「Victoria 3」新DLC「Pivot of Empire」発売は、Steamの表記によれば日本時間21日18時の予定です。

「Rule the Waves 3」プレイ日記:日本不拡大プレイ 第18回

Rule the Wavesシリーズ

海軍戦略・戦術シミュレーションゲーム「Rule the Waves 3」を日本で、領土を拡大しない縛りを設けて遊んでいくプレイ日記第18回。今回は1915年、補助艦を揃えるのがしんどくなってきています。

前回:日本不拡大プレイ 第17回

第1回はこちら。

日本不拡大プレイ各回リストはこちら。


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1915年

1月

前回で海軍大臣から依頼されていた駆逐艦15隻の建造を達成したため褒められました。

米西戦争終結

1912年10月から続いていた米西戦争が終結。領土の移転はなかったようです。

榴弾技術「高性能炸薬の改善」

榴弾技術「高性能炸薬の改善」を獲得。榴弾ダメージが少し向上します。

1915年1月時点の日本海軍

1915年1月時点の日本海軍の状況は以下のとおり。今年も昨年から特に大きな変化はありません。

  • 常備艦隊(計79隻)
    • 第4戦隊(鞍馬型巡洋戦艦2隻)
      • 第4水雷戦隊(吉野型防護巡洋艦3隻)
      • 第8駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
      • 第9駆逐隊(東雲型駆逐艦4隻)
    • 第3戦隊(香取型戦艦2隻)
      • 第11戦隊(常磐型装甲巡洋艦2隻(改装中))
        • 第12戦隊(出雲型装甲巡洋艦2隻)
          • 第1戦隊(富士型戦艦4隻)
            • 第2戦隊(朝日型戦艦2隻)
            • 第2水雷戦隊(八重山型防護巡洋艦2隻)
              • 第3駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
            • 第3水雷戦隊(橋立型防護巡洋艦2隻)
              • 第5駆逐隊(朝霧型駆逐艦4隻)
            • 第2駆逐隊(睦月型駆逐艦4隻)
            • 第4駆逐隊(睦月型駆逐艦4隻)
          • 第7駆逐隊(雷型駆逐艦1隻)
        • 第6駆逐隊(雷型駆逐艦1隻)
      • 第1水雷戦隊(厳島型防護巡洋艦2隻)
        • 第1駆逐隊(所属艦なし)
    • 第13戦隊(筑波型装甲巡洋艦2隻)
    • 宇治型護衛艦(コルベット)「宇治」
    • 宇治型護衛艦「嵯峨」
    • 八丈型護衛艦「八丈」
    • 八丈型護衛艦「石垣」
    • 八丈型護衛艦「国後」
    • 八丈型護衛艦「択捉」
    • 沿岸用潜水艦14隻
    • 中距離潜水艦8隻
  • 建造中(計2隻・すべてイギリスで建造中)
    • 薩摩型巡洋戦艦「薩摩」
    • 薩摩型巡洋戦艦「安芸」
  • 改装中(計2隻)
    • 常磐型装甲巡洋艦2隻

1915年は薩摩型巡洋戦艦が就役するため、今度こそハイローミックスの「ロー」を構成する予定の装甲巡洋艦を建造予定です。予算に余裕があれば巡洋戦艦の直衛につく軽巡洋艦も建造したいところですが、余裕はなさそうです……。

2月

薩摩型巡洋戦艦1番艦「薩摩」が就役。2番艦「安芸」は4か月遅れて6月に就役予定です。

イタリアの技術提供依頼

イタリア政府が機関技術「過熱器」の権利を購入することに関心を示しているとのこと。しかし技術は売らない方針なので断ることにします。

上陸作戦技術「Xライター」

上陸作戦技術「Xライター」を獲得。上陸作戦能力が向上します。

3月

待命中の平賀大佐が同じく待命中の板谷大佐と狩猟に出かけた際に、板谷大佐を誤射してしまったとのこと。幸いにも板谷大佐は完全に回復する見通しですが、二人の間には女性を巡ってトラブルがあり、誤射ではなかったのではないかという噂があるようです。

