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「Europa Universalis IV」開発日記2022年6月7日

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2022年6月7日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はスウェーデンについて。1.34リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2022年5月31日


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開発日記

開発日記2022年6月7日分は、スウェーデンについて。

  • スウェーデンのミッションツリーでは大北方戦争以前にスウェーデンがバルト海の支配勢力となったことを表現しているが、スウェーデンのほかの野望や発展も扱っている。スウェーデンのミッションツリーはデンマークと同じように2つのブロックに分かれている。前半は史実の征服とヨーロッパにおけるさらなる野望に関するものだ。もう半分は国内の発展、植民地化、自国の宗教的方向性に注目したフレーバーに富んだミッションが多い。
  • 「征服ブロック」から始めよう。スウェーデンの初期のミッション「Engelbrekt Rebellion」「Swedish Allies」「Military Advice」「Support from the Estates」はデンマークからの独立戦争に向けた準備を中心とする。こうしたミッションには「The Engelbrekt Rebellion」のようなイベントも含まれる。

数値は最終的なものではない。

  • 「Swedish Allies」はデンマークの敵/宿敵との関係を改善することで完了でき、上のイベントが発生する。画像にはないが、3つ目の選択肢は自国のliberty desireを50%低下させるだけで、ほぼAIによって使用される。

  • プレイヤーが2番目の選択肢を選び、デンマークとの独立戦争に同盟国なしで勝利した場合、上のイベントが発生する。

  • 他国から独立の支援を受けると、デンマークとの戦争中に上のイベントが発生する。

Johan (Kristernsson) VasaはGustav I Vasaの祖父だ。後日このミッションを完了するとプレイヤーはErik VasaかGustav Vasaを獲得する。ただし、両者に名前以外の違いはほぼない。

  • ミッション「Military Advise」では独立を支援するイベントがもうひとつ発生する。

  • この補正が有効な間に独立すると、もうひとつイベントが発生する。現在の王を維持する選択肢もある。AIは常に能力値の高いほうを選ぶ。

  • 最後に「Support from the Estates」では誰からどのような支援を受けるかを選択できる。貴族はレベル2のdisciplineの顧問を25%の価格で、聖職者は大量のPapal Influence、商人はデンマークとの戦いのためにガレー船をもたらしてくれる。
  • しかし、彼らの支援を受けるとその階級に借りができるため、そこから抜け出すためのディシジョンを有効化する必要がある。このディシジョンは後半のミッションのひとつの要件でもある。4番目の選択肢を選ぶか「Stockholm Bloodbath」イベント発生まで待つことで、完全に無視することもできる。このイベント後にミッションを完了する場合、宗主国によって自国の貴族に行われた残虐行為のために、諸階級は無償でプレイヤーを支持する。
  • この後プレイヤーは宗主国に対して独立戦争を始めることができる。「Declare Independence!」後のミッションはタイトルどおりで、バルト海沿岸の征服を行うものだが、特別なものもある。「Stabilize the Kingdom」がそのひとつで、このミッションでは高い正統性と安定度を持っている必要があり、どの階級にも借りがない必要がある。

  • このミッションでは「The Kingdom of Poland」の完了方法を選択できる。3番目の選択肢ではポーランドとの協力を行いたいプレイヤー向けだ。これによってミッションツリーに柔軟性を持たせることができる。

ノルウェーが独立していた場合はノルウェーに対して通常の同君連合の開戦事由を得るが、デンマークに対しては特別なものはなにも得られない。

  • もうひとつのミッション「Swedish Skåneland」を完了すると、デンマークがまだノルウェーを従属国にしていた場合、デンマークに対する特別な開戦事由を得る。
  • ミッション「The Crown of Norway」では、プレイヤーがノルウェーを従属国として50以上の評価を持っている場合、報酬として歴史的友好関係を獲得する。
  • 征服ブロックの最後である「Dominium maris baltici」は、海岸線全体を所有するかそれを所有する同盟国を持つという2通りの達成方法がある。完了するとYears of Separatism-5、Splendor+2/月を恒久的に得る。

The country of Scandinaviaは無料アップデートでは建国する価値があるが、それは今後の開発日記で述べる。

  • ミッション「Stormakstiden」では上のイベントが発生する。

このイベントと、Novgorodを征服し発展させる必要があるミッション「Varangians’ Legacy」はスウェーデンのヴァイキングに関する唯一のものだ。

  • ミッション「Lord of Eastern Europe」では上のイベントが発生する。
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  • フレーバーミッションはSamiとSwedishの農民に関する国内のミッション、スウェーデンの植民地主義、貿易と工業化、軍事改革、宗教問題の5つに分かれる。

