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HoI4の海軍の編制と運用(1.7.1向け)――機雷敷設・掃海・上陸支援

HoI4バージョン1.7.1の海軍についてご紹介する本シリーズ最終回は、機雷敷設・掃海・上陸支援を行う艦隊の編制と運用を考えます。

打撃部隊についてはこちら。

通商破壊・船団護衛についてはこちら。

記事執筆時点の最新バージョン:1.7.1


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本記事の狙いと概要

今回は残りの機雷敷設・掃海・上陸支援を行う艦隊の編制と運用を考えます。この3つはシステム的には単純なので、そう難しいことはありません。

なお、機雷と掃海については過去の開発日記でなぜこのようなシステムなのかも述べられていますので、こちらも合わせてご覧ください。

機雷敷設

機雷敷設任務はまず前提として戦時でなければ任務を命令することはできません。また、機雷敷設する能力のある艦船が任務部隊にいる必要があります。

私が調べた限りでは、1海域のみを割り当てた場合、艦船性能の「機雷敷設」1.00あたり96時間(4日)に1個の機雷を敷設する能力があり(複数海域指定するとその数だけ敷設時間は長くなります)、また提督の編成スキルによってボーナスもつくようです。確認していませんが、航空機性能の「機雷敷設」もおそらく同様と思われます。ただし、どんなに早くても3時間に1個が1海域での最大敷設速度のようなので、1任務部隊で艦船性能の「機雷敷設」合計が32を超える場合は2海域以上指定してやらないと無駄が出ます。また、1海域に敷設できる上限は1000個です。

以上を考えると、機雷敷設を行う艦船は機雷敷設軌条を搭載した駆逐艦か、機雷敷設管を搭載した潜水艦が選択肢となるでしょう。部隊の編制は機雷敷設任務をなんのために、どこに行うのかによって変わるでしょうが、敵の上陸を防ぐために自国沿岸部に集中して機雷敷設を行うのが一番わかりやすい使いどころかと思います。この場合、私は独立した艦隊に機雷敷設艦をまとめて自国沿岸部を担当海域に指定して使っています。

正直なところ、機雷敷設任務は時間がかかるために、個人的には自国沿岸部の防備以外としてはあまり使いやすくなく、機雷敷設艦を揃えるコストで戦闘艦を揃えて敵艦隊を撃破するほうがいいように感じています。機雷敷設で得られる固定的な制海権ボーナスは確かにありがたいですが、戦場が広かったり次々に変化していくと効果がほぼありません。

機雷の効果

海域に機雷を敷設すると、1個につき海上優勢(制海権)が+0.1%されます。また敵に対して強襲上陸ペナルティ(上陸軍の戦闘ペナルティか?)、艦船の速度低下が付与され、触雷によるダメージや艦船の沈没も発生します。ツールチップによる情報では強襲上陸ペナルティが最大+50%、速度が最大-80%、事故確率(触雷も事故扱いなので事実上触雷によってダメージを受ける確率)が最大+15%となっています。

掃海

機雷敷設任務と同じく、掃海任務も戦時でなければ命令することはできません。また、掃海する能力のある艦船が任務部隊にいる必要があります。

調べた限りでは機雷1個あたりの処理時間は機雷敷設よりも長め。common\defines\00_defines.luaを見ても速度係数は機雷敷設より掃海のほうが小さく設定されています(機雷敷設は0.01のところ掃海は0.009)1海域のみを割り当てた場合、計算上は艦船性能の「機雷除去」1.00あたりおよそ107時間(4.44日)に1個の機雷を除去する能力があることになります。

このほか、提督の編成スキルによって除去速度にボーナスがつく点、また未確認ですが航空機性能の「機雷除去」もおそらく上記の艦船性能の「機雷除去」と同様と思われる点、どんなに早くても3時間に1個が1海域での最大除去速度のようなので、1任務部隊で艦船性能の「機雷除去」合計が32を超える場合は2海域以上指定してやらないと無駄が出る点は機雷敷設と同様です。

掃海が必要な場面に遭遇することはあまりありませんが、専門部隊が必要な場合は掃海具を搭載した駆逐艦を集めて必要な海域で掃海させることになるでしょう。

上陸支援

上陸支援任務は担当海域沿岸部に上陸作戦を行う師団に随伴し、上陸地点までの護衛と上陸戦闘時の沿岸砲撃を行うものです。

上陸時の陸戦において敵につく「沿岸砲撃」というペナルティは、英語版Wikiによれば大型砲攻撃力1あたり0.1%、小型砲攻撃力1あたり0.05%が付与され、最大で25%まで。つまり大型砲攻撃力だけなら250、小型砲攻撃力だけなら500あれば最大値に到達します。このペナルティは敵師団の対人・対戦車攻撃力、防御値すべてに適用されます。

