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「Hearts of Iron IV」開発日記2020年9月16日――ブルガリア

「Hearts of Iron IV」開発日記2020年9月16日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はブルガリアについて。1.9「ハスキー」+「La Résistance」リリース後の開発日記です。

前回:開発日記2020年9月9日――ギリシャ


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開発日記

開発日記2020年9月16日は、ブルガリアについて。

  • DoDのときは複数の内紛と複雑な外交関係を描くのに適切なツールが不足していると考えたために見送った国家、それがブルガリアだ。

  • ブルガリアは国王ボリスが指導者の状態でスタートする。彼は非同盟/中立主義への支持に大きなボーナスを、戦争協力度にペナルティをもたらす。

  • ブルガリアの国民精神を左から見ていこう。第一次世界大戦後調印されたヌイイ=シュル=セーヌ条約は多額の戦争賠償金の支払いを要求し、さまざまな領土の割譲を余儀なくされ、ブルガリアでは「Second National Catastrophe」と知られているのも不思議ではない。

  • ヌイイ条約はさらにブルガリア軍に非常に厳しい制限を課し、兵力の大幅な制限や近代的な装備品の取得を禁止しただけでなく、軍事行動の禁止、ブルガリア治安部隊の使用可能なライフルの数までも規定した。

  • 軍事組織「ズヴェノー」は1934年に内部マケドニア革命組織IMROに大打撃を与えたが、ブルガリア系マケドニア人を自認する人々はまだ多くいた。ゲームではこれを再燃させることもできるし、ブルガリアに残っている革命組織を根絶やしにすることで、近隣諸国やヨーロッパの主要な民主主義国をなだめることもできる。
  • 3つの国民精神はマイナス面ばかりだが、国家方針ツリーで取り除くことができる。

  • 1936年のブルガリアの首相ゲオルギ・キョセイヴァノフは国王ボリスの傀儡とみなされていた。(史実でもそうだったように)ドイツも彼をもっとふさわしい人物に替えるよう要求してくるかもしれない。

  • 大きく2つのツリーがあり、左は工業と軍事、右は政治だが、政治ツリーにも工業、軍事、研究に関するものがたくさんある。

  • 左の工業ツリーを見ていこう。工業をどのように発展させていくかは非常に重要な決断だ。外国人投資家に頼れば素早く工業化できる。一方、国内工業への投資は工業化が遅くなり、生産と建設速度ボーナスを徐々に大きくするために消費財を犠牲にしなければならないが、最終的には消費財のペナルティはなくなり、ゲーム中盤以降強力な国民精神を獲得できる。

  • さまざまな工業設計社は国内と外資いずれかのアプローチに基づいてアンロックされる。国内の設計社は最初は少し弱いが国家方針「Utmost Optimization」を完了すると改善される。

  • さらなる資源を得る国家方針もある。「ブルガリアがウラン? なんたる無駄!」と思う人もいるだろうが、ブルガリアがこの国家方針を最大限に活用できないと感じた場合には同盟している主要国と条約を締結し、消費財ボーナスと引き換えにウランを供給する国民精神を獲得できる。

  • 軍事ツリーでは軍需工場や研究ボーナスだけでなく、強力な国民精神、さまざまな経験値、魅力的な設計社を獲得できる。

  • しかしその前にヌイイ条約で課された軍備制限を取り除かなければならないが、それを行うのがこの国家方針だ。

  • これによってイギリスに圧力をかけて軍備制限を解除するディシジョンがアンロックされる。近隣諸国に対して礼儀正しく振る舞えば受け入れられるかもしれないが、イギリスが承諾しない場合は条約に背くのを支持してくれる新たな友人を探すことができる。

  • 軍事ツリーでも工業と同じく外国の設計社と国内の設計社が相互排他となり、国内の設計社は最初は弱いが国家方針「Prussia of the Balkans」を完了するとアップグレードされる。また、この国家方針は得に強力な国民精神ももたらす。強力すぎるように見えるかもしれないが、このツリーを進める前に軍備制限に対処するために貴重な時間と政治力を使わなければならないことを留意してほしい。

  • 海軍ツリーを見てみよう。ブルガリアが海上の争いに参加するにはまず造船業を発展させなければならない。これには2つのステージがあり、第一のステップは黒海沿岸を防衛する小艦艇を建造するインフラや施設の建設、第二のステップはエーゲ海への進出とより強力な主力艦の建造だ。

  • 最後の部分は実験的なもので、ブルガリアが軍事産業を発展させ、ボスポラス海峡での優位性を主張すれば、大昔の旧ブルガリア帝国が支配した海への支配を固めることができる立場に立てる。

  • 政治ツリーではまず内部派閥システムを紹介する。「Power to the Tsar」と「Oppose the Royal Dictatorship」のどちらかを完了すると、新たなディシジョンカテゴリーが表示され、国内のさまざまな派閥とやり取りができるようになる。

  • こうした派閥に対しては協力か抑圧のどちらかを行うことができ、それぞれ派閥の政府への統合か完全な破壊につながる連鎖ディシジョンをアンロックする。政府に対する派閥の忠誠値(Loyalty value)が低い場合、ストライキや極右のデモ、ズヴェノーによるクーデターなどの反体制イベントが発生する。したがって、融和するつもりのない派閥に対しては彼らが騒ぎ出す前に根絶する価値があるだろう。

