ゲームディレクターがJohan氏に交代し、「Europa Universalis IV」開発日記クリスマス編が公開されましたので、その内容をご紹介。今回は海兵隊と沿岸防衛設備について。
開発日記
開発日記2019年12月19日分は、海兵隊と沿岸防衛設備について。今回は新たにゲームディレクターとなったJohan氏によるものです。
海兵隊(Marines)
- 1.30で追加するユニットカテゴリーのひとつが海兵隊(Marines)だ。Golden CenturyかRule Britanniaを持っていると利用できる。
- 海兵隊は歩兵のみ。
- 海兵隊は編成・補充に人的資源(manpower)ではなく水兵(sailors)を使う。
- 編成できる海兵隊の数は軍の保有上限(force limit)に対する比率で決まっており、デフォルトは0%だ。
- 海軍アイディア(Naval Ideas)で軍の保有上限の5%分だけ海兵隊を編成できるようになる。
- 政策「徴兵法(The Recruiting Act)」で軍の保有上限の5%分だけ海兵隊を編成できるようになる。
- ポルトガルの海軍ドクトリン(The Portuguese Naval Doctrine)で軍の保有上限の10%分だけ海兵隊を編成できるようになる。
- イングランドの国家アイディア「レッドコート(Red Coats)」で軍の保有上限の5%分だけ海兵隊を編成できるようになる。
- グレートブリテンの国家アイディア「ブリタニアよ、大海を統べよ(Britannia Rules the Waves)」で軍の保有上限の10%分だけ海兵隊を編成できるようになる。
- 海兵隊は上陸速度が+200%される。
- 海兵隊は渡河ペナルティを無視するため、軍の50%が海兵隊のときに渡河を行うとペナルティは-2ではなく-1になり、また100%が海兵隊のときに上陸を行うとペナルティを受けない。
- 海兵隊は短所として、shockフェーズで受けるダメージが25%増える。
沿岸防衛設備
- 1.30では沿岸要塞(Coastal Defence)と沿岸砲台(Naval Battery)が追加される。どちらもすべての沿岸プロヴィンスに建設できる。
- 沿岸要塞:外交技術5が必要。封鎖に必要な戦力+50%、敵の上陸時間+100%。
- 沿岸砲台:外交技術12が必要。封鎖に必要な戦力+100%、敵の上陸時間+200%、敵艦隊の損耗+5%。
- 上記の3つの説明は聴いたことがないと思うので、説明させてほしい。
- 封鎖に必要な戦力(Blockade Force Required):これまでは港を封鎖するのに必要な艦船の量はプロヴィンスの開発度に完全に依存していた。今後は上記の建造物でこれが50%、100%増加することで、敵国の沿岸を封鎖することがより高くつくようになった。
- 敵の上陸時間(Hostile Disembark Time):敵軍がここに上陸する早さを遅らせる。沿岸砲台は海兵隊のボーナスを完全に無効化できる。(18:30追記:訳語を間違っていたので修正。コメントとツイッターにてご指摘いただきました。ありがとうございます)
- 敵艦隊の損耗(Hostile Fleet Attrition):艦隊はその海域に隣接する敵国が支配する港による損耗のうち最大のものを毎月受ける(AIも同様)。
コメント
沿岸要塞、沿岸砲台の項に敵の上陸速度+○○%って書いてあるけどそれだと敵にとってメリットになっちゃわない?
上陸に要する時間が延びるならわかるんだけど
修正しました。ありがとうございます。素で間違ってました……。
ぶっちゃけこの時代に海兵隊なんてあったんですかね
イタリアの商業共和国なんかは船上で戦う海兵が上陸作戦や海からの攻城戦に参加してたりするけど、海軍陸戦隊や海兵隊と同じかっていうとうーん
上陸戦の専門家としての海兵隊はずっと先の話じゃないかな。まだ艦艇乗り組みの臨検隊のような存在のはずで、上陸作戦は陸軍の管轄。
敵の上陸なんて大した脅威じゃないしどっちかっつうと砲台の方が役に立つかな?
でも外交12はちょっと遅いなあ…
マイクロマネージメント増えるだけでいらん気がする。
正直要らない
日本とかブリテン征服に役にはたちそうだけど正直いらん
あったら面白いけど、正直いらないって感じですね。