  • 一番左の国内のミッションはGrain・Fish・Livestockを産出するプロヴィンスに工場を10建設し安定度を2にすることで国難「The Dacke War」を克服するか、Grain・Fish・Livestockを産出するプロヴィンス10個を開発度10以上にすることでミッション「The Peasants’ Agenda」を完了でき、上の報酬を得る。

数値は最終的なものではない。

  • 国難「The Dacke War」はより危険に、より発動しやすくなった。

  • ミッション「Integrate the Sami」はすべてのSamiプロヴィンスを自国が受容する宗教・文化にすることで完了でき、商人の階級の特権「Forest Expansion」をアンロックする。
  • ミッション「Forest Expansion」は森林プロヴィンスを発展させるもので、報酬としてArctic Scandinavianプロヴィンス全体の開発度コストが40%低下する。

他の2つの選択肢から得られる資金の額は自国の銅と鉄の生産量による。

  • スウェーデンの植民ミッションは史実でスウェーデンの入植目標だったプロヴィンスを獲得するものだ。その一方で、バルト海貿易の支配と自国の工業化に関するミッションもある。このルートの目玉はヨーロッパでの銅の価格を決めることができるイベントだ。

  • 宗教に関するミッションはデンマークのものと非常によく似ている。左がカトリック、中央がプロテスタント、右がHumanistの3つのルートがある。Humanistではミッション「Disempower the Clergy」で土地を奪った際に聖職者から発生する反乱をなくす。「Religious Peace」ではTolerance of Heretics and Heathensの最大値を恒久的に+1する。カトリックとプロテスタントの「Defender of the True Faith」はTolerance of True Faithを+1、True Faithのプロヴィンスの人的資源を+15%、Imperial Authority Growth補正を+25%する。これは宗教を変えるまで有効だ。
  • ミッション「The Religious League」ではthe League Warに関与する必要がある。カトリック側ではこの戦争が始まらないことで完了だが、プロテスタント側では始まることが条件となる。

  • 領土の9割がプロテスタントでもAIが改宗を拒否することがあり、そうした場合はミッション「The Protestant Sword」がカバーする。プロテスタントの神聖ローマ帝国における同盟国が選帝侯であるか開発度100を持っている場合、このミッションを完了でき、the Religious Leagueの結成を強制できるディシジョンをアンロックする。

この傭兵隊のCavalry to Infantry Ratioは100%だが、これは自国政府からの値を考慮しないためだ。これは騎兵が50%以上の傭兵隊でのみ問題となるため、他の傭兵隊ではこの補正は必要ない。

  • 軍事ルートでは、ミッション「The Hakkapeliitta」で雇用時にArmy Professionalismを支払わない特別な傭兵隊Hakkapeliittaをアンロックする。

  • ミッション「Reform the Military」は完了する方法が3つあるが、ほとんどのプレイヤーは達成するのが他より困難なものを選ぶだろう。すなわちAge of Absolutismの前にMil Powerを15/月得る、Military Powerを800持つ、レベル3の軍事顧問を持つ、Military Idea Groupを1つ以上完成させるの4つを満たすことだ。こうしてミッションを完了すると、上で述べたMilitary Powerを消費する。厳しい条件だがその苦労は報われる。
  • The Carolean unitはまだゲームに完全には実装されていないため、スクリーンショットはないが、これはSwedishかFinnishのプロヴィンスで雇用できる歩兵ユニットで、そのプロヴィンスの開発度に応じて雇用可能数が変動する。今のところは通常の歩兵と同じコストだ。the Carolean unitはShockダメージを+25%し、Moraleダメージを-20%する。唯一の欠点は開発度に応じて雇用可能数が制約されることで、SwedishかFinnishのプロヴィンスの開発度20あたり1個連隊を雇用できる。

ここでMoraleダメージが緑になっているが、内部的には既に修正されている。また、こうした補正はCarolean unitsにのみ影響する。

  • ミッション「Drill the Caroleans」ではCaroleansの戦い方を変える2つの特別な貴族の特権をアンロックできる。
  • すべての数値はまだ作業中であることに注意してほしい。The Caroleanはリリースまでに弱体化される可能性がある。

  • この開発日記の範囲では、無料コンテンツ部分は来週へのティザーとなる。

来週はノルウェーについて。

次回:開発日記2022年6月14日

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