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「Stellaris」開発日記#167――銀河コミュニティのQ&A

Stellaris 開発日記

「Stellaris」の開発日記#167が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は銀河コミュニティのQ&Aについて。Federations発売前の開発日記です。

前回:開発日記#166――連邦についてのQ&A


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開発日記

開発日記#167は、今回は銀河コミュニティのQ&Aについて。

  • 今回は銀河コミュニティについて寄せられた質問に回答していく。外交に関する質問は今回いくつか回答しているが、次のQ&Aに向けてこちらのスレッドで募集している。

以下のQ&Aは私が気になったものを抜粋してご紹介します。

銀河コミュニティの構成国

Q:半分以上の国家が出会っただけで銀河コミュニティができるの?

A:最初に銀河コミュニティを作ろうという連鎖イベントは、虐殺せずゲシュタルト意識でもない帝国が銀河の半分以上の帝国と接触し、3か国以上の虐殺しない帝国がコミュニティ形成に同意すると開始される。形成に失敗した場合、後でさらなる機会がある。

Q:銀河コミュニティができたときに加入するか選択できる?

A:できる(これは、初期の構成国ではないが銀河コミュニティの構成国と接触を持っている帝国についてもそうだ)。

Q:どうやって脱退するの?

A:帝国膨張度に応じた影響力を支払えばいつでも脱退できる。20年間は再加入できず、その間は外交的重要性(Diplomatic Weight)と銀河コミュニティの構成国からの評価が低下する。

Q:銀河コミュニティの構成国はそうではない帝国に対してマイナスの評価がある?

A:銀河コミュニティの構成国は互いに評価ボーナスが付き、銀河コミュニティ加入を拒否した帝国を見下す。

Q:宇宙航行をするようになった原始種族は銀河コミュニティでどういう扱いになるの?

A:彼らは外交的重要性をあまり持たない可能性が高いが、彼らが影響力を持っている場合は、誰でも決議を提案できるため、より大きな帝国にとって役に立つ。

Q:孤立主義の帝国は銀河コミュニティでどんな影響がある?

A:孤立主義者の外交スタンス(Diplomatic Stance)は外交的重要性に大きなペナルティがつく。「内なる成熟」がある場合は外交使節(Envoys)も通常帝国より2少なくなる。銀河コミュニティに参加する場合、構成国である利益こそあるが、発言権はほとんどない可能性が高い。

Q:銀河コミュニティを追放されることはある?

A:ない。耐え難い状態になることはあるが、帝国(特にプレイヤー帝国)が意思に反して追放されるのは避けたかった。

銀河コミュニティの構造

Q:銀河コミュニティは連邦と競合する?

A:現状ではしない。

Q:投票力の点で銀河コミュニティに使節を割り当てるのはどれくらい効果的?

A:外交的重要性を10%増加させる。

決議

Q:カテゴリーはいくつある?

A:商業と工業、政治と文化、環境と技術、防衛と戦争、銀河の優先課題の5つに分かれている。こうした主要カテゴリーはさらに14のサブカテゴリーに分かれる。すなわち銀河の商工業の発展、大いなる善と銀河の改革、環境保護と自由な知識、相互防衛と戦争法規、4つの制裁のサブカテゴリー、銀河の重点課題、非難だ。

Q:カテゴリーごとの選択肢の数は?

A:8つの主なサブカテゴリーにはそれぞれ5つの決議からなる連鎖が1つずつあり、非常に小さな影響から銀河を変えるまでにエスカレートする。制裁には各種別ごとに3つの段階があり、銀河の改革と銀河の重点課題には多くの決議案がある。非難は可決の内容によってさまざまだ。

Q:特定の志向や派閥に関する決議はある?

A:特定の志向(や国是)はさまざまな決議に誘引される。平等主義者は大いなる善の決議を推進するだろうが、独善的な奉仕機械も同様だろう(彼らはすべての有機生命体にとっての最善を求めている!)。

Q:特定の艦船種別や兵器を禁止できる?

