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「Stellaris」開発日記#129――伝統のアップデート

Stellaris 開発日記

「Stellaris」の開発日記#129が更新されましたので、その内容をご紹介。今回はル=グィンアップデートにおける伝統の見直しについて。

前回:開発日記#128――ディシジョンと軌道爆撃


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概要

開発日記#129は、今回はル=グィンアップデートにおける伝統の見直しについて。

  • 伝統のアップデートは経済の見直しによって必要になったものだが、副次的目標として、それぞれの伝統のテーマをよりはっきりさせることにした。伝統ツリーはテーマやプレイスタイルに沿うものであるべきだが、一方でそのボーナスはできる限りユニークで面白いものでもあるべきだ。

見た限りでは、伝統ツリーのカテゴリーや形に変更はなく、それぞれの伝統の効果のみが変更されているようです。以下では変更点のみご紹介します。

拡張

  • 拡張の伝統は素早い植民、人口増をテーマとしており、一般に大きな帝国を指向する。
    • 完了効果:コロニーシェルターをアップグレードするのに必要なPopが5減少
    • 定期便ネットワーク:行政上限(Administrative Cap、後述)が20増加
    • 植民への情熱:新たな植民地への入植時にPop+1
    • 新しい人生:Pop成長速度+10%

支配

  • 支配の伝統は属国に注目したものではなく、犯罪の減少、労働者や奴隷の改善、統治者や行政官の改善に注力する。
    • 採用効果:ブロッカー(注:現行のタイルブロッカーのようなものと考えられる)除去コスト-33%
    • 完了効果:影響力+1/月
    • 植民地総督:行政官のレベルキャップ+2
    • 壮麗な建築(Imperious Architecture):建造物「議事堂(Capitol Buildings)」「高級住宅(Luxury Residences)」はそれぞれ住居を+1する
    • 大評議会(Grand Council):統治者のレベルキャップ+2
    • 法務官部隊(Judgment Corps):法執行官の犯罪低減+20%
    • 職場での動機づけ要因(Workplace Motivators):労働者と奴隷の資源産出+5%

繁栄

  • 繁栄の伝統は惑星の改善や専門家の改善をテーマとする。
    • 採用効果:採掘ステーションの産出+10%
    • 完了効果:50のPopにつき商人職(Merchant Job)1を自国惑星に得る
    • 管理業務:建造物維持費と区域維持費-10%
    • 利益の追求:専門家の産出+5%
    • 星間フランチャイズ(Interstellar Franchising):都市区域が事務職1を追加でもたらす
    • 標準化建設テンプレート:建造物と区域の建設コスト-10%、建設速度+25%
    • 公共事業局(Public Works Divisions):都市区域が住居1を追加でもたらす

調和

  • 調和の伝統は持続可能性、快適度、安定度をテーマとする。
    • 採用効果:Popの食糧消費-10%
    • 完了効果:惑星の安定度+5%
    • 親族の絆:失業したPopが下の階級に移るまでの期間-50%
    • より大きな善:政府志向の魅力+25%
    • ユートピアの夢:Popの快適度消費-10%

覇道

  • 覇道の伝統は宇宙の支配をテーマとする。プレイヤーはより大きな艦隊を配備し、より多くの星系基地をアップグレードし、その双方をさらに強化できる。
    • 採用効果:星系基地許容量+2、地上軍ダメージ+20%
    • 熟練造船工:艦船建造コスト-10%、艦船建造速度+25%
    • 艦隊補給部隊(Fleet Logistics Corps):艦船維持費-10%、宇宙軍許容量+20%
    • ウォーゲーム:艦隊指揮上限+20、提督のレベル上限+2
    • 圧倒的戦力(Overwhelming Force):艦船射撃レート+10%、軌道爆撃ダメージ+20%
    • グレートゲーム:星系基地ダメージ+20%、星系基地アップグレードコスト-33%

外交

  • 外交の伝統は連邦、銀河市場、貿易をテーマとする。
    • 採用効果:外交の影響力コスト-50%、移民によるPop成長率+10%
    • 完了効果:最大信用値+50、信用増加率+33%
    • 自由市場(Open Markets):帝国の貿易価値+10%
    • インサイダー取引(Insider Trading):市場手数料-10%
    • 安全な輸送(Secure Shipping):海賊活動減少

発見

  • 発見の伝統は研究と宇宙探検をテーマとする。
    • 採用効果:アノマリー研究速度+20%
    • 総合技術教育:リーダーの経験値獲得量+25%、リーダーのレベル上限+1
    • 科学への信仰:研究に従事するPopの維持費-20%

質疑応答

Q1:行政上限(Administrative Cap)ってなに?

A1

自国の区域、星系数の倍、植民地の倍(注:コメントにてご指摘いただき修正しました)という3つの合計である帝国規模(Empire Size)という数値が設けられ、この帝国規模の上限となるのが行政上限ということのようです。これを超過すると技術コストやリーダー維持費などにペナルティがつくみたいですね。


来週は新たな技術について。

次回:開発日記#130――ル=グィンでの新たな、あるいは変更された技術

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コメント

  1. >自国の区域、星系数の半数、植民地の半数
    画像見る限り半数ではなく2倍ではないでしょうか?

    外交の採用効果の影響力コスト半減って、
    実質同盟枠倍化で強すぎな気がする……

    • ありがとうございます。逆に見てますね……。修正しました。

  2. 最高難度でも入植スパムで圧勝だったけどもう使えないのね

  3. 星系数やらに依存するこれまでのペナルティとの関係が気になる

  4. 探検好きだからアノマリー発見率は変わらんでほしいなー

  5. 正直こういうのより戦争を直してほしい。
    ユニットの種類も少ないしこれだけしか種類がないのにまともに差別化できていない

    • 性能自体は資源の設定が出来るようになるから
      消費資源の差別化で○○オンリー構成は消せると思う
      問題は殆どの状況で全艦固めて動かすのが最適解っていう運用面のクソさよね・・・
      EUシリーズがそうだけど消耗が無い分更に酷くなってる

      • 逃げ回るAIを追いかけるのも面倒だし海賊が沸いたら途方も無い時間をかけて移動しなきゃいけないし。
        もっと大規模な艦隊を作れるようにしてHoI4みたいに戦場に入れる数制限したらいいのに

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