上陸支援には海戦をやらせるには力不足となった旧型の戦艦が最適ですが、上陸地点までの護衛も行うと考えると、駆逐艦などの直衛艦も入れてきちんと海戦もできる裁をつけておくほうが安心でしょう。また、実際に上陸作戦を行うときには、随伴させないにしても敵主力と戦える打撃部隊がその海域にすぐに救援に来れるようにしておきたいところです。

まとめ

  • 機雷敷設は機雷敷設できる駆逐艦か潜水艦をまとめて艦隊を分けて行うのがよさそう。
  • 掃海は専門部隊が必要なら掃海できる駆逐艦をまとめて艦隊を分けて掃海が必要な海域に行うのがよさそう。
  • 上陸支援は海戦をやらせるには力不足となった旧型の戦艦が最適だが、駆逐艦などの直衛艦も入れてきちんと海戦もできる体裁をつけておくほうが安心。

本シリーズ記事は今回で終わりです。今回で海軍の編制と運用についておおよそ全体をカバーできたはずです。このシリーズ記事を書くために調べるまで海軍をかなりいい加減に扱っていたので、私自身もかなり気づくことが多い内容でした。ご覧になった方の参考にもなれば幸いです。

1.6以降のHoI4の海軍はシステムが複雑なのにチュートリアルや解説記事が英語版Wikiにすらほとんどないので、個人的にはパラド社にそのあたりをもうちょっと充実させてもらいたいなあと感じています。Man the Gunsの海軍システムは理解できればかなりそれっぽくて面白いと思うのですが、いらない子扱いされていることが多いのはシステムの案内が不親切であることも大きい気がします。

本シリーズ記事は[初心者向け]という文言をタイトルに入れていないように、ある程度ゲームに慣れてきた方を対象に、海軍のシステムについて細かくご紹介することを狙いとしています。初心者向けの海軍記事については改めて今後整備していきたいと考えています。

コメント

  1. お疲れ様です、全三回の記事、とても参考になりました。
    MtG無しでも1.6以降、海軍周りは大幅に変わってしまいましたし、ましてMtG有りなら訳が分からなくなることも多々ありますよね…
    あとシステムは理解できていても、実際にやってみると面倒くささが先行しちゃったりとか…自分はこのタイプです。MtG有りだと、もう海軍関係だけで研究する項目が多すぎて、海軍経験値はいくらあっても足りないのに、経験値を稼ぐためには大量の燃料が必要という…MtG無しだと、研究と艦船カスタムは楽だから、DLしているにもかかわらず未だにMtG無しでやることも多々あります。旗艦システムとか、古い艦船の改修(新造した方が良いとか言わない)とか、MtGの面白い所は結構有るんですけどね…

    • お読みいただきありがとうございます。
      システムが面倒くさいというのは確かにありますね。研究もそうですが、操作についてもふつうは海軍だけじゃなく三軍すべてを見なければならないので、意識する部分が多くて相当ゆっくり進めないとしんどく感じることも……。
      一方で、もちろんプレイ方針にもよりますが、海軍に集中できる状態(日本の対連合国戦など)であればMtGはよくできたシステムだなと個人的には思います。もっと自動化できて手間がかからないようにもできるようになればいいんですけどね。

  2. お疲れ様です!参考になりました!

  3. Mtg入れると船の設計が面倒なだけなのが悲しい
    ステラリスの艦船運用を真似て欲しい

  4. この記事のおかげで船団護衛についてかなり勉強になった。
    しかし海軍の作り込みの甘さは気になってたとはいえ、
    1.6以降の仕組みはかなり煩雑だなあ。
    太平洋戦争と欧州大戦を同じ箱で再現しようとする試みは本当に凄い事だと思うけども、
    hoiシリーズの海軍はどうしてもあまり面白くならない気がする。
    でも、研究ツリーの複雑化で相対的に日本海軍を強くしやすくなったのは良調整か。

  5. 自分はむしろ敵国の沿岸に敷設するものだと思ってたけどね
    ポイントは入港権だろう

    史実日本ルートだけど開戦の前後にペルーの入港権が取れるので
    パナマを機雷で閉鎖するのが定番だな

    初期型の潜水艦全部を全部機雷敷設に改装してやらせるって訳
    通商破壊は新型の潜水艦じゃないとやられるからな

    ちなみにこの状態でアメリカに切り替えてロードしたらパナマの太平洋側は通行回避になって掃海をやっていた
    機雷の影響かどうかは分からんが太平洋に米艦隊はほぼおらず大西洋に集中している状況
    1000個敷設すると割とボコスカ沈むけどこれは貿易船かな

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