A:戦争法規の決議で艦船種別を禁止するのを実験したが、そうではなく行動を禁止することにした。例えば決議「生命への畏敬」では惑星破砕砲の使用を違法化する(決議に反して使用すると帝国は10年間、銀河法違反の状態になる)。しかし使用することは完全に可能だ。

Q:決議は廃止できる?

A:できる。やり方は決議の可決と同じだ。ほとんどの決議は連鎖したものであるため、上から順に廃止する必要があることに注意してほしい。

Q:内戦や機械の反乱が起こったら、宇宙国連のように結果に影響を与える緊急投票ができる?

A:こうしたことに介入する決議ではないが、そうしたことは可能だ。しかし緊急措置として評議会構成国がキューの一番上に送る必要があり、そうでなければ戦争はおそらく投票にかけられる前に終わる。

Q:豊かな帝国から貧しい帝国への富の移転を強制する決議はある?

A:正確にはない。宇宙繁栄の義務(The Universal Prosperity Mandate)では全帝国の資源キャパシティを削減することで格差に対応しようとする。

Q:銀河コミュニティが強制的に戦争を終結させることはできる?

A:できないが、相互防衛カテゴリーの決議「敵の敵(The Enemy of My Enemy)」では、銀河コミュニティ構成国に攻勢戦争を仕掛けた帝国に対して開戦事由「反撃(Counterattack)」が得られる。

Q:決議案の作成はどうやってやるの?

A:各帝国は提案キューに一度に1つだけ決議案を入れられる。決議の提案にはさまざまな影響力コストがかかり、段階の上のものになるとコストは大幅に高くなる。キューに決議案があるとき、帝国は賛成・反対(あるいは棄権)を選ぶ。議会の開催準備が整うと、もっとも高い支持を得た決議が審議にかけられ、数年間かけて投票される(決議がキューにある間に賛成・反対した帝国は事前に投票できるが、120日ごとに一度だけ賛否を変更できる)。特定の決議は意味がないと利用できない。例えばプレスリンが来る前にプレスリンの災厄は宣言できないし、評議会が存在しないのに評議会の権限変更もできない。

Q:決議はどれくらいの頻度で行われるの?

A:決議案が議会にかけられると1800日間議論される。この期間の終わりに賛成票が反対票を超える場合(帝国は棄権することもある)、銀河法となる。この後、議会は720日間の休会に入る。議会の休会中に評議会構成国は緊急集会を招集し、決議案を早期に審議にかけることを強制できる(評議会構成国は10年に1度だけこのようにできる)。

Q:決議への投票によって国家間の評価に影響はある?

A:ある。賛成した帝国には評価ボーナスが、反対した帝国には評価ペナルティがつく。緊急措置で決議を審議にかけた場合、提案した帝国は感謝し、同様に決議案に拒否権を発動すると怒る。

Q:AIは決議にどのように投票するの?

A:志向、政府、技術のほか提案国に対する評価も考慮する。一般には、国是がもっとも影響し、これに志向、AIの性格が続く。平等主義のフレンドリーな国是(と独善的な奉仕機械)の帝国は大いなる善の決議に賛成する可能性が高く、奴隷制国家は反対する可能性が高い。決議案は提案前にどの帝国が賛成しそうかを確認できる。いくつかのケースではアセンションパークが表現していることもある。例えば銀河の守護者は危機に対してコミュニティを結束させようとする。

銀河法違反とその他の反社会的行動

Q:銀河法違反の帝国に課せる制裁はなにがあるの?

A:経済制裁では市場手数料を引き上げ、行政的制裁は管理許容量に影響し、研究上の制裁は研究速度に影響し、軍事的制裁は艦隊許容量に影響する。また、4つすべてでそれぞれ関連する分野から得る外交的重要性も低下する。銀河法違反状態では非難を受けやすくなり、懲戒宣告が可決されると屈辱を与える戦争目標が有効になる。

Q:銀河コミュニティに参加しないことで影響はある?

