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「Victoria 3」開発日記#32――植民地化

Vic3 開発日記

「Victoria 3」開発日記#32が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は植民地化について。本体発売前の開発日記です。

前回:開発日記#31――ジャーナルの記事


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開発日記

開発日記#32は、植民地化について。

ピスヘルメットは第1次シク戦争後にイギリス軍の間で流行し、熱帯地方で広く採用された。このヘルメットは19・20世紀における植民地の征服や遠征の代名詞となっている。

  • 今日は植民地化、すなわちVictoria 3で、分権的な国家(Decentralized nations)が支配する地域において植民地国家を設立し拡大する過程について。

1884年、ベルリン会議によってアフリカの争奪戦が始まった。新たな資源と世界的な支配を求めて列強諸国は自分たちの間でアフリカ大陸を分割し、容赦ない征服と植民地化を始め、新たな領土を監督するために植民地政府を樹立した。

  • 植民地を設立するには技術「植民地化(Colonization)」を研究している必要がある。この技術はゲーム開始時に多くの承認された国家に知られている1段階目の技術だ。これによって法律「植民地化(Colonization)」がアンロックされ、同時に植民地の成長速度に影響する制度「開拓制度(Colonial Affairs)」も解禁される。

便利な進捗バーによって植民地があとどれくらいで拡大するかがわかり、対応するツールチップとネストされたツールチップによって現在の成長速度の詳細を確認できる。

  • プレイヤーは関心(Interest)を宣言した戦略地域(strategic regions)内で、少なくとも1つのステートが分権的な国家に支配されているステート地域(state region)を植民地化できる。場所を選択すると、そのステート地域内のプロヴィンスのひとつが植民地の起点となる。(注:それぞれの地域区分について詳しくは開発日記#16をご覧ください)
  • あるステート地域内に植民地を持つことで、そのステート地域をプレイヤーが独占できるというわけではない。他の植民国家も競合する植民地を設立でき、その結果ステートが分割され、国境が乱れ、将来的に外交的緊張が生じる。
  • 植民地ステート(Colonial States)特別な種類のステートで、分権的な国家に植民地を設立したり、非承認国(Unrecognized Powers)の領土を征服することで作成される。同じ国家に属する植民地でないステートと境界を接した植民地ステートは、植民地としての地位を失って通常の編入されていないステートになる。(注:質疑応答で現在のデザインでは異なると指摘されています。この節の最後に追記しています)
  • 植民地ステートは移住の魅力(Migration Attraction)にボーナスを持ち、植民法や開拓制度による補正に影響を受ける。植民地ステートは編入できないため、自国の制度は適用されず、植民地ステートに居住するPopには課税できず、そうしたPopは利益集団(Interest Groups)に貢献する政治力(political power)をほとんど持たない。
  • では、なぜ植民地が欲しいのか? 主に自国で不足している天然資源、特にゴムや染料のようなより高度な生産方式(Production Methods)で必要な商品を入手するためだ。植民地がステート地域で最大のステートとなるまで拡大すると国内市場(National Market)の一部となり、そこで生産される商品に直接アクセスできるようになる。
  • ヨーロッパ諸国の多くは本国における積極的な拡張の機会をほとんど持たない。というのは、ヨーロッパでの戦争は予測不可能で破壊的なものになり得るためだ。そしてもちろん、自国が植民地化しなかった領土は宿敵のものになるかもしれない。

植民法は通常、軍隊(Armed Forces)によって支持される。これは軍隊が好戦的愛国主義(Jingoist)のイデオロギーを持っているためで、これにより軍隊は攻撃的で拡張主義的な外交政策を提唱する。実業家(Industrialists)も新たな利益の源泉を求めて特に植民地の搾取を支持する。一方で、地方の人々(Rural Folk)は自分たちの農業の仕事が植民地の安い労働力に取って代わられ、生計が脅かされることを恐れている。

