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「Crusader Kings III」開発日記#89――1.5.0「フルール・ド・リス」パッチノート

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#89が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.5.0パッチノートについて。バージョン1.5+「Royal Court」リリース時の開発日記です。

前回:開発日記#88――実績


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開発日記

開発日記#89は、1.5.0パッチノートについて。以下では主な機能を抜粋してご紹介しています。

  • 拡張の内容
    • 宮廷(Royal Court):王と皇帝は3Dで再現された王座の間に領主・廷臣・家族・封臣を登場させる宮廷を利用できる。4つのグラフィックスタイルがあり、それぞれに数種類のバリエーションがあるほか、高貴さに基づいたバリエーションも用意されている。
      • 高貴さ(Grandeur):宮廷の高貴さを高めると大きな外交的利益を得ることができ、新たな評議会の職(Council Jobs)が解禁され、特別な特性を得ることができる。
      • 快適さ(Amenities):快適さに資金を使うことで、高貴さが高まると同時に宮廷で効果やイベントが解禁される。
      • 宮廷の種別(Court Types):自文化の気風(Ethos)に基づいて宮廷の種別を選択することで、選択したものに応じて高貴さから恩恵を得られる。
      • 宮廷の言語(Court Type):宮廷で使用される言語を選択する。より大きな宮廷の言語を選択してその宮廷の高貴さを自分のものにするか、自分の言語を広めて他宮廷が採用することによる恩恵を得るかのどちらかだ。
      • 謁見(Hold Court):封臣や従属者を招いて玉座の前で彼らの不満を述べてもらえる。さまざまな問題を解決することで、プレイヤーの高貴さが増し、さまざまな利益を得られる。
      • 宮廷の宝物(Court Artifacts):素晴らしい宝物を集めて玉座の間に飾ることで、高貴さを高め、その他の恩恵を得られる。宮廷の宝物である家系の旗(Dynasty banner)は自分の家系の名声が高まるにつれてその効果も増す。
      • 宮廷のイベント(Court Events):イベントで玉座の間の中の宮廷の生活を体験できる。
    • インスピレーション(Inspirations):偉大な芸術作品、伝説の鍛冶屋、大胆な探検に資金提供することで、素晴らしい出来の剣・豪華な王冠・契約の箱(the Ark of the Covenant)などといった宝物を得られる。
    • 主君への陳情(Petition Liege):特定の問題を主君に直接持ち込むと、主君がその力を使ってプレイヤーを助けてくれる。自身のスキルを駆使して気乗りしない主君の決断を自分に有利に進めよう。
    • 忠誠を捧げる(Pay Homage):主君に贈り物や忠誠の約束を行うことで、主君と自分の絆を深め、両者の評判を高めることができる。
    • 混合文化の形成(Form Hybrid Culture):2つの文化を融合させ、双方の要素を取り入れた新たな文化を作り出す。文化的支柱と伝統について繁栄できる文化を作れるように選択を行う。
    • 文化の枝分かれ(Diverge Culture):現在の状況に適した気風や伝統を選択し、自文化から分離して新たな文化を作る。
    • 文化の改革(Reform Culture):既存の伝統・気風・文化的支柱を、長い時間をかけて変えていく。
    • 新たな評議員の任務
      • 寵を授ける(Bestow Royal Favor。宰相(Chancellor)):プレイヤーと選ばれた封臣の威信(Prestige)を高め、封臣から自分に対する評価を大幅に高める。
      • 正当な領地に関する説得(Convince De Jure Territory。家令(Steward)):他の領主を説得し、正当な(De Jure)権利がプレイヤーにある領地を引き渡させるか、外交的な重大性を受け入れさせる。
      • 近衛兵の管理(Manage Royal Guards。元帥(Marshal)):騎士の有効性(Knight Effectiveness)を高めるとともに、プレイヤーの周囲の人々に対する策略成功確率を低下させる。
    • 新たな家系の遺産(Dynasty Legacy)「慣習(Customs)」:平和的な共存と豊かな多文化圏の運営に重点を置いたもの。
    • 新たなポートレートアセット:ロンバルディアの鉄王冠(the Iron Crown of Lombardy)、ユスティニアヌスの王冠(the Crown of Justinian)、ササン朝の王冠(the Sassanid Crown)など、王・皇帝向けの豪華な被り物。
  • 無料の内容
