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「Hearts of Iron IV」開発日記2021年11月17日――パッチノート

HoI4 バージョン情報

「Hearts of Iron IV」開発日記2021年11月17日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はパッチノートについて。1.11「バルバロッサ」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2021年11月10日――「No Step Back」の実績

前バージョン:1.10.8


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開発日記

開発日記2021年11月17日分は、パッチノートについて。

  • 「No Step Back」の発売まで1週間を切ったので、今回は23日リリースのパッチノートをお届けする。以下は最終的なものではなく、見落としがあった場合にはパッチノートに追記する。
  • また、大型アップデートではいつものことだが、以前のバージョンで保存したセーブデータは「No Step Back」とは(注:おそらく「1.11アップデートとは」の間違い)互換性がない。リリース時には現在のバージョンへのロールバックが提供される予定だ。

以下ではパッチノートで私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。

なお、「No Step Back」+1.11「バルバロッサ」アップデートでの変更点については過去の開発日記の内容をダイジェストにしたこちらの記事で簡単にまとめてありますので、こちらもご覧ください

  • 「No Step Back」の内容
    • ソ連・バルト三国・ポーランドに国家方針ツリーと国家コンテンツを追加。
    • 戦車デザイナーシステムの追加。
    • 航空作戦「兵站線攻撃(Logistics Strike)」の追加。
    • イギリス・アメリカ・ソ連・ドイツ・イタリア・日本・フランスに列車と装甲列車のモデルを追加。
    • 列車砲と汎用・イギリス・アメリカ・ソ連・ドイツ・日本・フランスの列車砲モデルの追加。
    • 将校団に軍の精神を追加。
    • ステートで焦土作戦(Scorched Earth)が行えるようになる。
    • バルト三国に固有のユニットモデルとボイスオーバーを追加。
    • 優先する戦術(Preferred Tactic)システムを追加。
    • 野戦司令官を軍事顧問とするシステムを追加。
  • 無料アップデートの内容
    • 同盟国の領土にインフラその他の建造物を建設できるようになった。
    • 史実の国家方針(Historical Focuses)をオフにすると各国は基本的にランダムに焦点を選ぶのではなく、利用可能な経路から重み付けされた経路を選ぶようになった(非史実のゲームに大きな影響を与える可能性があり、AIの明らかな計画性のなさが軽減されるはずだ)。
    • ポーランドとソ連の史実の国家方針ツリーと国家コンテンツの見直し。
    • ソ連の国家方針ツリーのトロツキールートの見直し。
    • 包囲されてユニットが消滅すると視覚的に表示されるようになった。
    • 補給システムの包括的な見直し。
    • 建造物「鉄道」「補給結節点」の追加。
    • 基礎的な列車モデルと列車技術の追加。
    • 国家画面に将校団を追加。
    • 経験値獲得の包括的な見直し。
    • ドクトリンは将校団画面で表示され、研究ではなく経験値でアンロックされる。
    • 鉄道と補給結節点を防衛する命令の追加。
    • (Mod制作)新たなキャラクターシステムを追加し、さまざまなシステムを統合した。顧問・将軍・提督・国家指導者などがキャラクターの内容となる。
  • バランスの変更
    • 包囲されている師団のテンプレートは変更できなくなった。
    • インフラが泥濘の発生確率を低下させるようになった。
    • 雪は塹壕化速度を高め、攻撃側の速度を低下させる。
    • 暴風雪は攻撃側の速度を低下させる。
    • 信頼性(Reliability)が高いと戦闘終了時に失った装備を取り戻せるようになった。
    • 正面幅超過ペナルティを1%あたり2→1.5に引き下げ。
    • レンドリースした装備から得られる経験値が大幅に減少。
    • 戦闘による経験値獲得を25%引き下げ、最大獲得量も1.2/日に引き下げた。同時に遠征軍の戦闘による経験値獲得を25%引き下げた。
    • ドクトリン「大規模戦闘計画(Grand Battleplan)」に指揮力(command power)補正を追加。
    • 配置されている師団の推定計画値が不足している師団の数に応じて変動するようになった。これにより主にAIが計画を実行する意欲が影響を受ける。
    • 地形によって戦闘正面幅がさまざまに変化するようにした。
      • 森林とジャングルは戦闘正面幅が84になり、増援の正面幅は42となった。
      • 湿地は戦闘正面幅が78になり、増援の正面幅は26となった。
      • 都市は戦闘正面幅が96になり、増援の正面幅は32となった。
      • 山岳は戦闘正面幅が75になり、増援の正面幅は25となった。
      • 砂漠と平地は戦闘正面幅が90になり、増援の正面幅は45となった。
    • ディシジョン「陸海軍の対立」のコストを政治力50→30に引き下げ。
    • 日本のAIは1939年以前にはほとんどのディシジョン「陸海軍の対立」を取れなくなった。
    • ディシジョン「陸海軍の対立」において「鉄鋼を砲へ(Steel for Guns)」を取る確率が高くなった。
    • 補給不足による戦闘能力のバランス変更。防衛側は攻撃側よりも大きなペナルティを受ける。
    • 補給不足による戦闘時のペナルティを引き上げ。
    • 信頼性が師団の組織率回復に影響するようにした。
    • 信頼性が低い場合、天候による組織率への影響が大きくなるようにした。
    • 新たな兵站システムに必要なもの(列車やトラックなど)を考慮して軍需工場はおよそ5%出力が増加した。
    • 新たな能力値「連携値(Coordination)」を追加し、複数の師団が標的となる戦闘での主要なダメージ配分に影響する。
    • ステートの人口(人的資源)はステートの補給において基礎的な補給要素として機能するようになった。

