「Europa Universalis IV」開発日記2020年7月7日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は東南アジアのマップの見直しについて。1.30「オーストリア」+「Emperor」リリース後の開発日記です。
開発日記
開発日記2020年7月7日分は、東南アジアのマップの見直しについて。
- 私(注:コンテンツデザイナーのneondt氏)のことを少しでも知っている人は、私が東南アジアを大好きなことを知っているだろう。2年半のプロジェクトを経て、ついに私の夢である東南アジアのマップを作り直す機会を得た。
- 上の画像は東南アジア本土だ。ビルマ/ミャンマーは「Dharma」のときにやったものがまだ通用すると感じているので今回の見直しからは除外しているが、この地域に新たなコンテンツが間違いなくある。
- 国の設定は大きく変わってはいない。1444年の設定に新たに追加されたのは、現在のベトナム中央高地に住む部族だけだ。しかし多くの新たなプロヴィンスを追加し、地域全体の開発度を大きく引き上げた。ログによると、indo_china_regionには64のプロヴィンスがあり、合計開発度は542となっている。こうした数値は最終的なものではないことに注意してほしい。
- 私が特に満足しているのは、Lan Naが5プロヴィンスに収まり、西を通過不可地形に接していることだ。通過不可地形と言うと、アンナン山脈がベトナムとラオスの大部分を隔てていることで、Dai Vietは大幅に守りやすい国家となった。
- 1.31アップデートにおける東南アジア本土の国家のデザイン上の目標は、属国プレイと首都の大都市の開発を重視することだ。これを実現する方法についてはまた別の機会に説明するが、前提条件のひとつは国家を属国化することだ。
- いくつかの解放可能国家は1444年にLan XangとDai Vietが持つterritoryにコアを持つようになった。こうした国家はゲームファイルに既に存在しているが、コアがないために1.30ではほとんど見かけなかった。残念ながら、アユタヤとクメールを分割するうまい手は見つけられなかったが、アユタヤの場合、スコータイはタイのプロヴィンスをあてがうことができる属国にできる。
- 文化については、Central ThaiとNorthern Thaiは単に「Thai」となり、LaoやShanと同じSiamese文化グループに属する。この文化グループの国家はSiamを建国できるが、アユタヤは新しいミッションツリーを通じてしか建国できない。
- 「Indochinese」文化グループがずいぶん勝手なものであることは明らかだが、これはVietnameseの「nam tiến」(南進)によって「自然に」拡張した地域を覆っている。Chamはこのグループに移され、私たちがもはや文化と言語を同じものと見ていないことを反映した。
- スクリプトコンテンツに関しては、1.31アップデートでは歴史的なイベント、ミッションツリー、国難、政府改革、階級の特権などがあるが、こうしたものについてはまた後日ご紹介したい。
来週はインドネシアとマレーシアについて。
コメント
明含めたアジアのミッションツリーどうにかして欲しい…
質疑応答だと明のミッションツリーを変更する予定は無いと言っています。
マジすか、これは相当待たないと無理そうですね…