  • 植民地成長(Colonial Growth)速度は自国の編入された人口によって決まり、自国の植民地成長生成速度(Colony Growth Generation Speed、主に開拓制度への投資に影響される)とそのステート地域の状況によって補正される。同時に成長させる植民地が多いほど、各植民地の開発は遅くなるが、プレイヤーは選択的に植民地成長を停止・再開できる。植民地が成長すると、そのステート地域内における分権的な国家が支配する隣接プロヴィンスに拡大する。
  • ゲーム序盤では、ほとんどの地域の植民地化はマラリアの流行その他の敵対的な条件のために非常に長く苦しいものとなる。当時の技術ではヨーロッパの植民勢力はアフリカ深くまで進出することはできなかったが、キニーネとマラリア予防技術の開発により、こうしたことはかつてのように障害とはならなくなった。Victoria 3では、もっとも人を寄せ付けない地域における植民地成長に対する厳しいペナルティを克服するためには、医療技術の開発と制度への投資が必要だ。
  • もちろん、そこに住む人々の抵抗なしに広大な土地の領有権を主張し、利用することはできない。植民地が成長している間、近隣の分権的な国家との間に緊張(Tension)が発生する可能性がある。緊張が高まりすぎると、分権的な国家はプレイヤーに対して先住民の蜂起(Native Uprising、外交上の駆け引きのようなもの)を始め、彼らの母国を取り戻し、侵略者を追放しようとする。緊張はゆっくりと減衰するが、大抵は緊張を高める要素が最終的に減衰速度に勝ると考えられる。
  • 先住民は植民勢力に技術的に劣っている可能性が非常に高いが、彼らに勝機をもたらす要素もある。第一に、植民勢力は陸軍をその地域に輸送する兵站を管理する必要があるが、分権的な国家には地の利がある。第二に、その地域に関心を持つ他の国家はこの外交上の駆け引きにどちらかの側として参加できる。例えば、フランスが西アフリカの支配を目論んでいる場合、彼らはイギリスの侵略に対して戦っているKaabuを支援するかもしれない。
  • 緊張の減衰に影響する特に重要な要素として、プレイヤーの植民政策がある。植民勢力は植民地への移住を促進する「植民地への移住(Colonial Resettlement)」と、緊張の減衰やそのステートのPopの生活水準(Standard of Living)を犠牲にして植民地の建造物のスループットを改善する「植民地の搾取(Colonial Exploitation)」のどちらかを選択できる。
  • まとめると、適切な技術と法律があれば分権的な国家に植民地を作ることができ、時間とともにゆっくりと拡大する。植民地の成長速度は開拓制度への投資水準と自国の編入されたステートの人口によって大半が決まる。植民地が成長するにつれて、近隣の分権的な国家との間に緊張が生まれ、最終的には先住民の蜂起につながることもある。
  • (質疑応答より)旧デザインは上記のとおりだが、最近変更を加えた。具体的には植民地ステートと編入されていないステートの概念を統合し(植民地と領土の境界が曖昧なため)、文化的な結びつきを元にして時間と資源の投入量は変わるが、どのステートも編入できるようにした(編入中のステートはそのためのコストを支払う一方で一部の利益しか得られない)。混乱させて申し訳ない。

質疑応答

Q:植民地の成長というのはそのステート内で他のプロヴィンスに拡大することと考えればいいの? あと拡大する際の経済的コストはどれくらい?

A:おっしゃるとおり、植民地の成長はステート内のプロヴィンスからプロヴィンスへの拡大が元になっている。経済的コストは開拓制度に使用される官僚機構(Bureaucracy)を生成する政府機関(Government Administrations)の維持コストで表現する。これは自国の人口によって変動し、小国にとっては大国と同じくらい投資しやすいが、その効果は編入された人口によって変動するため、小国の植民地化の速度は結局遅くなる。

Q:植民地の拡大において軍事遠征はどういう役割があるの?

A:分権的な国家における先住民の蜂起に武力で対処する必要性や、アフリカの集権国家への侵略などがある。


来週は分権的な国家について。

次回:開発日記#33――分権的な国家

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