バージョン1.11.1(2021年11月25日追記)

パラドフォーラムのパッチノートはこちら。以下ではパッチノートで私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。

  • イギリスのAIはバルト海での作戦を試みなくなった。
  • AIは上陸に失敗した後も失敗を続けるのではなく、上陸作戦をリセットするようになった。
  • 「No Step Back」を有効にしていないのにもかかわらず、誤って顧問への昇進UIが表示されることがあったのを修正。
  • 海軍の任務部隊の補給は任務部隊が補給を得る基地のプロヴィンスの上限にカウントされないようにした。

なお、予約特典の「カチューシャ」はSteamを再起動すれば直るはずであるとのこと。

バージョン1.11.2(2021年11月25日追記)

パラドフォーラムのパッチノートはこちら

  • 戦車設計で期待されるモデル(注:3Dモデル)が選択されるようになった。
  • ゲームの実行ファイルが正しく署名された。(注:アンチウイルスソフトなどに起動を弾かれることがあったとのこと)

1.11.1からのセーブデータ移行は問題ないはずであるとのこと。


No Step Back」と1.11「バルバロッサ」は現地時間11月23日リリース予定です

次回:開発日記2022年2月9日――考えとロードマップ

次バージョン:1.11.4(1.11.3含む)ベータ版

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コメント

  1. 鉄道と補給結節点で購入に踏み切ったから期待している

  2. ワクワクすんなあ

  3. たのしみだぁ

  4. 各地形で何幅まで超過できるんだろう?

    あと、駆逐戦車の戦闘幅が3に、SPAA(?)は2になるっぽい

  5. まだまだ先だなと思ってたのも束の間でもう来週か。けっこう無料アップデートの内容も豪華だね。
    どんな手触りになるか楽しみ

  6. 戦闘幅が公表されたのはありがたい、平地の戦闘を考慮すると15幅で揃えるのが安牌なのかな?

  7. 陸海軍の対立のコストが下がる…日本プレイが難しくなったのか?

    • 消費政治力コストが下がるってことだろうから、政治力が枯渇しがちな日本にとっては、ここだけ見ると寧ろ楽になるのでは?補給システムとか全体的な変更の影響を日本がどう受けるのかは未だよく分からないけど。

      • 失礼、「全般的な変更で日本プレイが難しくなりそうだから、バランス調整の意味で陸海軍対立のコストをわざわざ下げて、ここだけは楽にしたのか?」っていう意味ですよね。理解力不足で申し訳ない。

  8. アプデもDLCも様子見です。
    チキンで申し訳ないが、みなさんのプレイレポートや雑感を拝見してからにします。

  9. なんちゃって対立要素ほんと嫌いスターリン見たく下手すると将軍コロコロイベントとかくれ

  10. やったけど補給がわるくてやりにくかった

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