッチでもっとも議論になった変更はラジオ広告が不快に感じられるとの指摘を受けて削除したことだ。私たちは本作をすべての人に歓迎されるものにしたいので、このラジオ広告を削除することとした。
• 今週はごみ問題について詳しく調べている。バランスに好ましくない影響を与えるバグがあるように見えているためだ。作業は以下の問題を特定することから始まった。
  • ごみ収集車が途中で消失するごみ収集のバグ。
  • ごみの蓄積量が少なすぎてごみ処理施設のバランスがおかしい。
  • ストレージを設置したばかりのごみ処理施設で一見どこからともなく出てきたように見えるごみでいっぱいになり、ごみ収集が行えなくなる。
• 現在はこうしたバグは修正され、私たちは機能のバランスについて検討している。というのは、ごみ処理施設の処理が遅く、これが輸出に問題を生じさせているためだ。都市内でごみ処理が行えない場合、余分なごみは都市外に輸出される。輸出のデメリットとして時間がかかり、渋滞が発生して市民が不幸になるため、都市内でごみを処理するほうがより早く、市民により喜ばれる。
• 先週述べた野良犬の問題については、次のパッチで捨てられた犬の群れが異常な数になってしまわないように数が修正される。新婚夫婦はパートナーの犬を家族に迎え入れるべきであり、置き去りにすべきではない。この問題の修正計画によって、このバグを機能に変えるべきかという議論が直ちに起こった。個人的には、多くの政策と都市で救助を必要とするあらゆる種類の動物が登場する、動物保護施設DLCのアイディアは絶対に歓迎するだろう！
• DLCについては、未解決のパフォーマンス問題が私たちの基準を満たすように修正されるまでは、新たな有料コンテンツをリリースする予定はない。小さなチームなので、私たちは手を広げ過ぎないよう、目先の仕事に集中しなければならない。また、優先順位や時間的制約のために見送られた前作でのプレイしやすさの改善点の追加のように、本作に対するみなさんからの提案を検討し始めるのを楽しみにしている。

質疑応答

Q：Ultimate EditionのDLCリリース時期は変わる？

A：2023年第4四半期にリリースが予定されているもの（注：アセットパック「Beach Properties」とラジオDLC「Deluxe Relax Station」）は延期される可能性がある。「Beach Properties」のアセットは作成中だったが、コーディングのリソースが改良に使われ、より緊急の仕事にアーティストを引き抜かなければならなくなっており、これはDLC開発に直接影響する。本作最初のDLCは2024年第1四半期にリリースされる可能性が非常に高い。しばらく延期しなければならない場合でも、私たちは約束したリリース後のコンテンツを提供することに取り組んでいる。

Q：ごみ問題の後に優先されるバグ修正は？

A：ゲームプレイ面では港の問題を調査する予定だ。

来週はMod制作用のエディターの状況と、リリース時のエディターの機能について。

エディターについては動画も公開されているようです。

最初のDLCは2024年第1四半期にリリースされる可能性が非常に高いとなると、その後のDLCも玉突き的に後ズレということになるのかもしれませんね。

次回：「今週の言葉」#3（2023年11月）