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Stellaris新種族パック「Necroids Species Pack」発売&2.8.1ベータ版リリース

Stellaris

2020年10月29日(日本時間翌30日)、Stellaris新種族パック「Necroids Species Pack」が発売され、同時に2.8.1ベータ版がリリースされました。

発売日発表時の記事はこちら。

バージョン2.8.0についてはこちら。


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Stellaris新種族パック「Necroids Species Pack」

2020年10月29日(日本時間翌30日深夜2時)、Stellaris新種族パック「Necroids Species Pack」が発売されました。価格は7.99ドル(Steamでは820円)。不死の種族Necroidとそれに関連する国是や起源などを追加する種族パックとなっています。

詳しい説明はSteamストアページに日本語で記載があります。さらに詳しくは、過去の開発日記についての記事をご覧ください。

2.8.0「バトラー」アップデート

同時リリースの2.8「バトラー」アップデートはイベントや特定のケースにおけるシステム上のバグ修正が中心となっています。パッチノートについての記事があるので、詳しくはこちらをご覧ください。

2.8.0では実験的にDirectX11をサポートするようになりました。DirectX11のサポートを有効化するとロード時間やパフォーマンス改善が起こる場合があるようですが、あくまで現時点では選択的に有効化できる状態で、実験的な段階にあるものであるということ強調しています。Steamユーザーは起動オプションに「-dx11」と入力すれば有効になります(ライブラリでタイトルを右クリック→プロパティ→「起動オプションを設定」)。マイクロソフトストアユーザーの場合については別の手順が必要ですが省略します。気になる方は直接スレッドをご覧ください。なお、特別なフォントを使用する言語(ポーランド語・ロシア語・中国語)は現状DirectX11ではサポートしていないとのこと。

セーブデータについては、2.7.2から2.8.0への移行で悪影響はないはずであるものの、問題が起こった場合はバージョンを戻すことができるとアナウンスされています。

なお、アップデート後も以前のバージョンで遊びたい場合はSteamのライブラリからタイトルを右クリック→プロパティ→ベータからプルダウンメニューでバージョンを切り替えることができます。

2.8.1ベータ版

2.8.0と同時に、2.8.0に含めることができなかった変更点を含むパッチ2.8.1がベータ版としてリリースされました。なお、2.8.1にした場合でも依然としてバージョンの表示は2.8.0となっており、チェックサム(2.8.1のチェックサムは9dc4で見分ける必要があるとのこと1。また、2.8.1はSteamでのみ利用可能であると述べられています。

以下では私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。

  • 以下のことを目標とするセクターの自動化スクリプト、およびコードを見直した。
    • 標準的でない惑星(軌道上居住地など)の区域や官僚を生む建造物などに関するセクターの知識の致命的な欠陥を埋めた。
    • すべてのセクターはすべての建造物について知るようになった。すなわち、プレイヤーが科学セクターに合金工場を建設した場合でも、セクターは合金工場のアップグレード方法をわかっている(もちろん研究所も同様)。
    • 特定の建造物を建設すると資源不足になるかどうか、その職に就くことができるPopがいるかどうかのチェックを、ハードコードされたチェックに移すことでより信頼性を高めた。
    • 区域がブロッカーで建設できなくなるまで、自動化によってブロッカーが除去されなくなった。
  • 攻撃半径の計算を連続的なコードからスレッド化されたコードに移行した。
  • 貿易路の更新を毎日ではなく7日ごととした。
  • AIが破壊された星系基地を攻撃しようとしてループにハマる場合があるのを修正。
  • 経済AIは区域を建設するかどうか選ぶときにその区域がもたらす資源をよりよく考慮するようになった。
  • AIは職をもたらす建造物を建設する前に、その職に就こうとし、かつ職に就くことができるPopがいるかどうかをチェックする(つまり、惑星にネクロファージPopがいない場合は消費財に関する建造物を乱造しない)。
  • コンティンジェンシーの建設船は建設を行う星系をよりよく選択するようになり、しばらくするとスタックしてしまうのを修正した。
  • 危機の軍事AIにさまざまな改善を行った。
  • 軍事AIが艦隊を行ったり来たりさせるのを修正。

2020年11月13日更新分

以下では私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。

  • 非常に多くの惑星を持っている状態で惑星画面を開くと非常に重くなるのを修正。
  • 実験的なDirectX11モードで中国語・ポーランド語・ロシア語をサポート。
  • AIは適切な時期に目標として艦隊が「先駆け」を考慮するようになった。以下のように振る舞う。
    • どちらの国家も「同盟国に追従」フラグを持っているか、主導国が人間でなければならない。
    • 両国が戦争状態にある場合、
      • 属国は宗主国に追従する。
      • 両国が同じ戦争を戦っている場合、
        • 防衛戦争のとき、AIは戦争指導国に追従する。
        • 充分接近しているとき、AIはより強力な同盟国に追従する。
        • 人間でないとき、人間のプレイヤーに追従する。
      • AIが危機と戦っている場合、
        • 連邦に所属しているとき、連邦指導国(あるいは人間のプレイヤー)に追従する。
        • AIが危機に攻撃されていないとき、存在している誰かに追従する。
        • 危機と戦っている人間に追従する。
  • AIは造船所・タイタン/コロッサスの造船所を建設する可能性が劇的に高くなった。
なお、ベータ版で遊びたい場合はSteamのライブラリからタイトルを右クリック→プロパティ→ベータからプルダウンメニューでstellaris_testを選ぶことでバージョンを切り替えることができます。プルダウンメニューが表示されない場合はこちらの記事をご覧ください

質疑応答

Q1:ゲーム終盤のPopのマイクロマネジメントについてはなにもないみたいだからがっかりした。

A1:ゲーム中盤~終盤のマイクロマネジメントとゲームのQoLは現在取り組んでいる主要な問題だ。これには多くの繰り返しとテストが必要で時間がかかる。


「Federations」以来半年ぶりのメジャーアップデートですが、しばらくは種族パックで間をつないでシステムの修正やパフォーマンスの改善に努めていくということなのかもしれません。

次バージョン:2.8.1正式版

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コメント

  1. 翻訳お疲れさまです

    >貿易路の更新を毎日ではなく7日ごととした
    以前POPの就職判定が毎日だったのを修正していたけれど、交易路は漏れてたのね。意外と単純な軽量化手段がまだ隠れてそう

  2. いくら種族が増えてバグが修正されても、それは所詮枝葉の話だ。
    銀河の探検や星系の開発は今でもおもしろいけど、戦争が致命的につまらない。
    抜本的にデザインを改めないと良くならないから、はよ3.0.0。

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