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「Europa Universalis IV」開発日記2022年1月18日

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2022年1月18日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.33パッチについて。1.33リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2021年11月16日


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開発日記

開発日記2022年1月18日分は、1.33パッチについて。

  • EU4の開発日記は数か月間のお休みから戻ってきた。その間に私たちは前回の開発日記でJohanによって既に言及されていることに取り組んできた。1.32.1・1.32.2のパッチの作業を行い、次の1.33に取り掛かった。これは今四半期終盤に公開される予定だ。
  • 「Origins」と1.32.2のリリースがほぼ好評だったため、私たちは次の1.33パッチでは主に以下の3点に取り組みたいと考えている。
    1. 1.32と「Origins」に残っていたバグのほとんどを修正する。
    2. しばらくリストに入っていた一部の仕組みのバランス取り。
    3. 1.32で見られる一部の問題を修正し、AIのパフォーマンスを向上させる作業を続ける。
  • パッチリリースまで余裕があるので、今回は私たちが取り組んできたゲームバランスの変更を取り上げる(新たなコンテンツはないが、このパッチの後に取り組む予定の次のイマージョンパックで追加するかもしれない)。コミュニティのみなさんからフィードバックをいただきたいと思っている。
  • 「Origins」のリリースに合わせてアフリカの設定とバランスを見直すことができ、一般にかなり満足している。そこで、東南アジアに注目した「Leviathan」では完全に解決できなかったバランスの問題があったため、極東に戻ろうと考えた。この点について、フォーラムにおける明のバランスに関する大きな議論は認識していたため、今回のパッチでこれに取り組むのはいい考えだろう。
  • 明と中華皇帝(Emperor of China)はバランス取りが本当に難しい国家であり機能だ。世界最強の国家としてスタートし、MingBlob(注:明があちこちに攻め込むことを指しているようです)は東アジアのゲームプレイを阻害し(インドにすら影響を与えることがあった)、これまでのパッチでは望ましい結果ではなかった。そのため、清や他の後継者が中華皇帝の再統一に成功しないとしても、Mingplosion(注:明が崩壊することを指しているようです)が通常の結果であることはゲームプレイには有用だった。
  • プレイヤーにとっては、明は特にやりがいのある国家ではないというのは事実だ。というのは、改革「Mandate of Heaven」を進めたときにどうしても国難に対処しなければならないわけではないかもしれず、また序盤に雪だるま式の拡大が可能なポイントに達する(経験のあるプレイヤーなら簡単にできる)場合、やりがいのあるプレイにならないためだ。そこで明や中華皇帝のバランス改善のための変更を行った。
  • Harmonyが高いとHarmonization速度が上がるのは新たな宗教の調和とHarmonyの蓄積を交互に行うことを奨励するためだ。これによってプレイヤーが続けて宗教を調和させる場合と同じくらい早く宗教の調和を行えるはずだ。
  • それとは別に、極東の他の国家も手を加えた。ポルトガルやインドの階級(estates)に関する変更、戦闘時のpipsの見直しなども行っている。

  • こうした変更の大半が実装された後、一部はまだ開発中だが、毎晩のAIテストではこのような結果となっている。あるゲームではポルトガルが非常に好調、またあるゲームではスペインがイベリア半島とアメリカの勝者となっている。中国については明がなんとか安定していることもあるが、Mingplossionが通常は発生していて、後継国家がMandate of Heavenを回復して少しばかり拡大できていることがある。

来週も1.33パッチについて。

次回:開発日記2022年1月25日

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