    • 宮廷の役職(Court Positions):キャラクターを宮廷内のさまざまな役割のために雇用して、給与を与える代わりに効果を得る。執事長(Seneschal)・施物長(High Almoners)・護衛(Bodyguard)・好古家(Antiquarians)など、さまざまなものがある。適性(Aptitude)によってその仕事の出来が決まるため、腕のあるキャラクターを探そう。
    • 文化の見直し:文化システムは完全に見直され、文化は複数の異なる要素で構成されるようになり、それぞれが固有のものとなった。
      • 文化の受容度(Acceptance):文化は他の文化との受容度スコアを持つようになり、どれほど近しいかを決める。受容度が高いほどペナルティは小さくなり、受容度が100%になるとペナルティは完全になくなる。
      • 気風:文化の精神は気風にあり、これによって文化の受容度の基礎値が決まり、ある伝統を採用しやすいかどうかが決まる。
      • 文化的支柱:系統(Heritage)・言語(Language)・美的感覚(Aesthetics)・軍事的慣習(Martial Custom)などだ。こうしたものは文化の基礎を構成し、他の文化に対する受容度に大きな影響を与える。
      • 伝統(Traditions):各文化に固有の雰囲気をもたらすもので、補正、ルールの変更、キャラクターとのやり取りなどの要素をもたらす。文化が時代を経るごとにより多くの伝統を追加できるようになる。
    • 個人の言語(Personal Languages):キャラクターは言語を習得できるようになった。ある言語を習得するとその言語を話すキャラクターや伯爵領に対する評価ペナルティを半減させることができる。一人のキャラクターが習得できる言語数には制限がある。
    • 策略(Scheme)「言語の習得(Learn Language)」:他のキャラクターの言語を学ぶことができる新たな策略で、ライフスタイルパークや家系の遺産で改善される。
    • 新たな家令の任務文化の受容の促進(Promote Cultural Acceptance)」:勢力内の文化がプレイヤーの文化に受け入れられやすくなるようにする。この任務は独立領主では非常に効果的になる。
    • 宝物/インベントリーシステム(Artifacts/Inventory System):キャラクターが宝物を装備できるようになった。武器・鎧・王笏・被り物、最大4つの装身具を装備できる。
      • 耐久度(Durability):宝物には耐久度があり、時間経過や攻城戦、略奪で損傷する。金を払って修理するか、拡張「Royal Court」を持っていれば宮廷の宝物に作り直せる。
      • 宝物の請求権(Artifact Claims):先代が持っていた宝物の請求権を獲得すると、失われた家宝を取り戻すために戦争を行える。
    • 策略宝物の窃取(Steal Artifact)」:失った宝物を取り戻せる策略で、その宝物の請求権を持っている場合に利用できる。
    • 宝物を巡る決闘:請求権を持っている宝物を持つ相手に決闘を挑むことができ、勝てば宝物を獲得し、負ければ請求権を失う。
    • 宝物の発注(Commission Artifact):金を払って鍛冶屋や職人に基礎的な宝物を作らせることができる。
    • 紋章デザイナー(Coat of Arms Designer):紋章をデザインして家・家系・称号に適用できる。既存の紋章を調整することも、ゼロから紋章を作成することも可能だ。領主デザイナーと同じく、デザインをクリップボードにコピーして他の人と共有もできる。また、画像ファイルとして保存することもできる。
    • キャラクターが宝物を持っている場合、決闘イベント画面の武器の外観は宝物を反映したものになる。
    • 多くの新たなキャラクターアニメーションを追加。
    • 名称を変更できる称号のマップカラーを変更できるようになった。
    • 教派(faith)を作成する際にマップカラーを選べるようになった。
    • 特性「庭師(Gardener)」を追加。
    • 新たな常備軍(Men at Arms)を追加。「Monaspa」はGeorgianの系統の文化で利用できる伝統「the Caucasian wolves」で、「Mulaththamun」はBerberの系統の文化で利用できる伝統「Desert Ribats」で、「Nile Archers」はEast Africanの系統の文化で利用できる伝統「Land of the bow」で、「Garuda Warriors」はDravidianの系統の文化で利用できる伝統「the Garuda Warriors」でそれぞれ解禁される。

次回:開発日記#90――1.5.1アップデート

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コメント

  1. 1.5.0.2のパッチノートによると次のアップデートに注力するためしばらく開発日記はないらしいですね

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