2018/10/02:パラドゲーの過去バージョンの利用方法についてはこちらの記事をご覧ください。

パラド社が2018年第3四半期リポートを発表

11月13日、パラド社が2018年第3四半期の事業報告を公表しました。第3四半期は前年同期比で売上+25%、営業利益は+29%。業績は完全復活という印象です。

前四半期:2018年第2四半期


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概要

11月13日、パラド社はウェブサイトで2018年第3四半期の事業報告を公表しました。

業績

以下では1クローナ=12.53円で換算し、千の位を四捨五入しています。MSEKは百万スウェーデンクローナ。

スウェーデンクローナ日本円前年同期比(SEK)(参考)前年同期
売上高225.0MSEK28億1925万円+25%180.7MSEK
営業利益68.3MSEK8億5580万円+29%52.9MSEK
税引前利益68.3MSEK8億5580万円-30%52.6MSEK

Cties: Skylines、EU4、HoI4、CK2が売上を牽引したようです。特にCties: Skylinesはニンテンドースイッチ版が、またコンソール向けにDLCもリリースされていました。EU4ではDharmaが第3四半期に中にリリースされています。8月にCEOが交代しましたが、新CEOのコメントでもCitiesやStellarisのコンソール向けの展開について大きく触れており、今のところコンソール向けの展開はうまくいっているようです。

CEOコメントでは開発中のタイトルとしてAge of Wonders: Planetfall、Imperator: Romeの2作に触れていますが、「私たちは今後数ヶ月におけるさらなるタイトル――公表済みのものも未公表のものも――の結果を見るのが楽しみだ」と書いており、暗に上記の2作以外にも開発中のタイトルがあり、数ヶ月以内になにか動きがある可能性を示唆しているようにも読めます。

また、CEOは交代しましたが、新CEOも基本的にはこれまでの経営方針を引き継ぐ意向のようです。

株価と時価総額

パラド社の株価は、第2四半期決算が公表されて25%以上の急落を見せた8月14日以降も戻り上げられず、むしろさらに下落を続けました。第3四半期決算公表で少し戻りましたが、11月17日時点では127.60クローナと、今年の最高値228.50クローナからは44%も下げた状態となっています。第1四半期決算公表後一気に急騰した分がまるごと消えたという感じです。

11月17日時点での時価総額(Market Cap)はYahoo! Financeによれば134.7億クローナ(1688億円)。日本の上場企業で近いところでは、「餃子の王将」の王将フードサービス(1688億円)、大手乳業メーカーの森永乳業(1649億円)、「アロンアルファ」の東亞合成(1622億円)など。一時は背中が見えたコーエーテクモホールディングス(2253億円)とはまた大きく差が開きました(為替レートも変わっているので、単純に会社に対する評価だけで変動しているわけではありません)。


会社として大きな動きはCEO交代というくらいで、特に大きな動きはないように見えます。しかし、株式市場は先行き悲観なのかそれとも過剰な期待が落ち着きを見せたのかわかりませんが、以前ほどパラド社の今後に期待していないようです。パラド社がこれをいい意味で裏切ってくれるといいのですが……。

なお、当サイトはあくまでゲーム情報サイトですから、本記事はパラド社その他への投資の勧誘などを目的とするものではありませんし、情報に関して正確性に気をつけてはいますが、投資に際してはご自身で改めて正確な情報をご確認ください(という投資関係の決まり文句的なやつを念のため)。

次四半期:2018年第4四半期

コメント

  1. 日本もそうだけど、ゲーム関連企業の株価ってゲーマーの視点とは全然関係ないところで動くしなぁ…
    本気で投資するわけでもなければ、注目する価値はほとんどないとは思う。
    アクティブプレイヤー数とか、ダウンロード数とかならまだしもね。

    • 株価や時価総額を取り上げているのは、個人的に気になるというのが一番大きな理由ではあります(株を持っているわけではありません)が、
      株価や時価総額は経営に間違いなく影響しますし、ゲーム会社の経営はゲーム開発に直接影響します。
      そう考えると、もちろん興味のありなしはあるでしょうが、私としては株価についても見ておく意味はあると考えています。