  • 抑圧の連鎖ディシジョンは短いが、潜在的な厄介者を取り除く以外に大きな報酬はない。協力の連鎖ディシジョンは完了するのに費用と時間がかかるが、新たな顧問という形で利益を得る。さらに、ズヴェノーと協力すれば複数の軍事顧問も獲得できる。
  • 政治ツリーの上半分には派閥に影響を与えるものもあり、政治力を獲得するものもあるため、より多くのディシジョンを行える。

  • イデオロギーに関係なく対処しなければならないIMROに触れておこう。IMROを非難し、ブルガリアの活動家を根絶するために資源を投入するのは、連合国や近隣諸国と良好な関係を築くのに役立つ。ディシジョンを通じて国民精神「IMRO」のペナルティを緩和し、最終的には取り除くことができる。

  • 逆にIMROを支援することもできるが、この場合は国民精神「IMRO」のペナルティをすべて取り除くことはできない。しかしマケドニアのステートにおける人気を高め、ステート獲得後に発現する補正を追加し、他国に支配されているマケドニアのステートではレジスタンスを生み出せる。
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  • 共産主義ルートは「Overthrow the Tsar」を早い段階で取れるが、安定度が充分高くない場合は内戦に陥る可能性がある。君主制が平和裏に廃止されると、無能なゲオルギ・キョセイヴァノフが政権を握るため、できるだけ早く「The People’s Republic of Bulgaria」を完了したいと思うはずだ。
  • その後、ソ連かユーゴスラビア(もしくはその両方)に接近して条約締結を試みることができる。他のルートでもさまざまな国家に接近する国家方針があり、陣営に参加しない限りは2つの国家両方に接近できる。

  • 主要国に接近するとさまざまな装備を購入するディシジョンもアンロックされる。

  • さまざまな国家への接近はさまざまな「派閥に関する分岐」につながる。左側にはソ連との協力に注力するスターリン主義の分岐があり、軍隊と軍事産業を強化し、バルカン半島でスターリン主義を広める。

  • 右側にはバルカン社会主義共和国連邦(Balkan Federation of Socialist Republics)を形成するバルカン半島に注目した分岐があり、これはバルカン諸国を自分の陣営に招待できる。
  • 国家方針「Balkan Trade Union Secretariat」と「United, We Shall Prevail!」は他のバルカン諸国にも経済的、軍事的な強化をもたらす。

  • 「The Unification of the Balkans」はバルカン半島の領土と人民を中央集権政府の下に統一し、バルカン半島の同盟国は併合されるかを選択する。

  • 民主主義ルートでは君主制を廃止して人民ブロックを結成するより社会主義的なアプローチをとることができる。あるいはより自由主義的な政策で国王の協力を得ることも可能だ。しかし国王に協力しても、国王を暗殺するディシジョンをアンロックする国家方針「Plot Against Boris」で取り除くこともできる。
  • 国家方針「Legislative Elections」を完了すると国家は民主主義となり、ギリシャやイギリスと良好な関係を築くことができるようになる。

  • 国家方針「Assert our Claims」は歴史的に支配下にあったステート(1910年代の戦争で失った旧領土)のコアを獲得する。

  • 共産主義ルートと同じく、バルカン諸国に接近して陣営「Balkan Confederation」を形成できるが、近隣諸国に影響を与えるディシジョンは少し異なる。ディシジョン「Organize a Balkan Summit」はバルカン諸国すべてに時間制限付きの国民精神を付与し、民主主義の支持をブーストする。「Industrial Investments」と「Capital Injection」は対象国の民主主義を強化すると同時に対象国にいくらか利益をもたらす。

  • 国家方針「Free Balkan States」は「United Balkan Federation」の代替となるもので、バルカン半島のすべての民主主義・中道主義の独立国を独立保証し、それ以外の(注:イデオロギーの?)国家に対して戦争目標を得るとともに、ブルガリアは独立保証している国家の数によって強化される強力な国民精神を得る。

  • 君主主義とファシズムの両方を見ていこう。この2つのルートの短期的目標はできるだけ早く国家方針「Bulgarian Irredentism」を完了することだ。

  • というのは、この国家方針がブルガリアの民族統一主義に火を着け、国民精神「Second National Catastrophe」を置き換え、週ごとの戦争協力度ボーナスを得られるようにするためだ。
  • ファシストのブルガリアは国王を退位させるか、親ファシストだが君主主義の青年組織を結成するかを選択できる。外交はどちらもドイツとイタリアに注目するが、君主主義の場合はイギリスに接近して連合国ルートに進むこともできる。

  • ドイツとの関係を強化することで、バルカン半島におけるブルガリアの領土請求権をドイツと交渉するというディシジョンがアンロックされる。

  • ドイツがブルガリアの領有権を認めた場合、該当するステートには補正が追加される。

  • 国家方針「Plot Against Boris」は君主主義でも利用できるが、ボリスが自然死した場合には文脈に合わせて名称が変わると同時に自動的に完了し、君主主義を廃止しているのでなければその先に進むことができる。