A:銀河市場は銀河コミュニティと結びついているため、参加できなくなる。

銀河評議会

Q:拒否権や緊急措置以外に特典はある?

A:評議会構成国は外交的重要性に20%のボーナスがある。

Q:評議会ができて構成国を上回る外交的重要性を持つ帝国が出たら、評議会の構成国はすぐに替わるの?

A:評議会の構成国は20年に1度選任され、選任の180日前に通知される。

Q:星間会議場を建設すると評議会構成国は増える?

A:増えない。評議会構成国は設立時には3か国で、決議によりこの数を増減できる(1か国にもできる)。

脅威・危機・中立機構・自国よりも大きな艦隊を持つもの

Q:覚醒帝国や天上戦争は銀河コミュニティに影響する?

A:銀河コミュニティは天上戦争に関する決議を行える。どちらか一方に味方するか、あるいは両者を非難するかもしれない。

Q:銀河コミュニティはゲーム終盤の危機に対して結束できると言っていたけど、グレイテンペストとか大ハーンみたいな他の危機は?

A:いずれかについて銀河の重点課題を宣言すると、銀河コミュニティは「危機対応モード」に入り、適切と思われる行動を取る(国境開放を含む)。危機が大変な脅威であることが示されていないと、直接脅威を受けない帝国はでっちあげだとして却下することがある。

Q:銀河コミュニティと中立機構はどういう関わりがあるの?

A:最低限、「自由な知識」カテゴリーの決議「先端異星研究」で芸術大学、キュレーターシンクタンク、トレーダー代理店が改善される。

Q:没落帝国・覚醒帝国は銀河コミュニティに加入する?

A:通常はしない。大ハーンも同様だが、ディアドコイは加入するかもしれない。

その他

Q:銀河市場のホスト国の選定は投票するの?

A:貿易価値が最大の国家が自動的に市場の主導国になるわけではなく、より適切な場所を選定するように調整を行っている。市場の主導国が銀河コミュニティを脱退すると、市場の主導国選定が再び行われる。

Q:帝国が外交的重要性を増やす方法にはどういうのがあるの?

A:受容主義は外交の影響力コスト減少ではなく外交的重要性にボーナスがつくようになった。非機械帝国には外交的重要性や使節を増やす国是があり、使節は銀河コミュニティに送って外交的重要性を増すことができる。外交スタンスも大きな影響がある。また、首都に建設できる新しい建造物があり、さらに使節を得ることができる。ほとんどすべての決議は外交的重要性の計算に影響し、例えば産業開発の決議が可決されると経済から得られる外交的重要性が増す。

銀河コミュニティについての開発日記はこちら。


次回:開発日記#168――外交のQ&A

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コメント

  1. コミュニティを抜けても大した抵抗策が無いならコミュニティの上位国のワンサイドゲームにしかなり得なさそうだなぁ、なんかコレジャナイ感がある

    • 現実でも国際連合/国際連盟なんてそんな物やろ

      • ↑の追記
        一応排他とか軍国とかの(恐らくコミュニティー弱者)国同士で同盟組んでコミュニティー参加国を一つずつ切り取っていく(もし反撃の開戦事由を使われても大体の銀河だと広大じゃなければ2~3軍国/排他帝国あれば銀河の半分を敵に回しても勝てるし)っていう方法もあるし

  2. 管理人さん、更新お疲れ様でした。

    銀河コミュニティへの加入・脱退がどれだけメリット・デメリットをもたらすのかはまだ未知数ですので……。
    個人的には離脱することのデメリットよりも加入することのメリットに重きを置いてほしいです。
    私達の世界以上に国家単独で存続できるのですから、離脱によるペナルティはあまり意味が無いのではないかと思います(再加入へのハードルが高くなってもいいと思いますが)。
    逆に加入することへのメリットを強調する方へ舵を切った方が健全ではないでしょうか。

  3. 大国がわざと違反して小国から制裁でされたことを戦争事由にして攻める方法が取れそうだ。

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