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「Crusader Kings III」開発日記#33――断れない申し入れ

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#33が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は封建契約について。本体発売前の開発日記です。

前回:開発日記#32――音響で行く中世


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開発日記

開発日記#33は、封建契約について。

  • 今回は開発日記#17以来の封建契約(Feudal Contracts)の見直しについてだ。契約とはなにかについて簡単におさらいしよう。男爵級以上の封臣には主君との間に個別の契約があり、これは主君による保護と引き換えに封臣が主君にどれだけの税や徴募兵を出すかに影響する。封建制の封臣の場合、この契約は再交渉できる。
  • 私たちはこの設定の初期の実装に完全に満足していたわけではなかった。というのは、封臣と主君の間の契約やそこから生じる不和についての物語を促すものにはならかったためだ。これはコミュニティの間でも共有されていた見解で、この機能をもう一度見直したいという私たちの願望を後押しすることになり、デザイナー数人と私(注:CK3プログラマーのMatthew氏)で見直しを行った。

契約

封建契約の交渉画面。

  • ご覧のように、契約を調整する選択肢が増えた。上から見ていくと、まず基礎的な税と徴募兵の義務を分割し、それぞれ5つずつ選択肢がある。これは封臣が主君に対して税と徴募兵をどれほど提供するかの基礎的な部分であり、低ければ低いほどプレイヤーの封臣はプレイヤーに好意的になり、高ければ高いほど彼らは満足しなくなる。
  • 新たな契約を交渉するときは、税と徴募兵の義務は隣接するレベルにのみ変更できる。

上から軍役代納金、辺境貴族、宮中貴族の効果。

  • その下は私たちが「細則(Fine Print)」と呼んでいるもので、さまざまな革新(innovations)を通じてアンロックされ、契約にさまざまな補正を加える。最初の行は軍役代納金(Scutage)、辺境貴族(March)、宮中貴族(Palatinate)の特別な契約で、公爵・王である封臣に対して利用できる。
  • 一番下は封臣に評議員の地位を保証したり、貨幣鋳造権(coinage rights)を与えるというようなものだ。封臣が一定の条件、例えば主君と異なる教派に属しているなどの場合にのみ表示されるものもある。このような場合、「宗教的保護(Religious Protection)」によって主君に改宗を迫られるリスクなしに教派を守る特権を得ることができる。

交渉

  • 契約交渉時には最大3つの変更を行える。私たちはさまざまな値で実験し、あんまりにも制約されすぎているようには感じない一方で、一度にあまりに大幅に変更できないようにした。

圧政度が上昇する契約の提案。

公正な取引である契約の提案。

  • プレイヤーは主君として封臣からの税を引き上げたいだろうが、単にそうするだけでは封臣に不公正とみなされ、圧政度(tyranny)が上昇する。圧政度を上げたくないなら封臣が望むような変更を提案する必要がある。つまり増税と引き換えに評議員の地位を保証することで、暴君とみなされずに契約を締結できる。

圧政度上昇を避けるためにhookを使った契約の提案。

  • あるいは、封臣にhookを持っているなら、それを見返りに変更することもできる。つまり、hookを使えば譲歩することなしに暴君とみなされずに税を引き上げることができる。人を脅迫するのは驚くほど効果的だ。
  • 圧政度を上げない「公正な」取引を提案したとしても、封臣が完全に満足しているわけではない。それぞれの義務とどのような地位にあるかということに関連した評価の変動があり、封臣は支払いが増えることを嫌い、減ることを喜ぶ。こうした評価補正が、封臣から主君に対してかかる。
  • 封臣自身も契約の交渉を行えるが、主君に対して同等の取引を提案しなければならないという制約がある。したがって、hookを使わなかったり主君が求める他のもの、例えばより多くの徴募兵を出す、分割相続を続けることに同意する、評議員の地位といった特権を手放すというようなものと引き換えにするのでない限り、税を引き下げる提案はできない。
  • 封臣の中にはデフォルトとは異なる契約でスタートする者もいる。神聖ローマ帝国ではすべての封臣の税と徴募兵の提供割合が低く、当時の皇帝の封臣に対する強制力の低さを表現している。
  • 私たちはこのインターフェースを、主君と封臣の間で実際の紙の契約書に署名しているような感じにしたいと思い、ありがたいことに美しい羊皮紙の背景と封蝋のシェーダーが趣を添えてくれた。

契約の改造

  • さまざまな義務、効果、AIがどのように使用するか、UIにどのように表示されるかはすべてスクリプトファイルで制御されているので、好きなように改造できる。これは宗教的保護の義務タイプついてのスクリプトデータベースエントリーで、さまざまな選択肢があり、その名前は説明的なものになっている。

7月に入ってパラド社は夏休み期間中ですが、来週もCK3開発日記は投稿されるとのこと。

2020年7月8日追記:上記の「来週も~」は開発日記の最後に「We look forward to seeing you next week」とあったからなのですが、その後パラド社スタッフから「CK3開発日記は2週間お休みで、次は7月21日」である旨の投稿がされました。

次回:開発日記#34――外見について

コメント

  1. 封臣契約って個別にやらなきゃいけないのかな。
    数多くなるとマイクロマネジメントが大変そう。

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