  • ボリスが死ぬと摂政評議会を組織できるが、これには複数のバージョンがある。第一にイデオロギーによって親連合国(民主主義)、親枢軸国(ファシズム)、独立(中道主義)の評議会ができる。さらに以前の指導者を評議会の長とする場合、彼の特徴を摂政評議会の特徴として継承することになる。

  • ボリスの父で前国王のフェルディナンド1世が最適だと思っているかもしれないが、彼は好戦的で1910年代には何度も戦争を起こし、第一次世界大戦でブルガリアが敗北すると強制的に退位させられた。

  • 三国同盟に署名した後、あなたは軍国主義的で攻撃的な国家方針「Total War」を選択でき、陣営の盟主の敵に対する戦争に参戦できる。反対に、「Peaceful Development」は連合国に占領されている近隣ステートの管理を要求できるようになるルートにつながる。

  • さらに「Bulgarisation of the Balkans」では、ブルガリアが支配している場合に特定の歴史的請求権があるステートにコアを付与し、他の占領されているバルカン半島のステートにコアを付与するディシジョンをアンロックする。ご存知の方もいるだろうが、これがブルガリアの史実ルートだ。

  • このルートの最後の国家方針「Restore the Bulgarian Patriarchate」で迎合性、安定度、政治力にボーナスがつき、「Third Bulgarian Empire」でブルガリアにコスメティックタグを設定する。

  • 最後に、「Fate of the Balkans」ルートはファシストと君主主義だけでなく民主主義でも利用できる(君主制を廃止していなければ)。

  • 国家方針「Fate of the Balkans」を完了するとブルガリアの陣営ができ、バルカン諸国に影響を与え、陣営入りを強いるディシジョンがアンロックされる。陣営に参加した国家には服従を要求し、傀儡にできる(影響を与えるほど従う可能性が高まる)。

  • 国家方針「Toppling Giants」はヨーロッパの主要な隣国に対して戦争目標と大きな攻撃・防御んボーナスをもたらす。「Guardians of the Balkans」は大きな中核州戦闘ボーナスと軍事施設建設ボーナスをもたらすほか、バルカン半島の傀儡国家にも少し弱いバージョンのボーナスを付与する。

次回:開発日記2020年9月23日――トルコ

コメント

  1. かつてパラドスタッフに面白く作れないと言われたブルガリア
    外注さんは面白く作れたのだろうか?

  2. 正直やったとしても1回だろう中堅国よりも、主要国のツリーや研究多様性を希望するのでガッカリです。
    (該当国の人は大喜びでしょうけど、ビジネス的にも儲けは少ないでしょうし)

    他の方は、こういうDLCも歓迎ですか?

    • 本体とは別チームで開発するので次の拡張パックの開発に影響するのは少ないだろうし、DLCだから嫌なら買わなければいいだけ。
      特に害はないのでは?

    • 個人的にはいりませんね
      普段遊ばない国を改修されてもやらないし、処理増えて重くなる一因にもなりそうですしね
      DLCなら買わなきゃいいだけですけど

  3. 自分は、こういうDLC「も」歓迎、ですかね。

    ただ、まずはシステム面(講和システム等)とかの修正に力を入れて欲しいのが正直な所。
    NFに関して言えば、既にmodで魅力的な修正しているものが沢山ありますし、最悪自分で作れてしまえるので…

  4. ついにブルガリアにも固有NFが!

  5. この様子だとあとはトルコ、もう1国あればオーストリアかフィンランドか
    The Unification of the Balkansは併合した領土が中核州になったりするのかな?

    • 地域的なもので行くと絶望アルバニアじゃね

  6. NFなんて俺でも作れるからどうでもいいんだよ
    単独講和できないことや相変わらずAIがおバカで太平洋までなかなかやってこない米主力艦隊とか
    ユーザー側がどうしようもない部分をなんとかしてくれ・・・

    • 単独講和のMODも自分で作ればいいじゃん
      というかこのDLCは外注でちゃんと大型DLC作ってること知らんの?

    • 多分MODの中でもNF関係が一番大変ゾ

  7. 固有のNF増えるのはうれしい
    カントリーパックは外注らしいし同時に作っているであろう大型DLCとアップデートが本命だし

  8. >DoDのときは複数の内紛とと複雑な外交関係を描くのに適切なツールが不足していると考えたために見送った
    のにあえてブルガリアを拡張するのは「複数の内紛と複雑な外交関係を描く」為の試験的な要素が大きいのかもね
    外注組の経験を活かせば列強国にもいろいろな分岐や特殊ルートのある大規模NFをうまく実装することも相対的に容易いだろうし。しばらくはレベル上げかな

  9. かつてつまらないで切り捨てられたブルガリアにもついに…
    見た感じなかなか面白そうなNFになりそう

  10. 途中の独立保証の数で強化されるやつ、人的資源増えるの嬉しいな、それに消費財も減る
    理論上はどこまで強化できるんだろう、消費財0はもちろん大国並みの人的資源を手に入れられたりするのかな

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