ここは「まあ、そういうことはよくあることだし、事故でないという証拠はないだろう?」を選択。噂を元に海軍士官を処分したとなれば、そのほうが問題です。

雷型駆逐艦「曙」の解体

速力が設計から2ノット低下したため、雷型駆逐艦「曙」を解体処分します。海戦には3度参加。

残る雷型駆逐艦は8番艦「響」のみとなりました。

4月

諸外国との良好な関係を理由として、帝国議会が海軍予算を削減。

技術開発

装甲技術「表面硬化の改善」、重航空機技術「陸上航空機」を獲得。前者は装甲品質が少し向上、後者は航空基地が利用可能になります。

というわけで、20機の運用能力を持つ航空基地を建設できるようになりました。

哨戒機の開発

同時に海軍航空のトップが哨戒機の開発を進言してきたので承認します。

優先する性能は第一に信頼性、第二に速度を指定。航空隊にも練度があるため、搭乗員の安全をできる限り確保します。

また、Elite pilot trainingにチェックを入れておきます。海軍航空隊には平時から十分な訓練を施し、練度を高く保つことにします。

5月

常磐型装甲巡洋艦1番艦「常磐」の大規模改装が完了し、再就役。2番艦「吾妻」は2か月遅れて7月に再就役予定です。

6月

薩摩型巡洋戦艦2番艦「安芸」が就役。薩摩型巡洋戦艦2隻で第5戦隊を編成します。

7月

常磐型装甲巡洋艦2番艦「吾妻」の大規模改装が完了し、再就役。

新型巡洋戦艦の設計

上ではハイローミックスの「ロー」となる装甲巡洋艦を作ると書きましたが、実際に設計してみるとどうにも使い道のなさそうなものしかできませんでした。装甲巡洋艦には10インチまでの砲しか搭載できないため、巡洋戦艦と渡り合うのは難しく、かと言って巡洋戦艦の支援に使うには高価すぎる艦にどうしてもなってしまいます。そういうわけで、ハイローミックス戦略は諦めることに。

ではどうするかということになりますが、今回も巡洋戦艦を設計することにします。日本でもっとも高速の巡洋戦艦は26ノットの鞍馬型ですが、北東アジア海域に領土を持つ国家のうち英露は28ノット、伊は29ノットの巡洋戦艦を保有、あるいは建造中であるため、これに対抗できる高速巡洋戦艦が必要です。

北東アジア海域に領土を持つ国家の巡洋戦艦でもっとも有力なのはイギリスのオーストラリア型。28ノットの速力と14インチ砲8門は現在の日本にとっては脅威です。

以上のことを踏まえて、要求性能を以下のように設定します。

  • 速力:30ノット以上(イタリア巡戦への対抗)
  • 主砲・装甲:14インチ砲・9インチ装甲の仮想敵に対して現実的な交戦距離を見出せること
  • 片舷に主砲8門以上を指向できること

この要求性能を満たすものとして、榛名型巡洋戦艦を設計。兵装や装甲は薩摩型巡洋戦艦と近いですが、36,000トンと薩摩型から6,000トン増えています。

  • 主砲:14インチ(35.6cm)連装砲4基8門
  • 速力:30ノット
  • 舷側装甲:10.5インチ(267mm)AoN
  • 想定交戦距離:15,000~19,000ヤード(相手が14インチ砲・9インチ装甲の場合)

装甲配置はAll or Nothingですが、それ以外の点では薩摩型とかなり近く、薩摩型の拡大高速化版というような巡洋戦艦となりました。しかし28,700トンの巡戦に対抗するのに36,000トンの巡戦を作っているというのは、コストパフォーマンスの悪さを感じてしまいます……。

設計完了は4か月後の11月を予定。

8月

イタリアがフランスと関係が悪化しているために日本との関係を改善しようとしているとのこと。もちろん関係改善を行います。

技術開発

小艦艇・雷撃戦技術「駆逐艦の背負い式砲塔」、軽航空機技術「飛行船エンジンの改善」を獲得。前者は駆逐艦で背負い式砲塔が使用可能になり、後者は飛行船の性能が向上します。

9月

砲塔・砲座技術「4連装砲塔」を獲得。4連装砲塔が使用可能になります。

哨戒機の選定

哨戒機の公募に3機種の応募があり、速度はそれほど大きく変わらないので、もっとも航続距離の長い中島飛行機のものを採用。もっとも重視した信頼性は実際に運用するまでわかりません。

10月

火器管制技術「ジャイロスタビライザー」を獲得。海況による砲撃ペナルティが減少します。

戦闘機の公募

海軍航空のトップが戦闘機の公募を進言してきたので承認。

哨戒機と同じく第一優先を信頼性、第二優先を速度とします。

動員

諸外国との関係は基本的に良好ですが、ここに来てロシアとの緊張が危険水準まで高まっているため、全艦艇を動員状態にします。

特別訓練はこれまで砲撃と魚雷戦を選択していましたが、今回は砲撃とダメージコントロールを選択。艦艇の生存性を重視します。

11月

榛名型巡洋戦艦の設計が完了したため、「榛名」「霧島」の2隻を発注。就役は30か月後の1918年5月を予定していますが、予算不足で相当程度遅れる見込みです。

12月

魚雷技術「魚雷の長大化」を獲得。魚雷の射程と速度が向上します。


今回は1915年、新たに榛名型巡洋戦艦の建造を行いました。予算が厳しい中、さらにロシアとの関係悪化で艦艇を動員状態にせざるを得ないため、非常に厳しい状況です。一方で、社会不安レベルは既に4まで上昇しており、これ以上の予算増額は困難でもあります。今後は前弩級戦艦など古い艦艇の解体処分を行って、より筋肉質な艦隊構成を作る必要がありそうです。次回は1916年から。

次回:日本不拡大プレイ 第19回

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