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「Crusader Kings III」開発日記#8――宮廷・客人・放浪者

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#8が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は宮廷・客人・放浪者について。

前回:開発日記#7――キャラクターとポートレート


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開発日記

開発日記#8は、宮廷・客人・放浪者について。コンテンツデザイナーのVirvatuli氏によるものです。

宮廷

  • CK3の宮廷はCK2のものとかなり近い。宮廷はプレイヤーの領地を持たない従属者、例えば家族、騎士、評議員からなる。しかし、一般的にCK2よりも廷臣は少ない。滞在する義務やその他の理由がない廷臣は最終的に他の機会を求めて去っていくが、恐れることはない。去っていく前に、彼らは知らせてくる。
  • 廷臣が去っていくのは悪いことのように感じるだろうが、それは素晴らしい機能の一部だ(詳細は以下)。加えて、これは残った廷臣が以前よりもプレイヤーとより関わるようになるということでもある。ディナーの席にこれ以上見知らぬランダムなキャラクターはいなくなる。

客人(Guests)

  • 宮廷の中核メンバーである廷臣に加えて、資金を出して客人(Guests)を招くこともできる。こうしたキャラクターは廷臣と交流し、イベントで出現する。客人は数年間滞在して去っていく。
  • 客人を定着させたいなら雇用することもできる。彼らに定着する理由を与えることを忘れてはならない。評議会に席を与えたり、名誉ある称号を与えれば失敗はしないが、誘惑することでも上手くいくだろう。

  • 客人はチャンスを求めており、プレイヤーが雇ってくれるかもしれないと思ったら訪れる可能性が高くなる。例えば(注:称号の)請求者は、プレイヤーが彼らの請求権を主張できるほど充分強力ならプレイヤーを探し出すだろうし、プレイヤーやプレイヤーの成人した子供が未婚であるなら求婚者が現れるはずだ。
  • インターフェースでは特別なスキル、特性、請求権を持つ客人を簡単に識別できる。また、プレイヤーは惹きつける客人の種類についていくらか影響を与える。優れた騎士や請求者が訪問する確率を高める招聘ディシジョンがあり、また有用な客人である確率を高める家系の特典(Dynasty Perk)もある。

放浪者(Wanderers)

  • こうした客人が宮廷に現れるまでどこにいるか。恒久的な家を持たないキャラクターはマップ上をさまよい、その途中で宮廷を訪れる。宮廷を離れるキャラクターも同様だ。彼らは放浪者(Wanderers)となる。例えば相続する系統からあまりにも遠く離れた息子や娘は、請求権を主張するために新たな主君を求めて放浪者になるかもしれない。
  • こうしたことはつまり、客人に興味深い生い立ちがあることが多いということだ。彼らの多くは家族や人間関係があり、旅の間も成長していく。放浪している親族を確認すると、彼らが結婚したり、新たなスキル(あるいはうまみのある秘密)を獲得していることに気づくはずだ。あるいは傭兵隊長(Mercenary Captain)や宗教騎士団(Holy Order)の長になっているかもしれない。
  • CK3ではプレイヤー領主がメインキャラクターだが、廷臣、客人、放浪者が素晴らしい脇役になることを願っている。プレイヤーが気づくであろうあらゆる細かなサブプロットについて感想を聞けるのを楽しみにしている。

質疑応答

Q1:ゲーム全体で過剰な廷臣を殺したり生成を遅らせたりするの?

A1:放浪者の目標のひとつはそうした過剰な廷臣を利用することだ。彼らは宮廷を去り、より必要とされる場所に向かう。新たなキャラクターは利用可能な放浪者がいない場合のみ生成される。放浪者は行く場所が見つからない場合には殺害される。

Q2:結婚したキャラクターや子供と一緒にいるキャラクターはひとりで旅するの? 家族で?

A2:不幸な事件で引き裂かれない限り、配偶者や未成年の子供一緒に旅する傾向にある。

Q3:もう廷臣の結婚のマイクロマネジメントをやらずに済むことを願う。

A3:廷臣は許可なく結婚しないが、放浪者はする。一部の客人は配偶者とともに訪れ、ひとり雇うと両方を得られる。

Q4:才能のある人を検索して一本釣りできる?

A4:特定の人を宮廷に招くことはできるが、彼らはCK2よりも承諾を躊躇する。Hooksを使ってキャラクターを「説得」することができる。

Q5:放浪者としてプレイできる?

A5:できない。


今回で年内の開発日記は最後で、次回は2020年1月14日とのこと。

次回:開発日記#9――ライフスタイル

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コメント

  1. CK3,ここまでの記事を見る限りよりキャラクターにフォーカスした濃密なゲームになりそうで楽しみです。
    早く出ないかな。

  2. 太閤立志伝の浪人プレイみたいなことはできないのね

  3. 2の共和国要素を改めて一般の宮廷に適用した感じに見える

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